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話す速度の重要性-心地よいスピードは?

こんにちは、毎日コンテンツ作りに勤しむナギです。

最近音声コンテンツが自分の中でブームとなっています。もちろん業界的にもこれから伸びる市場と言われていますよね。

音声コンテンツの良いところは気軽に発信できるところですが、内容ともあれ「話し方」も重要なポイントです。

今回は話す速さの重要性について解いていきます。

良しとされる話す速さ

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滑舌や声質などを抜いて、話す速さで聞き取りやすいのは1分間で300字だと言われています。

「1分間で300字ってどれくらいだよ?」

そう思いますよね。聞き取りやすいというぐらいなので、心地良いテンポなのでしょう。
それでは実際に聞いてみることにします。Youtubeで話す速度を比較した動画があったので、一度こちらをお聞きください。

▼0:52当たりで音声再生が始まります。

この動画では3パターンの比較検証を行っています。

①1分間で300字を読み上げる
②50秒間で300字を読み上げる
③1分5秒間で300字を読み上げる

あなたはどれが聞きやすかったですか?

ターゲットによる速度調整を行う

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もちろんこれは個人の感覚によって違いますが、上記から分析すると自分のターゲットがどの層に当たるかで速度を変えた方が良さそうです。

ビジネスマンにはハキハキと話すこともあれば、おじいちゃんおばあちゃんにはゆっくり話すことが一般的だと思います。

それと同様で、この3パターンを使い分けるとこのようなターゲット分類が好ましいのではないでしょうか。

①1分間で300字を読み上げる
ターゲット : 高齢層、子供
所感 : 個人的には大分スローペースです。Youtubeであれば確実に再生速度を上げます。その分一文字一文字しっかりと聞き取れることができるので、高齢層や子供向けのコンテンツには最適ではないかと思います。不快感はないので、全年代にも対応できると言えます。

②50秒間で300字を読み上げる
ターゲット : 若者、ビジネスマン
所感 : テンポが良い話し方で、声が耳からスッと入ってきます。これぐらいの速度は若者やビジネスマンがターゲットであるなら最適なスピード感だと思います。

③1分5秒間で300字を読み上げる
ターゲット : ?
所感 : スローテンポ過ぎて、逆に理解が追いつかない感じがしました。話のストーリーを組み立てられない感じです。このスピードでは逆に不快感を与えそうなので、意識的にやる必要はなさそうです。

55秒間で300字が最適解ではないか?

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3つを比較してどうでしたか?
普段僕がYoutubeなどで聞く音声スピードとしては②が近いと思います。

正直に言えば①と②の中間の話し方が最適なスピードとして、全世代へ通ずるところではないでしょうか?
つまり55秒間で300字ということです。

②のペースで話した場合、遅くする人もいると思います。
音声サービスの「StandFM」では速度調整を1.2倍、1.5倍、 2倍と”早くする”ことしか現在できません。

これは使用するサービスによって異なるので、露出先の視聴者が調整できる範囲でのスピードが良さそうです。

自分の最適解を見つける

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僕は音声コンテンツの勉強を始めた際、2パターン下書きを用意しました。普段通りの話し方と少し速度を上げた話し方。

普段通りの音声を再生すると、やけにスローペースであることに驚きました。
「普段こんな話し方なの、、、おそ!」と。
しかしそれは良く言えば①の「1分間で300字を読み上げる」にも近く感じました。

僕と友人で作るコンテンツのコアターゲット層は20代後半~30代前半。
自分たちが知りたい情報を提供しているので、「同年代に向けて」とも言えます。

2パターンを検証した後、速度を早い方を採用しました。意識的には普段の話し方の1.2倍ぐらいで話している感じです。その分噛んだり、ただでさえ滑舌が悪いのに、余計に聞き辛くなる場面もありますが、スピードは音声コンテンツに置いて非常に需要な要素と言えます。

もしこれから音声コンテンツを作成する方がいれば、速度変更した音声を数パータン作成し、ターゲット層が聞きやすい話し方を見つけることをおすすめします。

どのコンテンツでもそうですが、一度視聴者側の目線に立つことが大事です。お忘れずに。

ではでは〜


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