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自分で商売を始めるメリット

昨日、スモールビジネスのことを書いたけど、本当に良いことが色々あるんだ。

そのあたりを具体的に書いてみよう。

「経営」を体験出来る

一般的な企業の中でも、営業、製造、事務、経理、販売など色々な役職があるが、「経営」というのは経営者にならないと経験できない事だ。他の仕事からは経営者の仕事はわかりづらい。

しかし、経営の感覚を掴めると、その他すべて業務の質が向上するのだ。

おかげで、僕はこんな「お店屋さんゴッコ」レベルの小さな商売でも、自分で動かしてみることで、人生が好転したし、この後も不安どころか楽しみしかない。

時間が自由

何より、時間の使い方が自由だ。
就業時間を自分で決められる。仕事なんか後回しにして趣味に没頭しようが、家族と過ごそうが全部自由。良くも悪くも。

15分昼寝をするのは自由だけど、それは自分の体調を整えたり午後の作業効率を上げるための積極的な投資なのか、その15分の間に生み出せかもしれない利益を捨てた機会損失なのか、天秤に掛けてよく考えなければいけない。

この、自己管理能力が問われる部分が、何よりも厳しいところでもある。
人間、楽な方に流れるのは簡単だから。

24時間の使い方

ここは色々なタイプの人に分かれるけど、僕の場合は基本的に24時間営業をしている。寝ても覚めてもずっと仕事。

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子どもに話しかけられたら、そちらに時間を使う。ボランティア活動があれば、その時間に参加する。疲れたり、体調が悪いときは休む。本が読みたい時は、仕事の手を休めて本を読む。そして、すぐに仕事に戻る。

そういうライフスタイルなので、「休日は何しようかな?」という発想がまったく無くなってしまった。
何をするか考える前に、ずっと仕事してる。

メリハリが大事だとか、時間を決めて仕事だけに集中した方が向いているという人はそういうスタイルでもいいだろう。

僕の場合は、家族や地域とのつながりを大事にすることを優先している。その土台なしに小銭を稼いでも、人生全体での幸福はすぐに頭打ちになってしまうと考えているんだ。

そうすると、やりたい仕事に対して、慢性的に時間が足りない。この辺はもう少し改善の余地がある。

職場の事情に合わせてしか働けないと、そんなわがままも言えない。そんな考えが持てるのも、経営者の特権だろう。

時間の感覚が変わる

自分への投資の時間、他人への奉仕の時間、仕事の時間とすることで、寝食だって、近所を散歩することだって無駄な時間ではなくなる。

仮に、余所から給料をもらう機会があっても、まったく感覚が変わってくる。アルバイトは単に労働の対価として時間単価で支払われるが、自分の時間という商品を売り、自分自身を経営できる。

ただ時間を潰しても同じ時給がもらえるが、最大の成果を出すことが次以降の仕事で有利に進められることを経営者は知っている。だから、経営者経験のある人がアルバイトをやると、手を抜いたりしない。

もし、手を抜くような元経営者がいたら、だから「元」になってしまったのか、根性まで落ちぶれてしまったのだと思う。

そういう感覚は、経営者になったからこそ身についたと思っている。
本当は営業マンでもそうなれたら、良かったのだけど・・。

あらゆる体験が投資になる

居酒屋で見かけたPOPを見て、「おっ!これ、うちでも応用できるな・・」みたいなことはよく聞く話。誰に会って話を聞いても、SNSのタイムラインを眺めていても、あらゆるところにアイディアは転がっている。

家族で旅行に行ったりするのは最高で、新しい刺激は、きっとその後の仕事のヒントになる。

街の看板を見ても、お菓子のパッケージを見ても、常に気づきがある

休みの時はゆっくり休みたいから、そんなの嫌だという人もいるかもしれないね。たぶん、そういう人は経営者には向いてない。

お金を使うこと、時間を使うこと、気付けば浪費の割合はどんどん減り、あらゆる体験が投資になっていることに気付く。

新しい時代

何が引き金になるかわからないが、とてつもなく常識がかわるような時代がまもなく来るような雰囲気は、みんなが感じている。

政治的な理由、国際情勢、気候変動、テクノロジー・・色々な理由が複合的に作用して、時代が変わっていくだろう。

その時に、経営者の発想で、自分自身をマネージメント、そしてプロデュースできる力というのは、どんな時代がきても生き抜くための、重要なスキルとなるのではないか。

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