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今から沖縄へ行こうか、なんて

20数年前の思い出話。昨日の続き。

京都の友人宅に着くと、家に居ても何だからって、「イイ場所」を案内してもらった。

普通ね、わざわざ遠くからきて、京都を案内といったら、寺社仏閣や歴史的な建物など文化的なところに行くものだけど、そうじゃなかった。

「京都でもな、焚き火できるトコあるねんかぁ」っていうね・・

僕ら北海道では、っていうか、当時住んでいた北見市近郊では焚き火くらい楽勝なんだけど、全国的にはそうじゃない。とくに都市部だったら、それは難しいことだ。

場所はちゃんと思い出せないんだけど、京都の小高い山の上。

隠したいんじゃなくて、全然思い出せない。

登山路には、88カ所のような小さなお堂がたくさんあって、途中そのルートを外れて、さらに山の上に登った。

街を見下ろすことの出来る開けた場所があるのだけど、本当に焚き火ができるほど、人が上がってくる気配は無い。

坂の下に向かって右側の街の向こうに見える山に、大文字の送り火が見えるって言ってたような記憶がある。

如意ヶ岳かな。だとしたら、山科あたりなのかもしれない。

この山で、大阪の友人も合流。こちらは、とっても元気なお姉さん。

10年以上連絡を取っていなかったけど、数年前にFacebookで繋がったんだ。時代ってすごいね。有り難い。(というわけで、本人も見ているような気がするので、大阪のお姉さんのことは、詳しくはかかない。笑)

お互いいい加減、歳は取ったけど、Facebookで彼女の投稿なんかを見ると、ふと当時みたいな心境に戻るよね。

そして僕らは、京都の山の上で、宣言通り焚き火を始めた。

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そりゃね、北海道でしてたみたいに、豪快なキャンプファイヤーじゃなくて、小さな焚き火台の上で、指先で折れる枝をくべるくらいやつね。コゲ痕が残らないから、自然へのダメージも少ない。

もともと、旅仲間だから、当然話はそれぞれの旅の話になる。

その中でも、とにかく沖縄がいいと聞くのだけど、僕ら北海道民にとって、沖縄は、果てしなく遠いところだ。

なんせ、海外旅行と同じくらい金も時間もかかる。
下手したら、韓国や東南アジアに行くより高く付く。

そんな沖縄の話。
いつか行けたらいいねーってところだけど・・・

なんで、そうなったのか。

北海道に帰らないで、このまま沖縄行っちゃう?ってことになったのだ。

若気の至りってすげーな。
あり得ない。金もない。時間だけはけっこうある。

昨夜まで東京にいて、今は京都で、まともに寝てないんだよ?
で、今から沖縄だと?

そうと決まれば、すぐに行動に移した。
本当に、行ってしまったんだ。

このころ、沖縄といえば、SPEEDが絶好調だったよね。

シングルは、出す度にミリオン。
この年の秋に出たのは、こんな曲だった。

続きはまた明日。

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