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書かない理由が見つからないモーニングページ

モーニングページがルーティンを超えてクセになっている長月です。

朝、書いて気持ちを吐き出す。

これ、
書かないより、書いた方が断然いいと思います!


モーニングページとは

毎朝ノートに思いついたことを書いていくだけで人生が変わるくらいにマインドや行動に変化をもたらすというもの。
作家・ディレクターのJulia Cameron(ジュリア・キャメロン)さんの著書「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」(原題:The Artist Way)で提案している創造性を見つけるためのワークの一つです。

「キナリノ」記事より一部抜粋

はじめに

これから書くことは、本書の「創造性を見つけるためのワーク」とはかけ離れた内容になります。
ですが心の奥底の気持ちを吐き出し、モヤッとを取り除いた先に、創造性にちかい何かを見つけられることと思っています。

朝、書くことに意味がある

「モーニングページ」というくらいなんですから、やはり朝書くことがオススメ。

朝、書く = 頭をスッキリさせてから1日をスタートさせる
ということ。

何を書いても許される

愚痴こそ吐き出すもの。

大半の方はお仕事をされています。
こんなことってありませんか?

仕事をしに行っているのに、厄介な人間関係に悩まされる。
時間をムダに搾取されたり、どうでもいい話しを聞かされたり。
やりにくい人が上司だったり、言動がなんかムカつく同期とか?

たいていは他人がかかわることそのものが悩みの発端です。
時には他人の言動によって傷つけられたりもする…。

他人に対して、いかに無関心でいられるか…。
聞き流せる人はひとにぎり…かと。

ひとつの例として、いちばん多そうな職場の人間関係について書きましたが、職場以外にも義理関係や友達とか、他人に関する悩みは常にあって、そのモヤモヤを抱えたままになっていることって多いんじゃないのかな、と思います。

愚痴を書くのがモーニングページではありませんが、言ってしまえばなんでもアリな書き出しです。

誰に見せるものでもない

モーニングページは人に見せるためのものではありません。

SNSで投稿する…。
そうなったらモーニングページの意味は成していないと思うのです。

いや…載せても別にかまわないけれど、投稿するテイで書いてしまうとダメですよ、ということ。

わたしはInstagramで手帳専用のアカウントを持っています。
手帳を投稿するのが日課です。

わたしと同じように手帳好きの方は国内のみならず世界中に大勢います。
手帳好きさんは、自身も含め、人様の手帳を観るのも好きな方が多いです。

みなさん、書いた手帳の中身をバンバン載せているのが現状です。

わたしはただ手帳が好きで、人様の手帳を観たいということ。
もうひとつは、自分好みの文字に出くわすとテンション上がるから。笑

この間、美容院のオーナーさんとも'人の書く字'について盛り上がったところなんですけどね。笑

話しが若干ズレたので戻します。

書いた手帳を載せる中で、身バレを防ぐため固有名詞などにボカシを入れて画像投稿しています。
そこが問題ではなく、言いたいのは、手帳なのに人に読まれる前提で書いている、ということ。

「□□に行ってきました。」

違和感を感じませんか?

目の前の手帳に、自分のことを書いているはずなのに「行ってきました」と…。

自分主体ではなく、読み手側に重きを置いているように感じるのはわたしだけでしょうか…。

手帳の中身を載せるのは自由です。
なんだけど、読まれる体で書くのはどうなんだろう…。

だからモーニングページでも同じことが言えると思うのです。
人様に見せるために書いてしまっていたら全然意味がない、と。

本音じゃないから。

微塵でも読まれることを考えているのなら、それはあなたの本音ではありません。

どんな悪口だろうが、汚い言葉使いだろうが、そのままを書けばいいのです。
心の声をそのまま書いてこそ'吐き出し'になるのですから。

わたしの場合、モーニングページがデスノートに化する日があります。笑
たまーにね。

日記とどうちがう?

