イオ子の不思議スポット・【北陸新幹線開通で18きっぷはどうなるのか~第三セクター北陸特例】編
休暇と撮影を兼ねて、
18切符の旅に出ていました。
初日は、長野県の白馬です。
そう1998年に長野オリンピックが開催された場所みたいです!
そのおかげか、今でもとっても多くの外国人の方がいらっしゃるのですね。
夏山と冬山の絵面が、想像の中でごちゃっと入り乱れていたのですが、見事な雪山でした。
・・・まっっっっっしろ!!!
髪の毛も、まつ毛も
凍りますし、
20m先も何も見えないです。
この真っ白の中をスキーなどで滑っていると、昇っているのか下っているのかも分からなくなるそうです。
上下左右も分からず、感覚がよくわからなくなって止まることなく只々真っ白の中を滑り続けていると「酔う」、とロッジの方が仰っていました。
ホワイトアウトする感覚を、知る機会はきっとないのだろうけれど、
もちろん、少しだけなら知りたい気がします。
2日目の朝、目を覚ますと、雪が降っています。4月半ばに見る大雪です。
深い霧に包まれた八方尾根。
屋根から雪か落ちる「ドスっ」といった音が、夜中じゅう響いていました。
森の中にひっそりと佇む写真館や、ドカンと広がるオリンピックのジャンプ台などを見学した後、
旅と写真の相方(人妻)と私は、白馬を後にして、金沢へ向かいました。
白馬駅から信濃森上駅を過ぎると、すぐにハードな渓谷地帯となります。
南小谷駅まで列車はカーブが連続し、険しい谷を通っていきます。
携帯を見たり、本を読んだり、してるとヒドい目に遭いそうなカーブっぷりなので、考え事をします。
鉄道に乗ってる時間は、贅沢な時間です。
なーにもやらなくてもいいし、
今の自分にとって「何が大事なのか。何が必要そうなのか」を考える事が出来る気がします。
けれど今回は違っていました。
頭の中には、日常のものがガチガチに詰まったままでした。
まるで、がっぷり四つに組んだかたちのまま、ひょいっとつまみ上げられて持ち上げられてこの場所に置かれてしまった、、みたいです。
なににがっぷり組んでいたのかは、サッパリ分からないけれど。
「そんな時もあるさ。」
そう思えば、
旅というものの色んな側面が見えてくる気がして、ますます楽しめるような気がしてきます。
糸魚川駅〜金沢駅までの間は、
2015年3月14日の北陸新幹線長野~金沢間開業にともない、
JRの管轄では無くなってしまったそうです。
つまり18きっぷが使えませんorz...
(一部の区間を除く)
どうするのかと言うと、
第三セクターを、すごく細切れに乗り継いでいきます。
新潟県を移動するときは【しなの鉄道】、新潟県の移動は【えちごトキめき鉄道】、
富山県の移動は【あいの風とやま鉄道】、石川県の移動は【IRいしかわ鉄道】となります。
糸魚川〜金沢までの間に、いちいち何度も乗り換えなくてはならず、料金もバラバラでなかなか大変…>_<…
どうしてかと言うと「県ごとの管轄だから」なのだそうです。
分離した並行在来線は赤字必至みたいで、
これらの在来線の経営が、地元自治体に重い負担としてのしかかるのではないか、ということです。
北陸特例についてはこちら。
うーむ。
金沢まで、4時間。
(ぶん・しゃしん 前田紗希)
→イオ子の不思議スポット・五木寛之も通った金沢の純喫茶【"ローレンス島"の魔女】編へ続く
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