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クレイと蕁麻疹と吸い玉

部屋とワイシャツと私、ならぬ
クレイと蕁麻疹と吸い玉のおはなし。

10代の頃から数年に一度の頻度で、
ストレスか疲労が極まると蕁麻疹になる私

世界地図も真っ青なくらいの赤い大陸がいくつも、全身に出来る
患部は熱を持ち、終わりがないような痒みとの戦い

先日、5年ぶりにその戦いが勃発してしまい一瞬絶望したものの、
いやいや私にはクレイとカッピングがあると思って心を奮い立たせました。

まず身体の背面に隙間なく電動のカッピング※1をして瘀血を肌表面から排出を促してからクレイで全身にエンヴェロップメント※2を実施。

クレイはアロマフランスのグリーンイライトとイエローイライトどちらを使うか迷ったのですが、患部があまりにも熱を持ちすぎていたので穏やかにケアすることは諦め、グリーンイライトをお供に。

また、クレイ湿布ではなくエンヴェロップメントにした理由は患部が足の裏と手のひらを除いたほぼ全身と広範囲だったので物理的にパックを全身分作るのは不可能と判断。
少しずつ患部にエンヴェロップメントをしていくとクレイを当てた箇所から徐々に蕁麻疹が引いてきました。

これなら明朝には治っているかしらと思って就寝して数時間後、
朝の3:30頃に唯一症状の出ていなかった手のひらと足の裏が異常に熱く痒みに耐えられなくなって眠れなくなり起き上がると、それまで症状の出てた全身の蕁麻疹はほぼ治り、足の裏と手のひらだけに蕁麻疹が集約されてたいるのにぎょっとしました。

かゆみで寝ていられないので仕方なくグリーンイライトで再度ペーストを作り、浴室で手のひらと足の裏をエンヴェロップメントした後に葫蘆※3の桶でフットバスとハンドバスを。

クレイのおかげで少し熱が引いた状態で手のひらと足の裏にシリコンカッピングをした後、4:30に再度就寝し6:00に目が覚めると全身の熱と痒みが引いて完治していました。

いつだって身体は必要なサインとして症状を出していて、社会との兼ね合いで「症状を一旦止める」か「根本的な解決の為に出し切る」のか狭間で悩む時もあるのですが、今回発症したのがコロナ禍の恩恵で在宅勤務の日だったので「よし、身体に負担にならない範囲で出し切ろう!」とクレイでの出し切る療法を選択した結果、丸二日で完治することが出来ました。

蕁麻疹にグリーンイライトと吸い玉が効くという訳ではなく、私の体質、症状、現状、経過を考えた時に相性が良いだろうと試した結果、とても良かったというレポになります。

グリーンイライトというクレイは「毒素の排出が終わるまで身体の掃除を辞めない」という性格があり、人によっては溜め込んだ毒素を出し切る為に一時的に悪化して見えることもあります。
その一時的なデトックスの反応に肉体的にも精神的にもショックを受ける人もいるので、ケア内容と用法はその人自身の体質、状態、原因、性質を見て、考えうる経過(場合によってはダウンタイム)に納得した上でケアを施して頂きたいと思います。

※1 我が家には慢性・急性症状共に対応出来るように排毒用に電動カッピングマシーンがあるのです。
※2 クレイで薄く患部を包むこと。(乾くと効能が無くなるどころか逆効果なので乾く前に洗い流す必要有)
※3 クレイセラピーで使用できる純度の高いクレイは金属やプラスティックの容器を使うと性質が変わってしまうので、葫蘆の洗面器や桶が重宝します。

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