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ゴールデンウィークも家庭学習頑張ってますか?

連休ですね!ゴールデンウィークですね!

しかし、どこにも行けません。
そんな方も多いのではないでしょうか。

子育て中の皆さん、以下がお過ごしですか。

受験生ともなると、「連休中の行動が、今後の結果につながる!」なんて、回りの大人に拍車をかけられていることも多いでしょうね。

今でこそ思うんですけど、休み中の過ごし方って、受験生じゃなくてもけっこう重要だと思うんですよ。
普段の土日ももちろんですが、連休や長期休暇になるとなおさらです。

小中学生が休みだからって、1日5時間も6時間も勉強してたら、ちょっとおかしいですよ。
(本当にやってる子がいたらごめんなさい!素晴らしいことです、いやホントに。そんなあなたは、最低でも東大か、それ以上の海外の大学に行くと思います。)

家族でお出かけもできず、いくら時間を持て余していても、普通はそんなに集中できることは少ないでしょう。
自主的に1時間でもやったら、たいしたもんです。

おかげさまで上の子は中学生になりまして、「小学生の父」だった僕のアカウントも今年から「小中学生の父」に直しました。

この記事では、我が家流のゴールデンウィーク家庭学習、小学生と中学生に分けてお話します。

小学生

うちの小学生に限って言うと習い事もしていないので、一日中本当に暇なんですよ。

家庭学習については、どの時間帯でもできるのですが、基本的には午前中が良いと思います。
脳が明晰で、一日の中でも、朝は一番処理能力が高いということも最近の脳科学でよく言われていますね。

子どもだけでなく、ビジネスパーソンも重要な決断は朝一で処理した方がいいと言われています。

せっかくの休みなのに早朝にたたき起こすまでしなくていいと思うのですが、朝ご飯を食べたらやるべきことをやってしまう。このリズム感は良いですよ。

宿題のはなし

学校の宿題と自分の家庭学習の兼ね合いというのがありますが、あまり話題になりませんね。

学校の先生には申し訳ないですが、宿題に出されている内容は、非常に質が悪いです。
一番の理由は、個別教育をやっているわけではないということですね。したがって、先生が悪いわけではないです。

うちの子1人のことを考えて、学力にあった、今一番やるべき内容を考慮しているわけではなく、30数名の子たちにむけて、全員できるプリントを配っているのですから、これは仕方ありません。先生個人の力量の問題ではなく、学校の仕組みの問題ですので、仕方ありません。

宿題がドンピシャな子というのが、クラスの中にもいるかもしれませんが、ほとんどの子はそうではありません。
半分以上の子は、「つまらない作業」になりがちです。

同じ宿題が配られても30数名いるわけですから、簡単すぎて勉強にはなっていない子もいれば、難しすぎて1人で解くことができない子もいるわけです。ちょっと頑張ればできたという、ちょうど良いレベルでこなせるケースは本当にごく一部でしょう。

学校や地域性もあるのかもしれませんが、宿題の扱いというのは最近は微妙な感じで、昔ほどの強制力はありません。

やってこないからといって、居残りするとか、当然ですが怒鳴られたり、廊下に立たされたりすることはありません。宿題さえちゃんとやっていれば、抜群の学力がつくという内容でもないことは先生たちも当然わかっているようで、やってこないことに対しておとがめはありません。

だから、本当に時間の無駄と判断するような内容であれば、学校に対してやらない宣言をしてしまうというのもアリだと僕は考えています。

子どもが集中できる貴重な時間を奪って、無駄な作業をさせるメリットは少ないです。ついでに皮肉を言えば理不尽だけどやらなければいけないこともあるという社会勉強にはなるかもしれません。

ただ、「貴重な時間」といっても、1時間もかかるような宿題はほとんどありません。
集中して一気にやってしまえば、10分か、15分でできる程度の問題です。

総合的に考えて、我が家的に宿題の位置づけは、
・宿題をやっても自分のための勉強にはなっていない
・決められた宿題は提出すべき
・家庭学習時間に含まず、隙間時間でやってしまう

ということにしています。

これは、宿題が多めに出されるゴールデンウィークや長期休暇でも同じことで、メインの勉強時間には自分で選んだ内容をやり、学校の宿題は隙間時間でパパッと片付けるということにしています。

宿題以外の家庭学習は?