・日記は見返す
・モーニングページは見返さなくてもいい

個人的には書き方のちがいだと思います。

日記って比較的ていねいに書きませんか?
それに対してモーニングページはなぐり書き上等、といったイメージ。

媒体はなんでも

ノートとペンがあれば、いつでもモーニングページをはじめることができます。

本来は手書きするものなんだそうです。
ですがわたしは続きませんでした。

書籍ではノート3ページ分を書くことが推奨されています。

初版(Amazonでは注文可)

2016年10月に楽天ブックスでこの書籍を買っています。

134件ものレビューからしても、反響の大きい書籍だと言えます。

その頃にモーニングページというものを知ったもよう。
書籍はほとんど積読状態で売りに出した記憶が…。

新版が発行されています。

⑵まで発行されていました。


専用のノートを用意するも書き心地にこだわるわたしは、ペンを取っ替え引っ替え…。
得意の本末転倒ぶりに、結局続かないという末路へ。

それから何度とリベンジしますが毎回続きません。
それがようやくです。
続けられる術を見つけたのが昨年。

なんと…7年越し!
現在4ヶ月目で絶賛継続中です。

続けられている理由は手書きからキーボードを打つことに変えたからです。

ノートパソコン代わりに買ったポメラが、まさかモーニングページでも活用するなんて。

タイピングの方が合っていたのは、心の声を吐き出すのが手書きでは追いつかなかったから、という理由でもあります。

手書きじゃなくても文字を書くことに変わりありません。

続かなくても大丈夫

三日坊主だったとしても、なんなら2日目にして書けなかったとしても、ぜんぜん大丈夫です。

朝ってね、忙しいですから。
この時期とくに寒いですから、早起きして時間を作るのはなおさらきびしいってもんです。
挫折はつきものですし。

継続するって相当むずかしいこと。
歯抜けでも、たった一行だけでも、ギナギナと続くようになったら、それはもうまちがいなくモーニングページとして成り立つと思います。

時間をつくる

わたしは手帳を開く前にモーニングページを書く(打つ)時間を確保しています。

5時前後に起きてお弁当のおかずを準備。
家中のタオルと洗濯物を洗濯機にぶち込んだら、主人が起きてくる6時までをモーニングページ時間としています。

多い時で40分。
寝坊&おかずを1から作る日は、5分くらいしかない日もあります。

たとえ5分でも書き出せたら、それだけでもちがいます。
早朝から出かけるなど自分時間がない日は書いていません。
昨日抜けちゃったな…と穴埋めすることもしません。
当日の朝、その時の気持ちを吐き出すものですから。

書く時間の確保ができてルーティン化されたら、白湯を飲まないとはじまらないように、書くことが当たり前になってきます。

書くことの意味がわかってきたり、効果を感じはじめたらしめたもの。
朝でなくても1日のどこかで書きたくなるかもしれませんしね。

愚痴こそ吐き出せ

書き(吐き)出すことは自分のために時間をとる、ということです。

時間は有限。
ですがこれから先、それに充てた時間がもったいなかったな…なんて思うでしょうか。

先日、ある言葉をググって、しみじみ感じたことがありました。

「愚痴」

言ってもしかたのないことを言って嘆くこと。
「くどくど—を並べる」

goo辞書より引用

愚痴ってそもそもが起こった出来事に対しての気持ちであって、だから当人のどうでもいい感情を外にぶちまけるってどうなの?って…。

愚痴は人に聞いてもらうもの、という感覚がありましたし、これまで散々人に聞いてもらってきました。
だけど聞かされる側はどうでしょうか。

愚痴の度合いによっては疲れるだけの話しになり兼ねません。

お笑いの人みたく、どんな話しも笑いに持っていけたらいいのでしょうけどね。

心を守るのは自分

心を守るのは自分自身です。

自分はダメだなぁ。
なんでこんなこともできないんだ…。
と責めたり攻撃してもいけません。

自分で自分を守ってやらないといけないのです。
それを他人にどうこうしてもらおうという考えもまちがいなのです。

他人にこっちの心の状況なんてわかりっこありません。

そのために書き出すのです。
気持ちを書き出して、自分はどうしたいのかを考えるのです。

あなたの味方はあなたしかいません。
家族でも、彼、彼女、パートナーでも、自分以外は全員他人です。

日々のモヤモヤが積み重なって心が悲鳴をあげる前に、気持ちを書き出して解放してあげる。

もしかすると日記にしたためている人もいるかもしれませんよね。

文面を気にして改まって書くよりも、モーニングページとしてぐっちゃぐちゃに走り書きする方が発散できるんじゃないのかな…とわたしは思います。

なんだかんだグダグダとならべましたが、なんでもいいから書き出してみてほしい。
ただそれだけです。


お付き合いくださってありがとうございました。




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