見出し画像

つれぴの薬がいっぱいある

つれぴはADHDなわけだが、お薬をもらっている。
社会人になってから飲んでいるから、結構な年数飲んでいると思う。
平日、朝、必ず飲んでいる。でも、休日は飲んでいない。
本当は飲むようにお医者さんから言われているらしいけど、
副作用が結構大きく出るらしいから、平日しか飲まないと言っていた。
そうすると、どうなるか。
あまりのお薬がね、アホみたいに出てくるんですよ。

お薬手帳が結構大事になってきます。

精神薬は継続して安定的に飲む必要があるとされているから、
お医者さん側でも、1ヶ月分とかっていって、どばって出すんよ。するとどうなるか。
マジで100錠レベルの余りが出るんですよ。

お薬は用法用量を守ってくださいね。頼むぜ。

お医者さんに行く前、ワイは必ずつれぴにいうわけ。
「お薬余ってるんですけど、って言っておいで」ってさ。
つれぴ、なんていうと思う?
「覚えてればね!」

覚えてるわけねんだ。
仕事終わって疲れた頭で診察に行っているわけだから、
それを覚えている余力なんてのはない。

それでワイはまた、大量に出された薬を見て、あちゃあ、となる。
一回捨ててもいいと思っている。

精神薬は、ロキソニンとか、風邪薬とかとは別種の薬です。
だから、お医者さんも、飲み切れる量を計算して出しているはず。
でもね、患者さん側が、うちのつれぴみたいに調節していたらさ、
わかんないわけよ。
まさか家に100錠レベルの余りがあるなんてさ、
思わないよね。飲み切るって思って出してるんだからさ。

これはつれぴの薬を前にどうしようかと思っているワイの図

精神薬は、患者さん一人一人に対する適切な量というのがあります。
何せ脳内物質をいじる薬だから、個人の体質により過ぎる。
だから、最初の処方の際は、これかな、あれかなって、試していきます。
それで、この薬で、この量が適切!ってわかったら、
適切な量を維持するために、プラスもマイナスもないように薬を処方するんです。
大事なのは、プラスもマイナスもないように薬を処方する、の部分です。
次病院に来る時に、きっかりなくなっている計算で出しているってわけ。

薬の飲み忘れなんか計算に入れてない時だってある。

さて、患者側からしたら、つれぴみたいな事情があって余ることもあるよね。

あのね、本当に余っていること伝えてほしいの。

ついでにどんなふうに飲んでいるかも伝えてほしいのよ。例えば平日は飲んでるけど休日は飲んでないとかね。
じゃないと、お医者さん側でも適切に処方ができなくなったり、
診察するのが難しくなって、混乱することがあるから。

だから、今、お薬が体質的に合っていて、お医者さんとの相性もいいという方、
そして、大量にお薬があまり出したという方はね、
ぜひ、お薬が余っていることをお医者さんに伝えてください。

「精神科」でいらすとや検索したら、フロイトが出てきた。なんで。

精神薬が大量に家にあるというのは、
ある意味あなたを脅威に晒しているのと同じことなんです。

お医者さんだってあなたに健やかでいてほしいから、医業をやっているわけですから。
健やかにならないようなものを排除していくのが、医業に携わるものの義務です。

そして、お薬が合わなくて、お医者さんも合わんな、という人。
紹介状を書いてもらって、違うクリニックに行くのはアリです。

例えば、薬を減らしたいのに、なかなか減らしてくれないとかね、
たまに聞きますが、
そうなった場合、減薬相談を主にやっているクリニックに行くのが良いです。
なんとなく関西が強いイメージなので、関東で探すのは、至難の業かもしれんが、
それを研究しているお医者さんは一定数いらっしゃいますので、
論文検索からお医者さんを探すのもありかもしれません。
ご参考までに。

紹介状はお医者さんに頼めば、必ず書いてくれるものなので、気まずい気持ちになるかもだけど、言ってみるのは全然アリです。

ということで、ワイはこのつれぴの薬をどうしようかと思っておるので、
つれぴが帰ってきたら、「この薬、どうする?」って言ってみようと思う。
この会話、10000000000回してる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?