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クソバカデカ感情とは

最近「Thrill me」という舞台を見てまいりました。
ご存知でしょうか。
あらすじをのっけておきますね。

1920年代、全米を震撼させた事件をベースにしたミュージカル作品。残忍な誘拐殺人事件を“スリルを味わいたかった”という理由で犯した2人の天才である“私”と“彼”、そしてピアノ1台のみで、究極の心理戦を描き出していく。

fashion press「ミュージカル『スリル・ミー』東京・大阪・福岡・名古屋・群馬で、“私”と“彼”に尾上松也×廣瀬友祐ら」

本当にとんでもないものを見たと思いました。
二人のクソバカデカ感情の応戦たるや、息もつかせない緊迫の100分。
大変ワイ好みのエンタメ作品でございました。
そう、ワイはそういったクソバカデカ感情が大好物です。
それがネガティブなものであっても、ポジティブなものであっても。

ということで、本日は、「クソバカデカ感情」を扱っていきます。

本当にとんでもなかったんだから。

まず、感情とは何かから整理しましょう。

感情(かんじょう)とは、ヒトなどの動物がものごとや対象に対して抱く気持ちのこと。

wikipedia 「感情」

Wikipediaには上記のように書いてありましたが、心理学辞典には、次のように書かれていました。

感情がどのようなものであるかは誰もが知っているが、その定義を求められると誰もが答えられないと言われる。これは感情の種類についてもいえることで、何を基本感情と見なすかということすら研究者間で意見が一致していない。

心理学辞典「感情」

マジかよ。定義されてないんかよ。
はい、詰みです。
「感情」というものの定義がされていないとなると、「クソバカデカ」の部分が乗ってきません。
ということでね、個人的な考えを書いていこうと思います。

ワイらにはいろんな感情がありますよね

ワイは、Wikipediaの定義がしっくりきています。
それにプラスして、「何かの出来事に対する快・不快の反応」とも思っています。
たとえば、友達と話している時「お前って真面目だよね」というセリフを聞いた、という出来事があったとします。
これに対して、「快」と感じられれば、「嬉しい」という反応になるでしょうし、
「不快」と感じられれば、「怒り」という反応になるでしょう。
反応だからこそ、頭でコントロールすることが難しいとも思っています。
この反応の振れ幅によって、感情の揺れ動きがあると思っていますが、
「クソバカデカ感情」はこの振れ幅が振り切れちゃって、コントロールなんて聞きやしない、本能に近い感覚がします。
より動物的ですし、その感情しか見えていない視野の狭さを感じます。

これを向けられたら、大変怖い。本能で向かってくるやつなんて、やばいに決まってるからね。
ですから、エンタメ作品の中で鑑賞する分には、現実から離れているものとして捉えられるので、大変美味しくいただくことができるのではないかな、と思います。

大変美味しくいただいている時のワイです。

しかし、これを現実問題として直面せざるを得ない事態となると、厄介です。
こういう感情を誰かから向けられて困っているという人は、
ほんと、信頼できる誰かか第三者機関に相談してくださいね。
一方で、お互いにクソバカデカ感情を向き合って、それが楽しいという人もいると思います。
まあ、あの……ほどほどにね……楽しんでくださいね……
クソバカデカ感情はエネルギーを使うと思いますから……体と心に気をつけて……適度にね……

クソバカデカ感情のぶつかり合いってこんなイメージ

ということで、本日は「クソバカデカ感情」について扱ってまいりました。
考えてみれば、ワイの歴代推したちは、「クソバカデカ感情」を主人公に向けているキャラたちです。
ルパン三世の次元大介や、血界戦線のスティーブン、ヒロアカの相澤先生。
次元ちゃんに至ってはルパンに向かって「お前に引導を渡すのは俺だ」って言ってますからね。
あのセリフ、ほんと、びっくりしたなあ。
次元ちゃん考察もいつか書きたいな。1万字くらいになりそう。
推しへの想い……これが……クソバカデカ感情ってこと……?

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