マガジンのカバー画像

凪司工房の本棚

46
凪司工房が発表した作品をまとめておく本棚となっています。こちらから各サイトに掲載されている作品にリンクされています。
運営しているクリエイター

#ノベルアッププラス

小説「少女は平凡を愛する」

【あらすじ】 平凡を愛し、平凡に見られることに徹している高校生の野田美波。そんな彼女がある日再会したのは小学校時代に天才少女と呼ばれたある同い年の少女だった。彼女の出現で美波の平凡は大きく揺らいでいく。 これは平穏無事な日々を願う少女に訪れたある試練と、彼女が何故平凡を愛するようになったのかについての青春物語だ。 【備考】 ・本作はエブリスタの超・妄想コンテスト「告白」応募作です。 ・コンテスト期間終了後に非公開になる場合があります。 【データ】 文字数:8000字 バー

小説「月の声が見えなくて」

【あらすじ】 冴木吾朗の妻・瑠那は目が見えないハープ奏者だ。彼女は最近よく「月が聞こえる」と言うが、吾朗にはそれが理解できない。演奏会が近づき、徐々に二人は険悪となり、遂には家に戻ってこなくなった。 これはある夫婦の、お互いを理解しようとする気持ちのすれ違いと愛を描いたヒューマンドラマ。 【備考】 ・本作はエブリスタ超・妄想コンテスト「静けさの中で」応募作です。 ・コンテスト期間終了後に非公開になる場合があります。 【データ】 文字数:8000字 バージョン:v1.1.0

小説「おむすびは解ける」

【あらすじ】 元刑事の久慈はペンションをやりながら食堂も出していた。朝の散歩から戻るその家の前に女性が倒れている。医者を呼んだが、事件ではなく過労と空腹だと言われた。久慈は彼女が目覚めるのを待ちながら料理を作る。その脇には細かな字のレシピ本があった。 これは食事と料理を巡る悲しい事件と、それに関わった人間のその後、それから立ち直っていく様を描き出すヒューマンドラマである。 【備考】 ・本作は執筆応援キャンペーン「おいしい時間」応募作です。 ・コンテスト期間終了後に非公開にな

小説「私とわたしとワタシの日常」

【あらすじ】 大学生の岩根今日子は他人には見えないIF(イマジナリーフレンド)と共に実家を離れ、アパートで暮らしていた。 今日子のIFは五歳の「きょう子」と十五歳の「キョウコ」だ。人付き合いの苦手な今日子だったが、誰にも見えないはずの彼女のIFと普通に接する青年・宮内翔太郎の登場により、何とかバランスを保っていた平穏に見えていた日常が崩れ始める。 これは多感な学生時代に、色々な人間関係に悩みながらも、一歩、大人へと成長していく少女の物語である。 【備考】 ・以前にこちらで公

小説「幽霊な姉と妖精な同級生〜ささやき幽霊の怪編」

【あらすじ】 土筆屋大悟(つくしやだいご)は陰陽師の家系に生まれた、ごく一般的な男子高校生だ。残念ながら霊能力はほとんどなく、辛うじて十年に亡くなり幽霊となった姉の声が聞こえるという力だけがあった。 そんな大悟にはクラスに憧れの女子生徒がいた。森ノ宮静華。誰もが彼女を妖精や天使、女神と喩える、美しく、そして大悟からすれば近寄りがたい女性だった。 ある日、姉の力で森ノ宮静華にその取り巻きが「ささやき幽霊の怪を知っている?」という話をしていた。 これは能力を持たない陰陽師の末裔の

小説「ラブアフェアー・レポート」

【あらすじ】 ある高層マンションの一室で、殺された男とそこで立ち尽くしている女が発見された。 捜査官の飯塚マヤは二人についての資料を読み、問題の女、穂苅ミオンの尋問を始める。 その殺人に隠されていたものとは? これは男女の愛憎を巡るミステリ短編。 【備考】 ・本作はノベルアップ+で開催されている冬の5題マラソン第五週の応募作品です。 ・コンテスト期間終了後に非公開になる場合があります。 【データ】 文字数:約4000字 バージョン:v1.0.0 公開日:2023.1.28

小説「そして僕は店を変えた」

【あらすじ】 作家である僕は喫茶店で原稿を書く習慣があり、その日もいつも使っている店で原稿を広げていた。 その店には僕が気にしている一人の女性店員がいて、僕が気に入っているカレーのメニューがあり、穏やかな時間を過ごすことが出来る、小さな楽園だった。 でも僕は店を変えることになる。その理由は恋だった。 【備考】 ・本作は魔法のiらんど×角川食堂恋するスパイスカレー短編小説コンテスト応募作品です。 ・コンテスト期間終了後に非公開になる場合があります。 【データ】 文字数:約5

