5/3 ゴールデンカムイ聖地巡礼旅 【大沼・白老・苫小牧編】
4/29から始まった5泊6日の北海道旅行もいよいよ大詰めとなりました。今回は旅の後半に訪れた大沼・白老・苫小牧の聖地をどどんと一挙にご紹介しようかと思います。
【大沼】
五稜郭で合流した際に鯉登少尉が鶴見中尉殿に差し入れていたこちらの大沼団子ですが、実際にJR函館本線大沼公園駅すぐ「元祖大沼だんご 沼の家」さんで買うことができます。
2つに別れた容器で大沼・小沼を表現し、一口サイズのお団子は湖面に浮かぶ島々に見立てられています。甘いのとしょっぱいので永遠にいけるやつでした。しょうゆとごまもあります。函館駅から特急で約30分、普通列車で約50分、わざわざ足を伸ばして買いに来る価値はありよりのありです。
▼せっかくなので、大沼国定公園にもちょっとだけお散歩しに行ってきました。
駅には自動改札機すらなく、改札口に立つ駅員さんに直接切符を手渡しするスタイルでした。交通系ICカードなんて洒落こいたものは使えません。都会のもやしっ子の皆さんはご注意ください。
【白老】
JR白老駅から徒歩約10分、念願のウポポイへ行ってきました!
▼ウポポイとはー
自然豊かなポロト湖のほとりには、アイヌの手仕事を間近に見られる工房やチセを再現した伝統的コタン、ユネスコ無形文化遺産にも登録されているアイヌの伝統芸能を見て触れて体験できる施設などもあります。今回は日本最北の国立博物館、先住民族アイヌの歴史と文化を主題とした国立アイヌ民族博物館をメインに見て回ってきました。
博物館の他にも伝統芸能の上演や様々な体験プログラム、アイヌ料理を提供するカフェやレストランなど、ウポポイの魅力はまだまだたくさんあります。いつかポロト湖畔に建つ星野リゾートの宿泊施設、界 ポロトにも泊まってみたいなと思いを馳せるなどしました。また来たいです。
▼これは思いの外電車の本数が少なくて慌てて吸い込んだお昼ごはん
【苫小牧】
JR苫小牧駅からバスに乗り換え約10分、苫小牧市美術博物館へやって来ました。こちらでは野田先生の色紙のほか、22巻217話で登場する平太師匠の煙草入れ「タンパクオプ」と矢毒入れ「スルクオプ」が展示されています。展示物の撮影には事前に申請が必要です。来館時に受付で忘れずに申請を済ませましょう。
色紙は苫小牧が舞台となった競馬回で大活躍するキロちゃんと、次々と勝ち馬を的中させるインカラマッちゃんのお二人。アシリパちゃんもとてもいい顔を見せています。そして今気づいたのですが、矢毒入れ写っていません…!多分展示場所が違ったのだと思います。詰めの甘さをここでも発揮してしまいました。皆さんは見落としのないよう十分にご注意ください。
上記の他にも、苫小牧市美術博物館には「樽前山と勇払原野の自然と歴史、文化を伝え、未来へ伝える博物館」を基本理念に自然史、考古、アイヌ、民族、歴史、美術に関する資料が展示されています。躍動感溢れる動物たちの剥製の展示や、ゲロリを始めとしたスケートのまちならではのアイススケートに関する展示も充実していました。
そしてなんと言っても、苫小牧は野田先生初の連載作品「スピナマラダ!」の舞台となった聖地でもあります。今年7月からは再びアイスホッケーを題材とした新連載が始まることも告知されました。近い将来、軽率に次回作にもはまった筆者が苫小牧を再訪する未来が見えます。
さて、5泊6日にも及ぶ北海道聖地巡礼の旅もこれにておしまいです。ここまでお読みいただきありがとうございました。天気にも恵まれ、予定していた聖地もすべて回ることができ、いくつか見落としていたものもありましたが、大変満足しております。次回は8月に函館へ向かうべく、日夜計画を練り練りしています。あばよなんて言わないぜ!会えば必ず別れあり、別れは次の扉なり。またな!
▼旅の前半の様子はこちらから
▼前回の函館編にはたくさんのスキをありがとうございました!
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