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2泊3日スマホなし小値賀島の旅

雑感を記す。今回はメモ。旅行記は別途書こうと思う。

2泊3日で、小値賀島に旅行に行ってきた。スマホは持たず、今回はYoutubeの収録もしない。自分の感受性だけを持ち合わせ、旅に出る。というコンセプト。とはいえ、一眼レフカメラは持って行った。旅の思い出を想起するための風景を、切り取って持ち帰るために。なお、自分の視点と近い絵で切り取るために、ズームレンズではなく、単焦点のレンズにした。

小値賀で魅力に感じたこと

  • 笛吹周辺の、古風な街並み。

    • 道が入り組んでいるのが面白い。

    • 猫もいて癒される。

入り組んだ小道。階段もちょこちょこ現れる
日本らしい古い民家が立ち並ぶ笛吹エリア
歴史民俗資料館前の風情ある道
数はそこまで多くない印象だが、猫もいた
  • 島の特徴(:豊かな島)が面白い。

    • 農業盛ん(至る所に水田があってびっくり)。

    • 牧畜が盛ん(牛多い。子牛を出荷するのが多いそう)。

    • 海の資源にも恵まれる(遠浅で海産資源も豊富に採れる。特に鮑)。

    • かつては、捕鯨で栄えた。

至る所で田んぼを見かけた
いきなり牛に遭遇してビビる
小値賀ではお馴染みの標識らしい
  • 海に関しての新たな発見

    • 本当に美しい砂浜は、水が「青」ではなく「白」、ないしはクリーム色に見えるということを学んだ(→ 水が透明すぎて、白い砂浜が透けて見えるため)。

    • 基本的には透き通るような「青」い海。柿の浜海水浴場では「白」い浜。赤浜海岸では、「赤」い海岸。「青」「白」「赤」3色の海が見られてめっちゃ面白かった。

透き通る青い海がどこまでも広がる
本当に美しい砂浜は、水が「白く」見える
小値賀では、青、白と続き、赤い浜まで見える
  • 野崎島面白い

    • 世界遺産 & 無人島である野崎島が非常に面白かった

      • 神官屋敷跡の趣ある日本家屋

      • 荒廃した集落跡

      • 至る所にいるシカ!

      • 旧野首教会(鉄川与助設計施工・内部は大浦天主堂に似てる)

      • 山がなく水資源確保にやや難儀する小値賀島ために野崎にダム作ってここから給水してるの興味深かった。

野崎の集落跡
日本家屋は美しい。作りに自然との調和を感じる
「サバンナ」には鹿がたくさん
ゴジラの尻尾
旧野首天守堂
  • 人の良さ

    • 挨拶すると、お返しくれる。挨拶しなくても、向こうから声をかけてくれる。離島や農村部にたまにある「警戒されている」感ないしは「歓迎していない」感が全くなくて、かなり驚いた。稀有な島だと思った。居心地がとても良かった。

    • 野崎にて、超素敵な渋いおじさんガイドとの、一瞬だが印象的な交流が心に残った。別途記載しようと思う。

  • 宿

    • 泊まった宿が非常に良かった。スタッフさんの対応、部屋の清潔さ。そして何より朝飯が最高に美味しかった。

  • その他

    • 夜空の星が半端ねぇ!!!

    • 自転車で島全域を巡れるサイズ感。

    • フェリーターミナルの雰囲気がとても良かった。「おぢか未来会議」という、島の未来を島の老若男女で議論した結果が掲載されていたり、フォトコンテストの素敵な写真がたくさん貼られていた。

    • 島の観光促進は「小値賀アイランドツーリズム」さんが相当頑張っている印象。あと「東彼杵ひとこともの公社」の名前をチラチラ発見した(何かで協力している模様)。長崎県内で素敵だな、センスが良いな、と思うものには高確率で東彼杵の名前が出てくる。

島に「これから何かが始まる」雰囲気を感じた

その他所感

  • 自分は「発信」に毒されいる

    • 今回は「スマホなしの旅」で、Youtube撮影もせず、純粋に旅を味わおうと思っていた(本すら持って行かなかった)。ただ、旅行記は(本記事とは別に)書きたいな〜と考えていた。エッセイ的な。

    • ただ、そうするとどうしても「発信」を前提とした旅行になるため、本当に純度100%旅自体を味わえたのか?というと、やや疑問も残った。「撮影」が「メモ」に、「動画」が「エッセイ」に変わっただけで、旅行中の「レコーディング」的意識から逃れられることはなかった気がする。

  • スマホは淋しさを紛らわすための窓である

    • 窓の外から見える人の気配で、淋しさは紛れる。ないし、人によっては、本質的に淋しい気持ちを埋め合わせている人もいると思う。

    • スマホがないと、寂しさと真正面から向き合うことになる。その場凌ぎの逃げ場がなくなる。

  • 久しぶりに「退屈」を経験した

    • 帰りの電車(佐世保→長崎)の2時間が、なかなかに退屈だった。スマホもなければ、本も持ってきてないので読む活字がない。苦痛だったが、久しぶりで新鮮だった。そういえば、いつも退屈はスマホや本で埋められていたなぁと思った。


…小値賀島旅行記は、別途書く予定です。

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