世界一周ファーストクラスの旅30日目 モルデイブ5日目リゾートでの交流
旅は固定概念を外してくれる
今朝もヨガクラスに参加しました。
いつも私が1番乗りなのですが今日は私より早く来ている人がいました。
インド系の３０代半ばくらいでしょうか。
外国人の年齢はわからないので、当たってないかも知れませんが。。
「Good morning 」
と挨拶を交わすと、その女性がオレンジ色の小さな花を二つくれました。
「Thank you」
と言いながらも、驚いて「Where did you get these？」
と聞くと「その辺に落ちてたわよ」
と言うではないですか。
落ちてたから拾ってみんなにあげようと思ったらしいです。
この発想、頭をガツーンと殴られた感じでした。
私も毎日同じ道を歩いてここまで来たはずなのに、花が落ちてることにも気づかず、もし気づいたとしても、
それをこれから会うヨガクラスの人にあげよう、と言う発想はない。
頭が凝り固まると、こう言う発想にやられます。
もちろんヨガの先生にもあげていました。
そこから話が弾みます。
その方は笑顔が素敵なお友達になりたいなーと思わせてくれる人です。
そんな人はこんなコミュニケーションの取り方ができるんだな、と心から感心しました。
その後いつもの朝食会場へ。
昨日くらいから、中国人の団体かな、と思うくらいたくさんの中国人観光客がいて、みんな知り合いのようで、
こうして中国の人は同郷ということで、どんどん輪を広げていくんだなと
感じます。
私はまだこのリゾートで日本人に会っていませんが、もし会ったとしても日本人はここまでぐっと距離を縮めませんよね。
お水を持ってきてくれました 優しい。。。
良くも悪くも、日本人の特徴がよくわかります。
日本人は、シャイで遠慮や気遣いが多すぎるのかもしれませんね。
その後は今日もシュノーケリングを楽しみました。
シュノーケルしなくても、目の前にお魚さんが泳いでいるのが見えるくらい、透明な海です。
ビーチサイドでデッキチェアに横になってると気持ちよくてうとうと。
南の島って、本当に流れる時間がゆったりで、こんなにゆったりとした時間を過ごしたのはいつぶりだろうと
考えたら、コロナ禍の時に久米島で四日間、バルコニーから海を眺めて過ごしたのを思い出しました。
みんな平等に与えられている24時間を、どう過ごすか、どう使うかによって、時間の流れ方が変わります。
絶対にこれからは、仕事を詰め込んだり、焦るようなスケジュールは
組みません。
そして一年に一回はモルディブに来たいな、と思ってる自分がいます。
カクテルアワーで、あの国の方と交流
そして今日は、ホテルのご招待で、カクテルアワーに参加するので、
早めに準備してでかけようとしたら、またスコール。
仕方なく傘(ホテルの傘が玄関にちゃんと置いてあります)を
持って出かけました。
受付で好きな飲み物をもらって、あとはカナッペを食べながら雨なのでサンセットは見れませんでしたが、海をみながら。。と言う、シャレたご招待です。
私が三人がけのテーブルに1人で座っていると、
「ご一緒していいですか」
と、親子連れの方が来られました。
「もちろんです」
と言い、お母さんと中学生くらいの男の子が同じテーブルに座りました。
お母さんの方が自己紹介をされ、ジョージアからきた、と言いました。
実は、元々はロシアの人だそうですが、詳しくは言わないので私も聞きませんでしたが、多分ウクライナとの戦争で、ジョージアに移住したのだと思います。
以前に、ロシアの人たちは戦争が始まってジョージアに移住してると聞いたことがあったからです。
さらにジョージアといえば、
ノマドビザ(旅しながらパソコンひとつで仕事をする人たち)
で有名で、話には聞いたことがある国です。
なかなか聞けない話が聞けそうだと思いました。
私も自己紹介をすると、「日本に行ったことがある」と、話が弾みます。
男の子はまだ日本に行ったことがないのだそうですが、アニメが大好きで、日本語もいくつか知ってるし、
渋谷のハロウインについても知ってるし、驚きました。
日本に行ったら、秋葉原にもいくといいよ、と教えておきました。
餅、を知っててびっくりしたけど、
「餅はどうやって食べるのが好き？」
と聞くと、2人ともキョトン、としています。
「そのまま食べてる」
「えー固いでしょう？
「でもそんなものだと思ってた」
と、本当にびっくり！
そこで、焼き餅と茹でて柔らかくして食べる食べ方を教えておきました。
これも、文化交流です笑
そこから先は旅の話。
旅が好きだからここモルディブに来てるので、共通の趣味があれば初対面でも話は弾みます。
私が世界一周をしてると言うと、すごく興味を持ってくれたので、航空券のことなどをお教えしました。
今まで各地でお話しした人たちは、皆さん旅の話で盛り上がりました。
旅に国境はないんだなとつくづく思います。
彼らは明日帰国するらしく、まさに一期一会でした。
ああ、英語が話せてよかった。
初対面の人と楽しくお話しができるコツみたいなものがわかっててよかった、と思いました。
もちろん英語が話せなくても、上手にコミュニケーションをとる人もいると思いますが、話せた方が楽しさは増と
思います。
もちろん相手の方が素敵な人だったと言うのが、とても大きいのですけどね。。
いろんな国の人と話すことで、一次情報が得られる
そして何より、「一次情報の大切さ」を痛感しました。
日本にいたら、ロシアの人たちは戦争をしているから、きっと毎日怯えて暮らしている、と思ってしまいます。
しかし、彼らのように既に近隣の国に移住して、普通に生活してる人たちもたくさんいるんですよね。
戦争ってなんなんだ、ってすごく思います。
そして、直接話を聞くことの大切さを実感します
いろんな人がいても、話をしてみれば、人間は国境をこえられるって思います。
共通の関心事があり、お互いのことを認め合う気持ちがあれば、楽しい時間を過ごせる。
やっぱり旅は楽しいです！
モルディブ滞在もあと2日だと思うと、本当に寂しいです。
明日は、朝から参加したいアクティビティがたくさんあるので、忙しいですが、雨が降らないよう祈ります。
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