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「チーズはどこへ消えた?」を読んだ

はじめに

短いのに中身が濃くて人生をより良くするためにはどうすべきかのヒントが書いてある良い本だと思った。

メインとなる章は登場人物が少なく、読書慣れしていない自分にもある程度場面が想像できて読みやすかった。

この本は3部構成だが、本のメインは2部なので、2部だけ読むだけでも良いかもしれない。

以下は引用を交えながら自分が感じたことを書いていく。
この記事は引用を交えた感想となるのでネタバレを気にする人は見ないほうが良いかも

感想


変化とは、何かを失うことだと思っていたのが、何かを得ることなのだ、とね。そのためにはどうすればいいかということも教えられたよ。それで、たちまち物事がうまくいくようになったんだ、仕事でも生活でも。

チーズはどこへ消えた? (扶桑社BOOKS)
スペンサー・ジョンソン、門田美鈴

変化するという事は何かを失ったり、多少なりとも大変な目にあうという印象はあるけど、そもそも人類っていうのはそれぞれの時代で起こってきた変化に対応して生きてきたわけで、そりゃぁ変化に対応できない人は置いていかれるわなぁと思った。
変化していかないと、その時代時代に適応していかないと、そもそも生き残るのが難しいのかも…。


ネズミたちは事態をくわしく分析したりはしなかった。
彼らにとっては、問題も答えもはっきりしていた。チーズ・ステーションCの状況が変わったのだ。だから、自分たちも変わることにした。

チーズはどこへ消えた? (扶桑社BOOKS)
スペンサー・ジョンソン、門田美鈴

状況が変われば、自分も変わらないと世の中に置いていかれるよねっていう事だと思いました。
状況というのはいつか必ず変化するわけで、その変化がいつ来ても良いように日々自己研磨を怠らないように精進しておいたほうが未来の自分の為になるなと感じました。


ホーは、失ったものではなく手に入れるもののことを考えつづけた。
どうして変化は何かもっと悪いことをもたらすなどと思っていたんだろう。変化はもっといいものをもたらしてくれるのに。

チーズはどこへ消えた? (扶桑社BOOKS)
スペンサー・ジョンソン、門田美鈴

仕事であったり、家庭であったり、友人関係であったり、現状がとても居心地が良いと変化が起こるのが怖いとか嫌だと感じてしまうけど、その殻を破って仕事で新しい事に挑戦してみる、友人関係であれば新しいコミュニティに入ってみる、家庭であればなんだろうな…、今までダラダラするだけに使っていた時間を勉強やスポーツにあててみるとかかな…。

何か新しい事を始めれば、自分にとって良いもの、良い出来事をもたらせてくれる可能性があるって事なんだろうな。


人が恐れている事態は、実際は想像するほど悪くはないのだ。自分の心の中につくりあげている恐怖のほうが、現実よりずっとひどいのだ。

チーズはどこへ消えた? (扶桑社BOOKS)
スペンサー・ジョンソン、門田美鈴

自分自身で勝手に恐怖を増大させてしまっている…という事はあったりする。
でもやってみると意外と大丈夫だったりする。
考えるのも大事だけど、とりあえずやってみるっていうのはもっと大事。

そう、この読書感想文だって書く前は上手く書けるかなとか、みんなが思っている事と違っていたらどうしようとか、的はずれな事を書いていたらどうしようとか色々考えていたけど、書いて公開してしまえばそれで終わり。


最大の障害は自分自身の中にある。 自分が変わらなければ好転しない

チーズはどこへ消えた? (扶桑社BOOKS)
スペンサー・ジョンソン、門田美鈴

チーズを探しに行くかどうかは他人が決めることではなく自分自身が変わる必要があって自分が決めること。自体を本気で好転させたいとか変えたいとか考えているのであれば自分が変わるしか無い。
周りの人間であったり、今いる環境っていうのは自分に変わるきっかけを与えてくれるかもしれないが、自分を変えられるのは自分だけ。


最後に

読書感想文を書くのは小学校以来かもしれない。
当時は「僕は」の後の言葉が出てこなくて困っていた記憶がある。

だって、借りた本を読んで無いんだもの!書けるわけ無いよ!

おしまい

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