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テレビマンになるまで vol.2
専門学校に入る資金を貯めるため、バイトをして3年。
21歳の時である。
専門学校九州ビジュアルアーツ の音響学科
音楽ビジネス専攻に入学(今はマスコミ・出版学科になっているようだ)
ラジオディレクターを目指して入学したものの
蓋を開けてみれば、レコード会社・イベンター・芸能マネージャーを育成するようなカリキュラムだった。
思っていたのとは違う…
しかし、やれば楽しいもので…
というか高い入学金、授業料を払っている時点でその中で頑張るしかない
何か学んで卒業してやる!という気持ちに切り替えたのが本当のところではあるのだが、年齢もバラバラの3人のクラスメイトとともに切磋琢磨した日々を送ることとなる。
YAMAHAミュージックの元マネージャーとavexの創始者メンバー
この2人の講師との出会いが大きかった。
授業を通して、芸能・エンタメ業界へ抱く甘い部分、幻想を全て打ち砕かれたのだ。
業界に入る若者の多くは、幻想を抱いたまま業界に飛び込み
大体は3ヶ月、早くて1日で辞めていく。
そのくらい厳しい業界なのは事実である。
この事実を学生時代に触りだけでも味わうことができたので
覚悟を持って就職に臨むことができた。
「企画を立てる」「イベントを運用する」「外部とのやり取り」
後にいかされるスキルは、ここで自然と身についていたような気がする
卒業する頃には、レコード会社に就職したいと思うようになっていた。
狙うは大手!当時好きだったYUKIが所属していたソニーミュージック一択で就職活動をしていたが、あえなく玉砕。
途方に暮れていたところ、講師から
「福岡のテレビ局でADをしてみないか?」
人生の転機を迎えることとなる。
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