暇すぎた故の気づき

お盆休み、5連休。

自分の仕事創りに専念できる絶好のチャンス、と意気込んでいた。

お盆休み4日目。とてつもなくやる気が起きなくて、仕事創りはお休みすることにした。ひとつ言い訳するなら、Kindle本の制作で、いつもはそれほど使わないマウスを長時間使ったことで、右の筋が痛くなった。つまりは、体調不良ってことです。

そもそも、誰にやらされているわけでもないから、言い訳なんてしなくていいのだけど。一応、ね。

なんにもしたくなかったから、noteも書かなかった。その結果、暇になった。1日することがなにもなくなったから、暇になった。

やる気が起きないので、朝からベッドの上でゴロゴロとスマホを見ていた。こんなふうに朝を過ごしたのっていつぶりだろ。

でも、ちゃんと朝ヨガもしたし、お昼ご飯は、いただきもののローストビーフを使って、ローストビーフ丼を作った。野菜とローストビーフをご飯の上に適当に乗せただけ。それが、めちゃくちゃ美味しかった！

午後から何をしようかなーと思いながら、ベッドでゴロゴロしていた。このまま部屋で過ごしていてもつまらんと思ったので、車で出かけることにした。13時ぐらい。

適当にドライブすることにした。とある道の駅まで行ってみることにした。片道40分ぐらいだったかな。

到着して、道の駅のお店を見て、かぼちゃのかりんとう？みたいなのが美味しそうだったので、それを買って車の中で食べた。15時。

まだ、夜ご飯までには時間があるので、本屋さんに行くことにした。個人経営の本屋さん。今の私に響く本が見つかるといいな、という少しの期待を込めて。

到着。個人経営の本屋さんは楽しいし、お店の雰囲気も落ち着く。チェーン店の本屋さんには置いてないような本がたくさんある。

時間をかけて、気になる本を手に取っていく。こじんまりしすぎて、店主と私だけの空間が少し気まづいけど、まあ、いいか。本を2冊購入した。

購入した本の1冊「のほほんと暮らす」という本を、帰宅して読んだ。のほほんとあたたかい気持ちになれた。のほほんと日々を送りたいなと思った。’’のほほん’’っていう言葉が好きになった。

同時に、今までの自分は、肩肘張りすぎていたのかもしれないと思った。もう少し力を抜いて、自分が楽しいと感じることをやればいいんじゃないかなと。

ここ最近、いや、ここ2〜3年ぐらいか。「自分で仕事を創って会社員なんか脱出してやる！」って思いが強すぎて、それしか見えてなかったなーって。

本を読んだ後、本棚の整理をしていると、亡くなったおばあちゃんからもらった絵手紙や、これまでもらった手紙とか寄せ書きを見つけた。5年以上前にもらったもの。

それらを読んで思った。自分は愛されていること。自分のことを尊敬してくれる素敵な人たちがいること。

同時に、ここ数年の私は、尊敬されるような人であったかと言うと、自分の中の答えは「No」。過去の自分の方が、よかったと思ってしまう。

自分で仕事を創ることばかり考えて、身近な人たちの存在を大事にできていなかった。自分のこれまでの行動は間違っていたのかもしれない。そう思った。

自分の仕事がどうとかよりも、もっと大事にすることがある。

自分の周りの人たちを喜ばすこと。

そもそも、自分の周りの人たちを喜ばすことができていれば、そんな日々に満足して、会社員を脱出しなくても、十分幸せな日々を送っていけそうな気がする。だから、自分の仕事がどうのこうのっていうのは、その後でもいい気がしてきた。

インスタでSNS発信を始めたけど、ここ最近ちょっと苦しかった。それは、仕事のためとか、お金を稼ぐためっていうのが目的になっていたからだと思う。そんなのは長くは続かないよね。

それに、自分が大事にしたいのは、不特定多数の人たちじゃない。自分の周りにいる人、私のnoteをいつも読んでくださる人、そういう人たちに喜んでもらうことが、自分にとっての喜びになる。

ちょっとずつ、いい感じの自分に近づきつつあるような気がする。

とりあえず、肩肘ゆるめて、のほほんと、周りにいる人たちを喜ばせたい。

▽紹介した本▽

のほほんと暮らす

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