見出し画像

特性もグラデーション

凸凹ちゃんには、特性に個人差があり、グラデーションのように幅広い特徴があります。
本人の成長や環境の変化によって
特性が強くなったり
ちがう特性が新たに出たり
逆に軽減されたりします。

同じように困り感を抱えている人でも、
環境によって、うまく適応できることもあります。


特性にはグラデーションがあり、一人一人の困り感や成長の速度は違います。

自分とちがう人は、おなじことを同じ環境でしても楽しめることもある
おなじ人でも 環境に慣れてきたり 本人が成長してくると 困ることがかわったり 慣れることもある

例えば、わたしも得意なこともあれば、苦手なこともたくさんあります。

特に人前で話すことが苦手でした。
何度も練習したり、
ツールを使ったりすることで、少しずつできるようになってきました。

今でも時には誰かに手伝ってもらうことがありますが、それも自分の特性に対して柔軟に対応している一例です。

困り感とは…

リカバリーできない生きにくさまで発展するのか?
程度の問題と思っています。
放っておいたら、固まって動けないこともある…わが子たち

「こういう場面でこういう言い方があるんだ」
「他の人はこのような対応をするんだ」
「ことばの選択で印象って変わるんだな」
を実際に子どもたちから学んだからこそわかることが多かった。

子どもたちに対して

「助けてもらうことは、当たり前ではないよ」

ということをよく話します。
助けてもらうことは
助けるという〝行為〟をしてもらったのです。
何回も助けてもらうと
助けてもらっても…普通との認識になりがち。
ましてや
自分の気持ちや困っていることを口にしなければ、
相手には伝わらない。
感謝の想いは、言葉にしないと伝わらない。
のだと口を酸っぱくして話します。

家事だってしてもらえて当たり前ではない。
家事も同じで、家庭のことはみんなで協力してやるものだと伝えています。
「してもらえて当たり前」という意識ではなく、家族みんなで分担することが大切だと考えています。

わたしには3人の子どもがいますが、彼らもそれぞれに違った特性を持っています。

例えば、次男はマイワールドを持っています。

彼が3歳の時、姉や兄と一緒に家庭学習をはじめた時も、
独自のペースで取り組んでいました。
学習を理解できないときにいは自分で頭をたたいたり、
姉や兄をかんだりするので大変でした。
「暴力は、ダメ」だけだと伝わらないので声かけをかえていきました。

「頭ぶつけると痛いよね?お兄ちゃんも頭たたかれると痛いんだよ。」
「頭をたたかれるお兄ちゃんを見ると母は、つらいんだ。」(母の気持ちを伝えるだけ)

長男は、現在進行形で数々のエピソードを残しています(笑)

彼が1歳の頃、玄関の階段からジャンプして飛び降りたことがあり、
目の前で車にひかれそうになったことも。
自ら迷子になったこともあります。

次男のお昼寝をしていてる時に
帰ってきた長男
次男が寝てから長男を探すと玄関の上で寝ていることもありました。

学校に行こうと玄関まで出る時に、
ランドセルをまたいでそのまま外に出ようとしたので
「ランドセルは?」と尋ねると
「あっ!」と気づいて戻ってきました。
(どこへ行くつもりだったんだい?とココロの中で突っ込みましたよ)

「宿題をやらなきゃ!」と言いながら
机に座るものの
机の上になんにもない
音読するのに教科書もってない
算数プリントをもってない
(…そもそも宿題入れてある連絡袋を持ってこず、手ぶらなのが…当たり前)
もう一度、今度はランドセルが投げ出されている場所へ行く。
宿題の途中で本棚を見てしまい
読書をはじめると
「宿題をやる」こと自体を忘れてしまう。

そんな彼の姿を見ていると、時には笑ってしまうことも。
そんな小学生時代でした。
ブログのネタになるし
コントみたいな日常を毎日過ごしています。

3人の子どもたちが同時に話し始めることもよくあります。

まるで脳トレをしているかのように感じる瞬間。
誰が何を言っているのか分からなくなることもありますが、
これもまたわが家の特徴。

「今日は誰と遊んだの?」と聞いても、
3人ともなぜか見事にしゃべらない
それぞれが自分の世界を持っていて、他の人にそれを共有するタイミングがちがうだけかもしれませんが。

子どもたちの特性に合わせてながら、生活をすることは簡単では、ない。

それぞれが持つ個性を尊重しつつ、
時にはサポートし、
時には(口を出さず!)見守りながら育てています。
できることと
できないことは、前もって「なぜか」も説明しています。

彼らなりのペースやリズムがあり、
それを見守ることも大切にしていきたいと考えています。

この記事が参加している募集

よろしければサポートお願いします! いただいたサポートは活動費や学びの場で使わせていただきます!