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鯨、実は欧米人も食べるってよ。

一昨日は、築地の鯨(https://www.e-kujira.net/)で、鯨づくしの鯨パーティー。特に刺身4種盛りがすごかったです。

タンパクでクセのないミンククジラ赤身、それよりも大きめで脂のあるコククジラ赤身、顎や頬の部分の肉で霜降り肉にもにたサシの入った鹿の子、尻尾の付け根の肉で1Kg6万円も超えるという超希少部位の尾の身。素晴らしいラインナップでした。

鯨というと給食で出ていた世代の方からすると、肉の代替品であり、臭くて美味しくないものというイメージがあるかもしれませんが、それはかつての話。

今では、鮮度保持技術が高まったり、高価なものとして良い扱いがされているので、臭みがなくて美味しいものが増えています。

お店の人から聞いた話で意外だったのは、欧米系の外国人も食べにくるという話です。特に、反捕鯨で知られるオーストラリア人も食べにくることがあるのだとか。むしろ、外国人には「ここで鯨食べられるってよ!」と人気なようです。(もちろん、コロナ以前の話ではありますが。)

鯨を食べてはいけないというのは、法律で決まっているわけでもないですし、宗教の規律というわけでもない場合がほとんどです。要は、その人の考えによるというもので、欧米人でも「食べてはいけない」と言っている人たちばかりが目立ちますが、それは、一部の人たちとのこと。そういう方々をメディアが取り上げ、政治的にも前面に出てきてしまうというだけな感じがしました。

確かに考えてみれば、中国や韓国で食用の犬がありますが、「犬は食べるものではない」という人もいれば、「犬を食べてみたい」という人もいるわけなので、それに近いのかもという感じがします。

鯨を食べて良いかのいかんについては、水産庁が出している見解が究極と思っており、文化の違いを押し付けるようなことはされるべきではないと私は思っています。

例えば、こちら。
捕鯨反対派に対する、水産庁の回答に称賛の声 「ぐうの音も出ない」「まさにそれ」(grape(グレイプ))https://grapee.jp/680255

商業捕鯨が再開されて、需要の喚起が喫緊の課題となっていたところ、コロナによる自粛は影響が小さくないようです。

資源量が増えたこともあり、美味しくてヘルシーな鯨を有効活用していくことが望ましいのではないでしょうか。

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