見出し画像

自分で決める責任

実は今日から我が家では、自主的に子ども達は学校を休むことにした。

東京では、500人以上の大規模イベントは自粛という話が出ているのに、この状況で毎日700人以上が通う小学校の状況に疑問を感じているからだ。

新型コロナウィルスの流行で、北海道内も大型イベントは軒並み中止。

振り返ってみると、中国の武漢、そして日本の都市部、クルーズ船、北海道では、2月上旬の雪まつりでも感染が広がったようだ。

雪まつりから2週間、先週末の連休中に北海道全域で感染拡大してきた。
ここ、江別市内でも感染者が確認されている。

さらに、市内の学校の先生が感染したということで、該当の中学校ではすぐに休校が決定。関連する小中学生の習い事の教室も、練習や大会の中止など決めている。

こうしてみると、遠く中国のニュースだった問題は、確実に目の前まで来ていることがわかる。

2月25日

24日の夜、連休明けはこのまま学校を休んでしまおうかという話をしていた。

過剰反応するべきではないという意見もあると思うが、うちのように1人経営者で、誰にも仕事を変わってもらえないような状況だと、もし、子どもの誰かからウィルスが持ち込まれて全滅した場合、心身共に追い込まれることに加えて、収入も当面ストップしてしまう。

しかも、大きな企業と違い、ウィルス騒動が収まった後も、経済的に復活できない可能性もある。

これは、自営業者、フリーランスのみならず、シングルマザーや、非正規で働くの一人暮らしの人など、それぞれに思うところはあるだろう。

最近は、小中学校の教科書が重すぎるということで、いわゆる「置き勉」が許可されている。

今後ありえるであろう、突然の休校、または自主欠席に備えた。

まずは、国語、算数など主要な科目の教科書と、自習に必要なノート、勉強道具は、今日のうちに全て持って帰ってくるように、子ども達に指示を出した。

画像1

このタイミングで、娘のクラスでは、インフルエンザによる学級閉鎖。その他、3クラスが同じような状況で、その他のクラスではインフルエンザによる欠席が2~3人ということで、学級閉鎖にはなっていない。

近隣の学校でもインフルエンザは流行っている。

現段階で元気な子達は、コロナとインフルの間を縫って登校する様な状況になっている。

さらに夜になって、北海道知事より道教育委員会に対して、全ての公立学校休校を検討するよう要請というニュースが流れた。

自主欠席の判断に、迷っていたが、このニュースが決め手になって、我が家では学校の判断を待つ前に、自主欠席することを選んだ。

26日の朝、学校には欠席理由をそのまま伝えてある。

教育委員会、各学校はどう動くか

現段階ではまったく未知で、各学校は、かなり厳しい判断を迫られていると思う。

特に、報道で感染者の確認がされている地域では、不安の声が寄せられている事だろう。

しかし、その反面で、共働き家庭も多く、学校だけ急に休みにされても困るという事情もあるに違いない。

授業数不足をどう解消するかという問題もあるし、卒業式には確実に影響してくる時期だ。

安易に全面休校、卒業式も中止となれば、家庭の負担も大きくなることもあり、大変な不満が出ることは、やらずとも察しがつく。

行動を自分で決める

今日、学校を休むにあたって、子ども達にはこんな話をした。

行動を自分で決める人は、責任が伴う。

たとえば、今日学校を休んだことで何か不利益があっても、学校や誰か他の人に文句は言えない。

今日みんなが、学校で習ったことは、自分で勉強しなければいけない。それによって授業に遅れても文句は言えない。

自分で決めるということいはそういうことだ。

行動を他人に決めてもらう

学校が出て来いというから行く、休校になったから休む。

他人に決めて貰うこと事態が悪いことではないけれど、不利益があったときに他人の責任する人生はつまらない。

たとえば、進路やその後の学習に悪影響がでてから「勝手に休校にした学校が悪い」とか、感染してしまってから「休校にしなかった学校が悪い」とか。

例えば、学校は誰か1人の生徒が最高の結果を出すような選択はできない。全校生徒が平均して、一番悪くない選択をするしかない。

教育委員会は、管轄地域の各学校を見るし、自治体はその地域全体を見る。
国は、国民全体を見る。(という前提も、最近は怪しいが・・)

自分を含む大きな組織の判断に従っていれば、必ず最大の幸福を得られるとは限らないということだ。とくに、資本主義では。

おわりに

今後、政府や自治体の方針、学校がどうなるか解らないけど、我が家は自分たちで欠席の判断をした。

画像2

我が家の判断結果を、誰にでも推奨したいとは思っていない。

家族構成や両親の仕事の環境もあるだろうし、公休は問題無いけど、欠席は進路に響くという場合もあるだろう。

何が良いかは、1人ずつ全員違う。同じ家族の兄弟の間でも、別行動した方が良い場合だってあるはずだ。

報道される感染者数というのは、検査されている分母が明らかになっていないため、実際の感染拡大とは一致していない。一つの目安程度に考えておいた方がいい。

今後も重症者、重篤者、濃厚感染者を同じ数の検査キットで狙い撃ちすれば、北海道でも毎日10名程度の感染者が出続けることがしばらく続くだろう。検査キットの数や検査の精度の話聞くと、そうするしかない事情が伺える。


後出しで他人に苦情をいうのは、とてもストレスである。
僕は、いつも自分の行動に先手を打ちたいと思っている。

一番よいライフスタイルを選択して、不穏な状況を乗り切るよう努力したい。


最後までお読みいただき、ありがとうございます^^ いただいたサポートは、今後もよりよい記事を書くための情報集計費に充てたいと思います。よろしくお願いします。