宿題以外の内容ですが、今、それぞれが進めている内容をやっていきます。

たとえば、このGWで言うと、夏の算数検定受検を目指していますので、3年生の娘は8級、4年生の息子は7級の内容をやっています。出題範囲からすると学校で習っている範囲よりも1学年以上進みます。

ですからまずは、量をこなす勉強ではなくて、自分のわからないところを発見するのが目的です。
すでに知っていることを駆使して解決できるなら、目先のテクニックを覚えるよりもそちらの方が良いと思っています。論理思考が出来上がったところに、「裏技」としてテクニックが後から入ると、実に算数が楽しくなると思います。

ポイントをまとめると、
・午前中に集中してやる
・それぞれにあった内容を考える
・宿題で満足しない

あと平行して、タブレット学習もボチボチやっています。
おかげさまで、これが紙と鉛筆の勉強が嫌になったときに、ゲーム感覚でちょうどいいアクセントになっています。

やり方に多少ムラはあるものの、料金は使い方に応じて変動するというのは、使いやすいようにも思います。

中学生

この春、長男が中学校にあがって、今までと大きく変わったことがあります。

なんと、宿題がなくなりました。

夏休みなど長期休暇はそれなりの宿題があるのかもしれませんが、各教科とも、基本的に宿題は出さないとの方針だそうです。これによって、自分で勉強できる子は効率がよくなるし、やらない子はますますやらないということで、格差が広がることはあるでしょう。

学校としては、思い切った方針だと思います。

中学校の登竜門で、前期の中間テストがありますね。
単元毎にテストがあった小学校時代とは違い、初めて、ある程度長い範囲を自分で復習して受けなければいけません。

うちの子に関して言うと、中間テストに関してはそれほど不安はなくて、今の興味は数学検定3級に向いています。
先月、数学検定4級を受験して合格したこともあり、次は3級を受けたいと意欲が湧いているようです。

長男が良い先陣を切ってくれたので、下の二人も触発されたのは良いことですね。

あと、中学校になって本格的に始まるのが英語ですね。

今は、小学校時代にすでにある程度の英語の授業があるので、ABCの書き方からならった僕らの頃とは、教科書の内容もスタートのレベルがずいぶん違うという印象を受けました。

実際に始まってみると、意外と丁寧にやってくれるという感じで、小学校でやったことをマスターしていなくても、ここからしっかりやれば、まだまだ取り返せるという感じですね。

算数→数学に関しては、違和感なく移行していますが、オーラルコミュニケーションが中心だった小学校の英語とくらべると、中学校では急に読み書きに重きが置かれます。

学校の教科書というのは、先生ありきを基本としていますので、解説がびっしりかいてるわけではありません。
そこで、予習では参考書が有効になってくるのですが、数学と違って本人もイマイチ勉強する方向性が掴めていない印象があります。

学校でも、春の段階で中間テストの範囲を発表しておくとか、中一で求められる力というのは先に示してくれるとありがたいのですが、どうしても授業の進捗に応じてとなるのは致し方ないことです。

ここは一つ別な目標がある方が良いと思い、ど定番ですが、英検の受験を勧めています。5級は小学生でも受けている子がたくさんいますが、うちの子は受けたことがないので、無理せず5級から。

今時、TOEICじゃないの?という意見もありそうですが、小さい頃ころからインターナショナルスクールにや英会話教室に通っていた子とは違って、"Hello"のスペリングからボチボチやるレベルだと、英検の方が向いています。

5級受験向けのテキストを見ながら、それに向かうだけでも、やるべきことが明確になって勉強しやすくなりますね。

ゴールデンウィーク特有

ゴールデンウィークって、学校的には特殊な時期ですよね。
新学期が始まって、新しい学校や新学年の友だちになれた頃に、少し長めの休み。

「五月病」って言いますけど、環境が変わって、緊張がおちついて、メンタルが不安定になる時期です。

急に学校に行けなくなるような子は、全体の数でいうと本当にごく一部でしょうけど、これは無視できないと思っています。
実際に、鬱気味になってしまったようなら全力で対応しなければいけませんが、心配なのがグレーゾーンの子たちです。

けっこう気が重いという状態にもかかわらず、なんとか学校に行けてしまうような状況というのは、わりとあるんじゃないでしょうか。この辺の対応は難しく、すぐに休んでしまった方がいい場合もあれば、なんとか行ってしまえば楽しく過ごせるということもあるでしょう。

いずれにしても、そうならないようにするためには、家庭学習も完全に休んでしまうというのは、逆に負担になるようにも感じてます。

そう考えるのは、僕自身も自営業で、休みという休みがなく「休日も仕事を流している」という感覚があるからかもしれません。あれだけ辛かった月曜日や連休明けの心の重さが、今では全くありません。

学校がない分、それなりに勉強時間を確保したって、遊ぶ時間もたっぷりあります。
連休だからといって、家庭学習まで完全に休んでしまうのではなく、30分でも1時間でも、短い時間集中してやる(なるべく午前中に!)というのは、オススメです。

最後まで読んでいただきありがとうございます!
北海道もようやく温かくなってきました。
気持ちの良い季節、良い生活のリズムを習慣づけたいですね。

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