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写真集のようなレシピ本に思いを馳せる

料理することよりも、人が作るところを見るのが大好き。
ということで、レシピ本への思いを語らせてください!

子供の頃から料理に興味があって、中学の頃には「世界の料理ショー」という、どこの国の人だかも知らないで、録画してはその番組を繰り返し観ていました。
なんでか親の寝室でこっそりと。笑

今も変わらず、料理番組を観るのが好き。
作れよ、って話しなんですが…。

男子ごはんはトークも兼ねる料理番組として、ケンタローさんの頃から毎週録画してチェック。
キューピー3分クッキング、きょうの料理などなど。

YouTubeではコウケンテツさんのチャンネルを登録していて、一般の方のVlogでも料理に重きを置いていると視聴することが多いです。

もう終わってしまったけど、上沼恵美子さんのおしゃべりクッキングも録画して、気になったものをチョイスして作る、といった感じでした。

和・洋・中それぞれのプロが作っているから好きでした。
上沼恵美子さんの'ベシャリ'もね!

相当むかし、井森美幸さんが不慣れな手つきで作る番組がありましたよね。
「郁恵・井森のお料理BAN!BAN!」だ。笑

わたしが好きなのは、あくまで料理家さんが作る番組。

観るからには先生に教わるつもりの心構えでいるので、素人さんが不慣れな手つきで切ったり炒めたりする様子は、ちょっと目に余るものがあるんですよね…。

番組としては好きなんですよ?

オールスター感謝祭、逃走中、サスケとか、なにがおもしろいのかわからない番組(失礼すぎるやろw)よりずっと好き。

前置きが非常に長くなってしまいましたが、実際に作る様子がわかりやすいテレビ番組だけじゃなく、レシピ本を見ることも同様に好きなんです。

これまで購入したレシピ本は100冊なんて軽く超えていると思います。

小学生の頃に3つ上の姉(調理師の資格あり)のアシスタント的なことをさせられていました。

ボウルを押さえる(姉は混ぜる)。
じゃがいもをつぶして冷ます、とか。

中学になると率先してカンタンなものは作っていましたから、いいふうに転んで?影響されたんでしょうね。

料理に関してちょっとでもきらいな要素があったのなら、今のようになっていなかったと思います。

料理するって、できないよりできたほうが断然いいと思うんです。
生きていく上で作って食べることって必要不可欠なことなので、母から料理を教わることはなかったけれど、姉を見ていて興味を持てたことには感謝ですよね。

高校生になると自分でお弁当を作って(母の茶色弁当がイヤで)詰めていて、それから何十年と歳を重ねているのですから、年齢とともに嗜好も変わってきています。

手の込んだものよりも、ニンジンをソテーするとか、野菜本来の味を活かすようなシンプルな調理法に興味を持つように…。

嗜好の変化とともに、過去に買ったけれどまったく触れなくなってしまったレシピ本は手放しつつ、今の自分が欲する内容の新しいものを手に入れながら循環させてきました。

活字系の書籍より、つねに身近にあったのは料理本。
銀行の待ち時間でもファッション誌より料理本を手にとっていましたしね。

実兄作の、廊下にある作り付け本棚には料理系が多く占めています。

書店に行くと料理本コーナーは必ずチェックするので今でもちょいちょい買うし、数ヶ月スパンで2〜3冊大人買いをすることもあります。

好きなタレントさんを写真集でじっくりと見るのが好きな方がいるように、それがわたしにとっては料理本なのです。

だから'惚れる写真'であることが必須。

表紙をざっと見渡せば、だいたい中身の察しがつきます。
ごちゃつき感満載の、レシピ数をやたら詰め込んだものには惹かれません。

ピンときた2冊

これだ!と感じた本は「めっちゃ好みやー!」とその場でひとりテンション爆上げ状態になっています。笑

中身をチェックして買うに至るポイントは、
・写真集の要素がある
・作ってみたいレシピがある程度載っている

料理はおいしいことはもちろん、まず目で楽しむとも言います。

懐石料理だと、木の芽とか季節の花なんかが添えてあるようなもの。
コース料理だと、大きいお皿の真ん中にちょこっと料理がのっていて、まわりをソースで彩る、的な…。

そういった手の込んだ感じではなくて、わたしが好むのはふつうの家庭料理。

普段からよく使う食材で、煮る焼く揚げる、といった、いたって普通に作ることができそうな手料理。

シンプルに作られた手料理が、アングル、光の入り方、ボケ感ですごく素敵に見える。

言わば、写真の撮り方に惹かれるのです。

写真を撮るのが好きなので、こんな写真が撮れたらいいな~と、素人ながらにカメラ上級者(カメラマンの仕事振り)を憧れの眼差しで見ています。

あと、料理を際立たせるスタイリングをされている方にももちろんリスペクトの視線で、じっくりと舐めるように眺めます。(少々変態気味w)

おいしそうな一品が盛り付けられている食器にも目がいくし、添えられたカトラリーなど、そのページ自体がもはや造形美。

だから料理本であって写真集なんです。

手持ちの料理本の中から、選りすぐりの何冊かをご紹介させてください。

一部
「おいしいルール」より
「PAROLEのおかず帖」より
「塩の料理帖」より
「フライパン煮込み」より
「1肉1野菜 鍋」より
「ELLE」より

どれも素敵。

その日の気分で本棚から5~6冊選んで、リビングでゆったりコーヒーでも飲みながら…
なんて時間が最高に好き。

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