早寝早起き出来る子が良い子?
子どもの発達とか成長に睡眠時間が一定量必要だというのは分かります。
いわゆる「規則正しい生活」のために早寝早起きでリズムを取り、毎日を元気に過ごしましょう、ということも分からないではないです。
でも、特に小学校低学年くらいまでって、保護者の生活リズムに子どもの生活がかなり影響するのです。
子どもだけの意志だけではどうにもならないことが多いです。
「○○時までに寝ましょう。」
みたいな話を守ろうとすると夕食が食べられない子も出てくるかもしれない、ということを子どもと関わる仕事をする人は、少し想像をしてみて欲しいです。
例えば我が家も共働きで、僕の場合は夕方から生徒と過ごすことになります。
妻も帰宅は19時近くになることが多いです。
息子が寝るまで半分ワンオペ状態。
僕が夕食を少し準備をしてから仕事に行ってても、夕食づくりの仕上げ、夕食を食べる、風呂…
これだけで20時に寝ることが不可能に近いことは想像に容易いです。
バタバタと無理やりに終わらせて、親子のコミュニケーションもそこそこで就寝だと翌日頑張るエネルギーが子どもに湧くわけもありません。
○○時に寝れると良いよね、みたいなことは多くの親が思っている、けれどできないのです。
家庭の背景を想像しながら、支援もしていきたいものです。
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