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「できたこと」から行動を変えると未来が変わる

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永谷研一著「1日5分「よい習慣」を無理なく身につける できたことノート」「科学的にラクして達成する技術」「月イチ10分「できたこと」を振り返りなさい」を解説しました。本を章、節ご… もっと読む
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記事一覧

【vol.48 「できなかったこと」をできるようにすればいいんじゃない?と思っている人、絶対!読んでください】

前回は、「ありたい姿」を認識してから「できたことメモ」を見直すと、新しい疑問がわいてきて、成長意欲が高まることをお伝えしました。今回は、それについての心理的なロジックを解説していきましょう。 「できなかったこと」から振り返った場合の心の動き 人々が行動変容して、あるテーマの目標を達成していく。当然そこには「行動を変える」というプロセスが発生します。 まず、「できなかったこと」から振り返った場合。これは否定から入りますよね。「しまった できなかった」と否定から入ると、実

【vol.47  できたことメモから「ありたい姿」を探し出し、それに近づいていくシンプルな方法】

「ありたい姿」の見つけ方 今回は、「できたことメモ」から「ありたい姿」を探し出す方法をお伝えします。「ありたい姿」が分からないよ、なかなか見つからないよ、という人も安心してください。見つけ方があります。 「できたことメモ」を書いていることが前提となるのですが、これについては、過去のnoteを参考にしてくださいね。 さあ、「ありたい姿」を探す作業に入りましょう。 まず月1回、自分が書いてきた「できたことメモ」をザッと見直してみてください。スーッと眺めるだけでもいいですね

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【vol.46 「振り返り」から行動を変えるために必要な、ある認識】

「できたこと」をメモする理由をおさらいしよう ここまでのnote記事の中で、「できなかったこと」は無視して「できたこと」だけをメモしましょう。「できたことメモ」がたくさん集まると自己肯定感が高まってくるよ、ということをお伝えしてきました。 これは、「振り返り」を行うための土台作りです。 自己肯定感を高めることが、ゴールではないんですね。自己肯定感を高めて「振り返り」をすることによって、自分自身と向き合い、行動を起こせる人になります。まさに、「行動変容できる人」になってい

【vol.45「できたこと」を見つめると、なぜか周りの人も楽しくなってしまうプロセスとは】

「できたこと」を見つめると生まれてくる感情 自分の「できたこと」を見つめると、無意識に「喜び」が生まれてきます。こういうことがうまくできた。こういうこと良かった。パスタがうまく作れた。仕事がこんなにうまくできた。何かが時間通りできた。こういうことをやったら喜ばれた。 このように「喜び」がたくさん生まれてきます。これは、無意識に心の奥からわきあがることです。 表情や言動にあらわれる変化 そうすると次に何が起きるか。 表情や言動も、ポジティブなものに変わっていきます。前

【vol.44「できたこと」を見つめると、なぜか人間関係が劇的に良くなってしまうらしい】

「できたこと」を見ると人間関係が良くなるのはなぜか 欠けたところに目が行くのが人間です。 「できたことノート」を読んだ方は、第1章を思い出してください。 子どもがテストで90点取ってきた時に、お父さんお母さんが「惜しかったね、あと10点で100点だったね」と言ってしまう。それは残念ですね、という話をしました。欠点ばかりに注目していると、相手のモチベーションを奪い成長を止めてしまいかねないので、人間関係にも影響が出てしまいます。 一方「できたこと」を見ると、「人間関係が

【Vol.43 ほんとうに?本当に「できなかったこと」は無視していいのか】

「できなかったこと」を無視してもいい理由 「できなかったこと」は無視していいです。もう完全無視、これでOKです。 大切なのは、「どうすれば自己肯定感を高めていけるのか」ということ。そのためには、仕事や学校で「失敗したこと」や「できなかったこと」は、完全に無視しちゃってください。 このように言うと、「本当かな?何か目標を達成するためには、できなかった方を改善するべきなんじゃないか」と考える方もいるのではないでしょうか。 もちろん、失敗から多くの学びはあると思います。僕

【Vol.42 行動しない人が使うNGワードの改善法】

「できたことノート®」は、「できたこと」という経験から学び取り、次に活かしていこうとする思考ツールです。しかし、のべ1万2000人の行動データと内省文を分析した結果、経験からうまく学び取れていない人もいることがわかりました。 「心がける」「徹底する」「努力する」 これらは、実践できない行動計画に使われる言葉の代表例です。この後、事例で説明していくので、自分が(これ使ってるな)と思ったら、チェックしてみてください。 NGワード① 頭で考えることで、行動ではないもの 「

