ゴールデンカムイ展ファイナルに寄せて 新潟・佐渡の旅
2024年7月7日、2年に亘り全国を巡回してきたゴールデンカムイ展が、ついに閉幕した。全7会場のうち、東京、京都、札幌、函館、新潟の5会場、数えてみると計10回も訪れていたみたいだ。原作が終わっても元の自分に戻れない奴は 心がずっと沼の中にいる。
そんなわけで本日はゴールデンカムイ展ファイナルの会場となった、新潟と佐渡の旅の様子をお届けします♪
-6月15日 (土)
伊丹空港でEXPO2025公式キャラクターの可愛いキーホルダーを見つけたので、思わず買ってしまった。まだ出発もしていないのにいらない物を買う、旅行前の奇行あるあるだ。
さて、新潟へやって来た。わたし自身初めての新潟だ。伊丹空港からはわずか1時間。新潟空港からは新潟駅へ向かう直通のバスが出ている。所要時間はおよそ25分。
わたしが乗ったバスは、行先表示と車内のアナウンスが「新潟空港行き」のままになっていて、わたしは一体何空港に降り立って、今はどこへ向かっているのだろうかと不思議な気持ちになった。クーデターにより祖国がなくなり、JFK国際空港で入国も出国もできなくなってしまった人物の数奇な人生を描いた映画『ターミナル』を思い出すなどした。
危うく今回のnoteが『新潟空港脱出するまで帰れまテン!(物理)〜パラレルワールド紀行〜』になるところだった。(ちゃんと新潟駅に着いた。)
▼お昼ごはんはHUB Echigo Beer PUB CoCoLo新潟店さんで
お昼ごはんを食べ終え、ゴールデンカムイ展の会場である新潟市新津美術館へ。わたしは新津駅からタクシーを利用するルートで向かった。
会場はとても人が多く、展示室へ入るのにも長蛇の列ができていたので、美術館内のcafe 2Fさんでお茶をすることにした。
お盆をテーブルに置いた瞬間にケーキの上に乗ってた生クリームが落ちちゃって、運んできてくれたお姉さんが「あっ」ってなってて可愛いかった。(※この後筆者がおいしくいただきました。)
カフェでお茶してエントランスでパネルの写真を撮っていたら、バスの時間がきてしまった。仕方がないので展示も物販も見ずに帰ることにした。でもケーキもおいしかったし、パネル展示も見ることができたし、何よりも自然に囲まれたすてきな美術館を訪れることができてよかった。駅からはちょっと離れているけど、何かの折にまた来たい。
▼晩ごはんはとんかつ太郎さんのタレかつ丼
-6月16日 (日)
▼これは個人的に見に来たかった佐渡市役所 相川支所にあるモニュメント
▼これは青空の絵があると、豪雨の中でも映え写真が撮れるよっていうライフハック♪
こちらで食べたブリカツ丼もとてもおいしかった。前日に食べたタレかつ丼然り、醤油ベースのタレがわたし好みの味ですこすこのすこだ。またデザートには何とも贅沢に、佐渡乳業さんのソフトクリームが出てきた。焼肉屋さんとかによくあるシャバいシャーベットなんかとは違い、もう巻き巻きの天高く馬肥ゆるやつだ。めちゃくちゃお腹いっぱいになった。
さて、佐渡旅の様子はこれにて終了ですが何か?佐渡の聖地はしっかり履修してきたものの、いい感じに廻れるバスがなかったのですが何か問題でも?
2024年2月、運転士不足により観光バスの運行が休止されてしまっていたのだ。よもや2024年問題がわたしのヲタ活にまで直結してくるとは、よもやよもやだ。これは何も佐渡に限った話ではない。車がなければ観光するのも難しい地域は、今後も益々増えていくだろう。そうなればもうわたしが大型二種免許を取って、聖地巡礼バスツアーを主催するしかないってコト…?
だが朗報もある。つい先日、佐渡島の金山が世界文化遺産に登録されることが決定したのだ。佐渡は自然も豊かで食べ物もおいしくて、非日常が味わえる魅力溢れる島だ。訪れるきっかけさえあれば、きっとみんな佐渡を好きになるに違いない。わたしも近いうちにまた来たいし、今度はちゃんと聖地巡礼して王道の観光地とかも巡りたい。
-6月17日 (月)
何だか締めのコメントみたいになってしまったが、まだ3日目がある。
▼これはホテル最寄りのバス停からの景色
新潟港まで帰ってきた。お昼ごはんを食べるべく万代シティでバスを降り、BANDAI FOOD HALLへ。向かったのは農家の息子がつくる食堂 さんかくとまるさん。
これは無骨な漢が握る「自分、不器用ですから」定食。(大嘘)写真では伝わりづらいが、おにぎりひとつで米一合分ぐらいのボリュームがある。外も暑いし軽めの昼食にしようかな〜とか思っていたのに、これだから米処は!でもめちゃくちゃおいしかったので一粒残らず平らげた。
新潟のおにぎり屋さんはボリューム満点のところが多いようなので、またお腹をペコペコにへらしておにぎり屋さん巡りをしに来たい。やはり米がうまいというのはそれだけで強い。米菓とかも好きなので、新潟がとても好きになった。(チョロい)