ゴールデンカムイ聖地巡礼のススメ【函館編】
皆さんこんにちは。わたしの名前はnagichabinです。この度、docomoからもGoogle Pixelが発売されたと聞き及び、機種変更を検討している生粋のdocomoユーザーです。(バンザイの絵文字)
まず初めに、以前書いた【札幌編】【開拓の村編】のnoteにたくさんのスキをありがとうございました。
Twitterへのいいね、RTにも重ねてお礼申し上げます。
時代がやっと俺に追いついたようd
たくさんの方に読んでいただけたようで、とても嬉しく思っています。皆さんのスキやいいねがいつも励みとなり、血湧き肉踊りひいては生きる活力となっています。
ここだけの話、”完全網羅”はちょっと言い過ぎました。あと実は5億年もかかっていません。大阪生まれの大阪育ち 悪そなやつは大体他人の関西人なので、話を盛りがちな件については許して欲しいです。(Dragon Ash世代)
さて今夜わたしが頂くのは、5月2日に訪れた函館の聖地です。札幌に続き、7月22日からは函館でもゴールデンカムイ展が開催されます。
▼ゴ展開催期間中は函館市内9か所にフォトスポットが出現ッ!
▼またゴ展仕様のラッピング電車も運行されます
町を挙げて盛り上がりを見せる函館の聖地をまとめました。いつにも増して見どころもりもり盛りだくさん!(ダブルミーニング)わたしが巡ったとおりの順番で紹介していこうかと思います。
【五稜郭】
杉元一行に土方一派、ソフィア率いるパルチザンが手を組み、第七師団と戦った舞台がここ、五稜郭でした。「五稜郭って何なんだ?」というアシリパちゃんの問いに対し「お城の跡だ」と永倉のお爺ちゃんが答えている通り、五稜郭とは星の形をした西洋式城塞で、現在は公園として開放されています。
〈一の橋〉
▼これは永倉さんが泳いで渡ったお堀
〈二の橋〉
〈兵糧庫〉
※5/26追記
皆さんはお分かりいただけただろうか…?なんと、兵糧庫は1枚目の写真では1番奥、2枚目にいたっては写ってすらいません。手前の2棟、自分ずっと前からここにいますけどみたいな顔して建っていたのですっかり騙されてしまいました。
▼つまりはこういうことです
奥に見える白い土蔵造りの建物が手練の兵糧庫です。五稜郭内に箱館奉行所が築造された時代から残る唯一の建造物であり、二度の解体復元工事を経て、建てられた当時の姿を見ることができます。例年8月には建物内も無料で見学ができるようです。一の橋から向かうと1番手前の建物です。お間違えないように!
〈箱館奉行所〉
〈裏門橋〉
▼これはアシリパちゃんを見つけた中尉殿が迫りくるシーンの現場
▼簡単に図解するとこんな感じ
作中でも触れられていた通り、五稜郭は新政府軍と旧幕府軍による箱館戦争の舞台となった地であり、土方歳三はこの戦争において命を落としたとされています。かつての惨状が想像できない程、自然豊かであまりにも長閑な空間でした。今年は桜の開花が記録的に早く、わたしが訪れたときにはほとんど散ってしまっていたので、また桜が満開の季節にやって来たいと思いました。
〒040-0001
北海道函館市五稜郭町44
開園時間
・4月-10月:5:00-19:00
・11月-3月:5:00-18:00
行き方
・市電:五稜郭公園前下車 徒歩15分
・函館バス:五稜郭公園入口下車 徒歩10分
⇨どちらも函館駅前から乗車できます
☆フォトスポット☆
兵糧庫:土方歳三、永倉新八
井戸跡:白石由竹
【五稜郭タワー】
五稜郭公園に隣接して立つ函館のランドマーク的存在。五稜郭のほか、函館山や函館湾、津軽海峡を臨む景色を見ることができます。高さ90mの展望台から見る五稜郭は、美しい星型をしていることがよくわかります。また展望室内には、ペリー来航から始まる五稜郭の歴史が学べるジオラマやパネルの展示もあります。
▼これは竣工当時の復元模型(1/250)
〒040-0001
北海道函館市五稜郭町43-9
営業時間:9:00-18:00(年中無休)
展望料金:一般 ¥1,000
⇨チケットカウンターには長蛇の列ができていたので、コンビニで前売り券を買っておくことをおすすめします!
