知る由もなかったこと
「暮らしを整える」
私にとって趣味であり、自分の仕事を創る上での種になる部分だ。
暮らしを整えるようになって、気づいたことがある。
それは、
’’自覚’’するようになったこと。
自分の好きなこと、嫌いなこと、得意なこと、苦手なこと、嫌だなと感じる瞬間、心地いいなと感じる瞬間。
そういった自分の内側にあるものを自覚できるようになった。
毎日、A4用紙に頭の中にあるものを書き出すこと、自分が考えたこと・気づきをnoteに書くこと。そんな日々の積み重ねが、「自覚する」ことに繋がったのだと思う。
暮らしを整えることにハマらなければ、何を考え、どのように過ごし、どんな自分になっていたのだろうか、と思ったりもする。
自分の内側で感じていることに敏感になったと同時に、外の世界への感じ方も変わった。
私は、雨の音が好きだということ。
昨日は、たくさんの雨が降った。朝起きると、ザーザー降りだった。
ザーザー降りの雨の音を、家の中でひっそり聞くのも好きだし、小雨の中、ビニール傘をさして歩いていると、ビニール傘に雨がポツポツと当たる音を聞くのも好き。
雨上がりに外を歩くと、空気が澄んでいて気持ちがよかった。雲がまだ残る空もまた綺麗だった。
今朝は、昨日の雨のことなんて忘れたかのような顔をして、空は雲ひとつない。窓を開けると、遠くに見える山はくっきりと見える。雲ひとつない空を見て、「今日はいい天気だな」と、それだけで嬉しくなる。
20代前半の自分は、こんなことを知る由もなかった。
空を見ることも、雨の音に耳を澄ませることも。目や耳には入っていただろうけど、見てはいなかった。
だけど今は、一つ一つ、瞬間瞬間に心が動くようになった。
それが’’自覚する’’ってことなんだと思う。
空を見上げることも、雨の音も、その瞬間が自分にとって心地いいものだと知ったから。
一度自覚したことは、きっとこれから先も、心地いいと感じられるだろうし、その感覚はさらに研ぎ澄まされて、外の世界がもっと広く大きく感じられるようになるんじゃないかと思う。
どうしようもない不安や焦りを感じることもあるけど、こうやって心地いいと感じる瞬間があることもまた事実。
あれもしたい、これもしたい、これも欲しい、こうなりたい。
現状に満足できていないことも色々あるけどさ、どんな時だって、たどり着くのは、ああ、こういう瞬間があるだけで十分なんだよなってこと。
そんなこと20代前半の自分は知る由もなかった。そう思うと、私も変化して、成長しているんだなと、そんな雨上がりの日。
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