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Gourmande 日記① : Neige d'été @ Paris

Bonjour ! ちとせ凪です。
Gourmande 日記①はバリ15区にある日本人シェフのクリエイティブ料理のレストランです。ミシュラン一つ星。

Neige d'été

住所 : 12 Rue de l'Amiral Roussin, 75015 Paris

今回は友人とランチで13時から予約しました。
入店したら、日本人スタッフの人が丁寧にお出迎えしてくれました。

コースの内容

まずはアミューズブッシュ一品目はチップスに生ハム、かぼちゃとバターナッツのスープ。パリッ、サクっとしたチップスがいいアクセントになっていて、熟成された生ハムが引き立てられます。かぼちゃㇳバターナッツのスープはまったりと甘く、食欲が刺激される感じ。

パリッとしたチップスに生ハム
かぼちゃとバターナッツのスープ

アミューズブッシュ二品目はしその天ぷらに鯖の燻製、マグロのタルタル。しその天ぷらとはまさに日本人シェフのジャパナイズされた感じ。しそは日本で食べるものと違って少し香りが弱いかなと言う感じ、タルタルもまぁ想像通りの味で、美味しいですが日本人的には意外性はなかったです。

まぐろのタルタルとしその天ぷら

アミューズブッシュが終わってここからコース開始。
メニューは一般的なメニューが75ユーロ、スペシャリテの鹿児島産和牛のメニューは135ユーロ(たぶん)。和牛を食べたいわけでもなかったので、普通のメニューを選択。オプションでキャビアの追加も可能です。

ランチメニュー

メニュー一品目はウサギのテリーヌのトカゼリー添。ソースもウサギのから出たものをメインにしているとのこと。全く臭みもなく、味噌のような芳醇な香りの複雑なソースが一体となって、完成度高い!ウサギのテリーヌがここまで美味しいとは。これは次の品への期待も高まります。

ウサギのテリーヌ

コース三品目は本来ならばサン・ジャック(ホタテ)のタルタルなのですが、私がアレルギーのため、かわりに鶏肉のちまき。久々のちまきにテンションが上がったのですが、上からかかっているのがエビなど甲殻類から出汁をとったであろうビスク。濃厚でかなり美味しい。温かいちまきとビスクはかなりホッとする味でした。ホタテも本当に美味しそうだったなぁ…

鶏肉のちまき

そしてコース最後のメインはオーキングというマスとサーモンの中間種。備長炭でグリルしてそこに少し酸味のあるソースが添えてありました。グリルの加減が絶妙で、皮目はパリッとしてますが、焼き加減はミディアムレア。魚の旨味が凝集されていて、まさにとろける味でした。
しかもオーキングはマスとサーモンのいいとこ取りで脂の加減が絶妙でした。これは本当にまた食べたい。

オーキングのグリル

デザートはスパイスのアイスにチョコレートムース。
スパイスアイス大好きな私にはたまらない組み合わせでした。そして、小菓子はトリュフとヌガーとシュークリーム。久々に好みのシュークリームが食べられて幸せでした。

胡椒のアイスとチョコレートムース


小菓子盛り合わせ


総評

総合的にはかなり満足でした。日本人シェフのお店なので少し懐かしい感じもあり、日本人の舌にも合う味です。ランチ75ユーロはミシュラン一つ星としては、比較的良心的なお値段ですし、コスパはいい方だと思います。パリに来て少し贅沢しようと思う場合には選択肢の一つだと思います。ディナーも試してみたい。
因みに平日の金曜日のランチで予約は3週間ほど前からしてました。
他の一つ星や二つ星のお店は3週間前だと予約が取れなかったりもしていたので、星付きレストランの予約はお早めに。

ではでは。また次回!
À bientôt !

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