☆フォトスポット☆
土方歳三Vol.2
【丸井今井函館店】
ゴールデンカムイ展が開催される丸井今井函館店は市電の「五稜郭公園前」駅下車すぐ!正面玄関横ウインドウには幻となった加筆前のグッドモーニング中尉殿がお出迎え♪
〒040-0011
北海道函館市本町32-15
☆フォトスポット☆
杉元佐一、アシリパ
【湯川寺】
函館山に隠された回天丸の主砲を護るように安置されていた観音像。モデルとなった西国三十三観音が函館山から場所を移し、現在は湯川寺境内にてお参りすることができます。西国三十三箇所すべての土地の土がそれぞれの観音様の台座に納められており、現地のお寺をお参りしたのと同じご利益が得られるそうです。ご利益も三十三通り!ゴールデンカムイの聖地巡礼をしながら、西国三十三所巡りもできてしまうガチもんの聖地です。
〒042-0932
北海道函館市湯川町3-35-10
市電「湯の川」より徒歩3分
【函館市青函連絡船記念館 摩周丸】
樺太脱出の際、ゴトリと頭巾ちゃん、尾形も船賃代わりに棒鱈を差し出し乗船した樺太連絡船。そのモデルとなった「比羅夫丸」の模型が、函館市青函連絡船記念館 摩周丸で見られます。もう一度言います。連絡船のモデルは「比羅夫丸」です。展示しているのが函館市青函連絡船記念館 摩周丸です。
比羅夫丸がモデルだなんてつゆ知らず、写真1枚も撮ってません。でも行きそびれたところとか、見そびれたものとかがあった方が、またやって来る口実になるので別にいいんだと思うようにしています。詰めの甘さはご愛嬌です。(テヘペロの絵文字)
▼あとわたしが訪れたこの日、クソデカ豪華客船ダイアモンド・プリンセスが函館港に寄港しており、摩周丸と並んで停泊していました。
〒040-0063
北海道函館市若松町12番地先
開館時間
・4月-10月:8:30-18:00(入館は17:00まで)
・11月-3月:9:00-17:00(入館は16:00まで)
入館料:一般 ¥500
最寄り駅:JR函館駅から徒歩4分
【函館山】
ロープウェイに乗り、函館山に登ってきました。29巻281話に登場する景色は、ヒッジの古い知り合いの写真師 田本研造により函館山から撮影された「明治22年函館港全景」がモデルと思われます。
北海道の三大夜景のみならず、世界の三大夜景にも名を連ねる函館山からの眺望は、ミシュランのガイドブックにも三つ星として掲載されています。日没から夜にかけての函館山は、必ず男女同数で向かわねばならないという言い伝えがあったような気がします。なぜならあまりにも美しすぎる夜景は欲情を刺激しひとりでいては気絶するほどなのだそうです。昼日中の景色も十分に絶景です。ぼっちの皆様におかれましては、日中に行かれることをおすすめします。
〈函館山ロープウェイ〉
〒040-0054
北海道函館市元町19-7
▼営業時間やアクセス方法については公式HPをご参照ください。
ロープウェイの他にも、バスやタクシーで山頂まで向かうことができます。一般車両は通行禁止となる時期や時間帯もあるようなので、レンタカーで向かわれる際はご注意ください。麓から1時間程で登れるハイキングコースもあるみたいなので、近い将来挑戦してみたいなと思いつつ、一向に挑戦しない未来が見えます。
☆フォトスポット☆
キラウシ、門倉利運
【旧イギリス領事館】
▼特徴的な屋根はこちらの建物のものと似ています。
教会や洋風建築が多く残る元町エリアは、市電の「十字街」「末広町」が最寄りです。旧イギリス領事館や後述する函館市北方民族資料館を含めた4施設をお得に巡れる共通チケットもあります。
【旧ロシア領事館】
誘拐されたボンボンの三輪車が見つかった場所であり、北海道各地から何年もかけて集められた金塊が隠されていた場所が、函館山のロシア領事館でした。現在はホテルへと変貌を遂げるべく改修工事中です。別棟を増築し、レストランやカフェではロシア料理も提供されるようです。2025年の開業を楽しみに待ちたいと思います。
〒040-0055
北海道函館市船見町17-3
行き方
・市電:大町より徒歩15分
・バス:幸坂より徒歩8分
写真からもわかるように、坂の傾斜がレベチです。市電・バスともにこの急坂は避けては通れません。わたしは函館山から下山後、ロープウェイ乗り場から元町エリアを通り、並行移動しながらちょっとずつ坂を登る作戦で向かいましたが、正直こちらのルートもおすすめできません。履き慣れた歩きやすい靴と、強靭な下半身を身につけてご来訪ください。
【函館市北方民族資料館】
アイヌをはじめ、作中にも登場したウイルタやニヴフなど、世界的にも貴重な北方民族の資料を展示しています。厳しい自然の中で生きてきた北方民族の伝統的な知恵や文化を学ぶことができます。こちらで見てきた資料の数々をどどんと一挙にご紹介します。
▼まずはこちらのキロランケのマキリ
▼17巻165話で尾形ちゃんが被せられてたアーリプトゥ
何の予備知識もなくついでのつもりで立ち寄っただけだったのですが、館長談が逐一面白く、思わず長居をしてしまいました。とてもおすすめです!
〒040-0053
北海道函館市末広町21-7
開館時間
・4月-10月:9:00-19:00
・11月-3月:9:00-17:00
※休館日は12/31-1/3ですが、館内整理等のため臨時休館することがあります。
入館料:一般 ¥300
最寄り駅:市電「末広町」より徒歩1分
☆その他のフォトスポット☆
函館空港:尾形百之助
JR函館駅:鶴見篤四郎
金森赤レンガ倉庫:月島基、鯉登音之進
津軽海峡フェリー:谷垣源次郎
皆さんお疲れさまでした。これにて函館編はおしまいです。加筆に加筆を重ね、なんと過去最長の5,000字オーバーで我ながらちょっと引いてます。ここまでお読みいただき本当にありがとうございました。
さぁ〜て!来週のサザエさんは?nagichabinです。実は食に関してはあまり詳しくありません。ここのこれ黙って食ってろって情報をお持ちの方は、Twitterなどで発信していただけると嬉しいです。地の底まで追いかけて見つけだし、いいねします。さて来週は、大沼・白老・苫小牧の聖地3本です。来週もまた見てくださいね!うふふふふふふ〜♪
▼これは五稜郭タワーから撮った写真
今回は人の少ない早朝に五稜郭へ行きたかったので、五稜郭公園から徒歩10分の位置にあるルートイングランティア函館五稜郭さんに宿泊しました。最上階の14階には、五稜郭エリア唯一の天然温泉があります。わたしは2日間連泊をしたのですが、簡単な掃除でいいですって言ったらビール貰えました!とても良心的なホテルです!!
▼お昼ごはんは函館朝市どんぶり横丁の中にある「朝市 櫻桂」さんでいただきました。
▼これはお茶シバいたおしゃれスタバ
▼晩ごはんは金森倉庫内にある函館ビヤホールさんで
▼ブックカバーも無事貰えました(ピースの絵文字)
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