【Vol.41三大”根づかない”行動習慣③ 「副詞」にだまされるな】

【vol.38 達成されない行動習慣の特徴とは】において、長続きして定着する行動と、途中で途絶えてしまう行動に分かれる原因は、「行動計画を立てるときの言葉の使い方」がポイントであるとお伝えしました。今回はふたつ目、三大”根づかない”行動習慣の特徴③「副詞」にだまされるな について解説します。 つい使ってしまう「副詞」の罠 「しっかり営業活動を行う」 「きちんと品質をチェックする」 「必ず交通費精算を行う」 「やるぞー!」という気持ちが伝わってくるような行動目標ですね。

【Vol.40 三大”根づかない”行動習慣② 「立派な言葉」は実は考えていない】

【vol.38 達成されない行動習慣の特徴とは】において、長続きして定着する行動と、途中で途絶えてしまう行動に分かれる原因は、「行動計画を立てるときの言葉の使い方」がポイントであるとお伝えしました。今回はふたつ目、三大”根づかない”行動習慣の特徴②「立派な言葉」は実は考えていない について解説します。 「立派な言葉」が実践を伴わない理由 私は「行動計画を立てさせて実践度を上げる」という指導を長年やってきましたけれども、難しい言葉や立派な言葉を書く人は、実践が伴わないこと

【vol.39 三大”根づかない”行動習慣の特徴① 「○○しない」は凹むだけで続かない】

前回のマガジン【vol.38 達成されない行動習慣の特徴とは】において、長続きして定着する行動と、途中で途絶えてしまう行動に分かれる原因は、「行動計画を立てるときの言葉の使い方」がポイントであるとお伝えしました。今回はそのひとつ目、三大”根づかない”行動習慣の特徴①「○○しない」は凹むだけで続かない について解説します。 「〇〇しない」は凹むだけで続かないのはなぜか ダイエットをしようとするとき、「間食をしない」「甘いものを食べない」という目標を立てる人が多いと思います

【vol.38 達成されない行動習慣の特徴とは】

経験から学び行動変容を促す「できたことノート®」 「できたことノート®」は、質問文に沿って「①詳しい事実」「②原因の分析」「③本音の感情」「④次なる行動」の4つの要素を書く過程で、「できたこと」という経験から学び取り、次に活かしていこうとする思考ツールです。このマガジンの【vol.16 次なる行動につながる内省のプロセス】でやり方を紹介しているので、参考にしてください。 「三大”根づかない”行動習慣の特徴」発見の経緯 私は、行動を変える専門家として企業向けの研修や人材

【vol.37 成長を妨げる思い込みについて】

前回 【vol.36 「経験」を目標達成に活かすには】では、 「できたこと」に着目し「自己肯定感」を高めておくと、 「成長欲求」スイッチが入り「経験」から学ぶことができる。 と、お伝えしました。 「できないこと」に着目してしまう理由 しかし、問題があるんです。 我々は小さいころから、「できないこと」に着目させられ、「人と比較される」環境にいました。 学校の勉強でもクラブ活動でも家庭でも、会社に入ると同期と比べられることがあったかもしれません。 いずれにしろ、「できな

【vol.36「経験」を目標達成に活かすには】

「経験」を目標達成に活かすために必要なものとは 「経験」を「目標達成」や「ありたい姿の実現」に活かすには、あるものを高めておく必要があります。 「成長したいな」という気持ち、すなわち「成長欲求」を高めておく必要があるんですね。 マズローという心理学者が、「欲求5段階説」を唱えています。5段階の欲求の最上位が「自己実現欲求」と言われていますが、それと同じです。人は「より成長したい」という気持ちがないと、「経験」から学びとることをしないんです。 「成長」というのは、「ザ

【vol.35「経験は大切」というけれど、一体「経験」の何が大切なのか考えてみた】

皆さんの過去は、「経験」のかたまりです。 小さい時に、ザリガニ捕りをしたこと。友達とケンカしたこと。 他にも受験勉強やクラブ活動など。これらは全部、皆さんの「経験」です。 では、「経験」の何が大切なのでしょうか 「経験」とは、実体験を通した学び ザリガニ捕りの時、挟まれるかもしれないけれど草むらに手を突っ込んで、チャレンジして捕った。怖いけどチャレンジして、がんばってザリガニが捕れた。この経験から、「勇気を出して挑戦するといいことがある」と学びました。 友達とケンカし