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将来の夢はお金持ち?

この記事は、stand.fmに連動しています。
音声でお聞きになる場合は、こちらからどうぞ。
https://stand.fm/episodes/600c66088ba7e1a78c1e201a

お金の話をしてみようと思います。

意外でしょ?笑
お金の話。

お金についての考え方という話です。

将来の夢

冬休みの、息子の宿題で「将来の夢は?」というのを描き込む欄がありました。

息子の回答は「将来、お金持ちになる!」

いやいや、お金持ちはないだろっ!苦笑

しかし、まあ、良いんですよ。お金持ちは決して悪いことではないのです。
お金持ちになることは、別に悪い目標じゃないです。

ただ、お金自体をたくさん持つ事が目的になってしまうと、それはとてもつまらないことです。
お金はただの紙切れや金属であり、それは単なる交換ツールです。
何かと交換することで、始めて価値を持つのです。

お金持ちになった方がいい本当の理由は

お金が集まるということは、お金が集まるサービスを周囲に提供出来てるということです。

子どもが想像しているお金持ちとは、好きなゲームがいくらでも買えるとか、美味しいものがたくさん食べられるとか・・・・その程度の事ですよ。大人であれば、高級車に乗るとか、ブランドのバッグを持つとか。

それはほんの少し、生活が豊かになるかもしれません。

でも、そういうことではなくて、次に何かをやりたいと思ったときに、お金がないと出来ないことが非常に多いと思うのです。

清貧

日本人はどうしても、「清貧」という考え方があります。
「清く、貧しくあれ」ということですよ。
あれは、どこから出てきた発想なんでしょうね。

金持ちはあくどいものだ、お金儲けは悪いことだというイメージを持っていませんか?

士農工商という身分制度は、商人が一番下にされていたのです。
商人が卑しいから下にされたのか、農民をおだてるために上にしたのかわかりませんが、お金を儲けるのは悪いことだという、変な先入観は、日本人は捨てきれないように思います。

だから、子どもが子どもが「お金持ちになりたい!」というと、頭ごなしに否定してしまいがちですが、お金持ちになること自体は良いことだよという話をしました。

清貧思想がこじれた人もいる

僕も商売をやっていますので、新しいことや本業と違うことでお金を稼ぐような話をネット上に書くと、すぐにアンチに叩かれてしまいます。苦笑
「また、念珠屋が変なことして儲けようとしてる」って。

企業ですからね。儲けようとするのは当然のことです。
そういうことを言う方は、当然匿名でしか言ってきませんが、どこからも給料をもらわずに生活しているのでしょうか?・・まあ、言いませんけどね。笑

生活するため、最低限の収入があれば、それ以上もらうと悪というのは、おかしな話です。

母校での講演

今、僕は決してお金が余っていませんが、お金持ちになろうと持っていますよ。

去年の秋、母校の高校から声がかかりました。

この学校出身の先輩が社会に出て、どのように活躍しているかということを、現役の高校生に伝えたいという取り組みが盛んに行われています。

そのような企画で呼んでいただき、高校1年生の前で、話をしてきました。
とってもイイ話(笑)をしましてね。
ここ10年は、こんなことを目標に頑張ってきました、皆さんも目標を持って頑張ってくださいね、という風に話を〆たのです。

最後の質問コーナーでは、優等生の綺麗な女の子が手を上げてくれました。

「長岡さんの次の10年の目標はなんですか?」

思わず言っちゃいましたよ。
「もっと儲けようと思っています!今までの10年は、お金の話は二の次に考えていました。次の10年は、儲けますよ!」って。

教室、失笑。

儲けようと思っていますというのは、本当の話。

現実問題お金はかかる

ちょうどその日も、息子が習い事のスポーツで、全道大会があり、泊りがけで遠征に行ってました。
そうなると、スポーツを続けるにも会費や道具を買ったりなど費用が掛かります。大会があるたびに、エントリー費用や保険代、遠征費がかかります。

今は、いろいろ工面して、なんとか捻出しています。

今後、大きくなって、近い将来には進学したいとか、様々な夢ができてやりたいことが見つかった時に、たかだかお金がないことで、やりたいことができないなんていうのはもったいないです。

目先のゲームが欲しいとか、おいしいものが食べたいというのが目的なら、くだらない話です。

しかし、人生を左右するような、その子にとって大きなチャンスとなるような、ちょっとしたものが買えない、行きたいところに行けないというを、お金のせいで制限されなければいけない人生は、とてもつまらないと思うのです。

だから、交換ツールとしてのお金は稼がなければいけません。

稼ぐというのは、悪いことをするのではありません。
自分の市場価値を高め、皆さんを幸せにするサービスが提供できれば、それに見合う報酬が集まってくるという、ただそれだけのことです。

お金持ちになるというは、言い換えると、たくさんの人を幸せにすることだと思うのです。

そんな話を息子にもしたのでした。

結局は、「お金持ちになる!」という宿題は、いったん消しゴムで消しまして、「たくさんの人に慕われるような・・」云々ということを書いていました。笑

自分の腹では、「金持ちになる」ということでいいと思うのです。

さて、僕自身は、どのように自分の市場価値を高めていきましょうか。

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