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身体で感じる 心で感じる

身体と心。
その二つはきっと二つで一つのような存在、もしくは本来は別れていないものだったかもしれない。
心はどこにあるの?身体は何を伝えているの?
これは身体と心の探検記。

心って何?身体って何?
私の理解では心は身体の中の胸のあたりにある気がしていた。
なぜなら悲しいことがあると、この辺が痛いような気持ちだったり、重苦しかったりする。
嬉しいとこの辺がムズムズしたりあたたかくなるような気がする。
私は、このnoteにも書いたけれど、ことあるごとにいろいろなものを胸で感じている。米を洗うときは米を。歩くときはリズムを。
そうすると、ご飯が美味しくなったり、いつも歩いている道が新しい道かのような気がするのだ。

でもある日、もっと心に触れてみたいと思った。
香りを使って心で感じてみよう。
フローラルエッセンスを嗅いで胸で感じてみる。
ス〜っと胸のあたりに香りが降りていく。
この辺に心があるのかな?

心、こころ。
ここ ろ。
ここ=「今」 の ろ=「空間」。
ろってなんとなく「炉」とかいうから「場所」とか「空間」を表している気がする。
つまり、今を感じる空間なんじゃなかろうか。

その空間をもっと感じてみる。
鼻から香る香を心で感じてみたら・・・。

そう、そしたらそこの扉みたいなところに触れた。
扉に触れると、「こわい」と反射的に感じた。
昔のその場所の思い出が思い出された。恋愛をして、失恋をして、胸から血が出るような思い。
でも、その時、「こわくないよ、大丈夫だよ」という声がなんとなくした。そう、あの思い出はとっくの昔に解消していると思っていたし、もう大丈夫なんだ、きっと。
勇気を持って、その扉を開けてみる。玉ねぎの外皮を剥く感じにも近い。その中を感じてみる。
ああ、この場所、この感覚覚えている。胸のス〜っとする場所。嬉しいことがあるとあたたかくなる場所。嫌なことがあると、お腹と直に通じていてスワーっと寒くなって、すぐにお腹を下す。

場所的には息をする時いつも通る場所だ。
ああ、ここを通るから息が大事ってことなんだ。
きっと息には私の意思がこの場所で溶け込んで、外の空間に伝わるんだ。きっと空気を伝わって超高速で意思が伝わっていく。そして現実が作られる。んじゃないかな。

今、ここの空気を吸って、どんな思いを心で感じるか。そしてその心で感じた波を出すか。そう、心はきっと、広大な草原と空の間の空間のようでも、チャポンチャポンとたゆたう水のような海のような場所でもある。そこで外からの感覚が「心」というこの場所で感じられる。そして波が生まれる。そしてその波形が息と共に、外の空間に伝わっていく。
ああ、だから呼吸が大事なんだな。なるほど〜。と勝手に納得。

そしてギュッと縮こまった心をだんだん開いていくことで本来の私と外の世界がより調和していくんだ。そして心で感じたものを身体はつぶさに反応して、お腹痛くして解毒させたり、胸から込み上げたものは、涙やことばになって私たちは自分自身を表現するんだな。

きっと心は、草原、海をたたえた場所、ブラックホールのような、宇宙のような。。。まだまだ全然わからないな。わからなすぎて面白すぎる。身体。心。

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身体と心の探検家、永澤朋恵は画家でもあります。

なんとなく今日のテーマに下記の絵を添えてみました。

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「【アクリル画】うつし世 Reflecting in this world」
この世界を愛する
94cm×64cm 楮手漉き和紙 アクリル画

この世界を愛することはきっと自分を愛することにつながっているんだろうな。自分をうつす世界。うつし世。現世。

こちらの絵画は下記のサイトで販売しています。
https://flagoffree.theshop.jp/items/33949625

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