エッセィ「ちょっと転んだだけなのに」

【あらすじ】 筆者である私の父が、転んで足を少し痛めた。最初は本当にただそれだけのことだった。けれど思いもよらない方向へと事態は転がり落ちていく。 これはフィクションではなく、リアル・ストーリィである。 【備考】 ・本作は小説ではなく、エッセィです。 ・本作は「どうしてもだれかに話したい!」エッセイコンテスト応募作です。 ・コンテスト期間終了後に非公開になる場合があります。 【データ】 文字数:10000字 バージョン:v1.0.0 公開日:2023.1.22 更新日:2

小説「ベテルギウスの憂鬱」

【あらすじ】 大学の天文部の中で、ベテルギウスというニックネームを持つ彼だけがカップルになれずに孤立していた。 そんな彼に「あなたのことを見てる子だっているんですよ」と謎のメッセージと隠し撮りが送られてくる。 彼は悪戯だと思うが、ネットを通じてその“六等星”と名乗る女性と付き合い始めた。 【備考】 ・本作はエブリスタの超・妄想コンテスト「告白」応募作です。 ・本作はノベルアップ+で開催されている冬の5題マラソン第四週の応募作品です。 ・コンテスト期間終了後に非公開になる場合

小説「鍋の悪魔」

【あらすじ】 男は鍋を食べていた。その鍋で煮えていたのはなんと悪魔だった。 これは悪魔を煮込んだ鍋と、それをつつく男の物語。 【備考】 ・本作はノベルアップ+で開催されている冬の5題マラソン第三週の応募作品です。 ・コンテスト期間終了後に非公開になる場合があります。 【データ】 文字数:3000字 バージョン:v1.0.0 公開日:2023.1.14 更新日:2023.1.14 【リンク】 [ノベルアップ+] 【作品冒頭】 #小説 #短編 #怪奇 #グロテスク

小説「籤を引かせるお仕事」

【あらすじ】 ある神社のお正月。そこでは人々がおみくじの列に並んでいた。誰もが自分の運勢を引き当てていると思っていたが、実はその籤(くじ)を引かせる仕事をしている何者かが存在していた。 これはおみくじを巡る数奇なお話。 【備考】 ・本作はノベルアップ+で開催されている冬の5題マラソン第二週の応募作品です。 ・コンテスト期間終了後に非公開になる場合があります。 【データ】 文字数:3000字 バージョン:v1.0.0 公開日:2023.1.7 更新日:2023.1.7 【

小説「マフラー1センチ」

【あらすじ】 年末。太一の誕生日に彼女の阿弥(あみ)が家を訪れ、手料理を振る舞ってくれる。その彼女からのプレゼントはマフラーだった。 けれどそのマフラー、二人で一緒に巻きたいと彼女は言うのだけれど少し長さが足りなかったのだ。 ほのぼのとしたカップルの何気ない一日が、ちょっとした掛け違いでこんなことになることも。少しホラーな短編。 【備考】 ・本作はノベルアップ+で開催されている冬の5題マラソン第一週の応募作品です。 ・コンテスト期間終了後に非公開になる場合があります。 【

小説「特別な彼女」

【あらすじ】 フランケンとあだ名される容姿の特徴的な友人がいた。そのフランケンから彼女ができたと告白され、しかも驚くような美人だったことから、色々と疑ったが、実際に会ってみると非常にお似合いの二人だった。 しかしフランケンはそれ以降、大学に姿を見せなくなる。心配になり、色々と声を掛けたりするのだが。 これは日常生活にいつの間にか訪れていた恐怖を描くホラー短編。 【備考】 ・本作はエブリスタ超・妄想コンテスト「染まる」応募作品です。 ・本作はコンテスト期間終了後に非公開になる

小説「ウッドとネモ〜戦闘狂は少女の歌で悲しみを知るか?」

【あらすじ】 戦闘に特化した種族であるアルタイ族の青年ウッドはあることがきっかけで戦うことが出来なくなっていた。 墓守を任された彼はある日、歌虫と呼ばれる歌と呼ばれる不思議な能力を持つ少女を助ける。 実はその歌はアルタイ族が触れてはならないとされていたもので、ウッドもそれに触れたことで戦えなくなっていたのだ。 少女ネモと出会ったことでウッドの運命は大きく動き出す。 これは戦うことしか知らなかった青年と、歌うことしかできない少女との、世界の秘密を巡る冒険譚である。 【備考】