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ちょっと近い未来の話

「上司から気持ちが決まったらなるべく早く教えてって言われた」

彼と私の夢は、島で暮らすこと。
その夢がグッと現実味を帯びてきたのは、私の入院がきっかけだった。

仕事よりもプライベートを優先したいけど、仕事は一人でやっているものじゃないから責任もってやりたい。
そんな気持ちが私の体調をどんどん崩させていき、気付いた時には手遅れだった。

もう今の仕事はやめよう。
はっきりと決め、彼に話をした。
彼はもちろん賛成してくれたし、なんなら年度の途中でも今すぐ辞めようと言うくらいだった。

そして、彼も。
島への異動を決めた。

当たり前のように二人の間で来年度の私たちの話がされるようになった。

結婚は、付き合い始めた頃から二人の間にはなんとなくあって、お互いにずっと一緒にいたいという気持ちは消えることなくいつだってそこにあった。

具体的に結婚の話は出ていないけど、当たり前に異動の話をする彼は、異動先にもちろん私が一緒に行くと思っている。
もちろんそのつもりだ。

ただ、こんなにもタイミングやお互いの気持ちが一致して、スッと前に進める事があるんだなあと。

夕焼けを見ながら、ちょっと先の未来の話をする彼の横顔を見ながら幸せを噛み締めた。

#日記 #結婚 #島暮らし #移住生活 #未来

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