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猫が来て、7ヶ月と3週間。

NHKのネコメンタリーを観た。能町みね子さんの回だった。

幸せになって、平凡につまらないやつになってやろう。
なってみて、ああ、確かに幸せだ、これでいいのだ、と満足する感じ。
猫に対して、怒りという感情がひとっつも、全く湧き上がらないという事実。
猫と暮らして気づいた、今までに感じたことのない強い気持ち。
母性とか愛とかいう言葉を使うのは、照れ臭いような、しっくりこないような、ちょっと違うような気もするけれど、でも確かに、そこにある心地よい感情。

ほんとそうだよなー、とじんわりしながら観ました。

撫でられてゴロゴロと喉を鳴らしてくれた時、遊んで欲しくてこちらを見つめてくる時、お腹を見せてゴロンと寝転んでる時、完全に熟睡している時、何かを訴えてこちらを見据えにゃーと力強く鳴く時。いつも悲しくないのに胸が締め付けられるような、心がざわざわ震えるような、不思議な気持ちがある。
うちに来てくれて、居てくれて、ありがとう。

なんだろう、この気持ち。猫を飼う前の自分だったら「気持ち悪いこと言ってる」って思ったかも知れないな。なんなんだろう、これは。

気持ちの整理が追いつかないくらい、かわいい。

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