全国的にイベント中止、この先どうなる?
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、全国的にイベントが中止になっている。
東京都でも2月22日から3週間の間は、都が主催する大規模なイベントなどを中止または延期すると発表した。
それが一つの目安となったのか、3週間後の週末14日までの大規模イベントはほとんどの地域で中止の発表をよく見かけるようになった。
僕が出店を予定していた、サッポロモノヴィレッジ(3月28,29日)も、主催サイドはギリギリまで悩んだと思うが、先ほど中止の発表があったところだ。
残念だけど、勇気ある賢明な判断だと思う。
年度末というタイミング
新型コロナウィルスの流行しつつあるタイミングで、入試を受けていた人も多いよね。
これからどういう時期かというと、年度末で卒業式、入学式などの対応に戸惑う学校も出てくるだろう。
会社や団体の歓送迎会などは、規模により自粛ということも多いかもしれない。
1月下旬くらいまではインバンド向けの商売が打撃を受けたけれど、大規模なキャンセルが続出して、国内向けの観光施設、大型施設かなり大変な事態になっているはずだ。
自粛ムードはいつまで続くか
現時点では、迷うならやめておくというのが、多くの団体の判断だと思う。
僕も個人的にはそれが最善の策だと考えている。
様々な一時的な不都合があったとしても、感染拡大してしまうリスクを考えたら、今は中止しておこうというのは、多くの人から賛同を得られるだろう。
問題はこの後だ。
現段階では、ある街から数人でも感染が確認されたら、その周囲で様々イベントが中止されているが、これが1年も続いたら、経済が回らなくなってしまう。
人は、悪い状況にも、わりと早く慣れてしまう。
長期化すると、いつまでも休んでいるわけにも行かないから、という判断をされることもありえる。
つまり、街全体、国全体が風邪をこじらせるということになりかねない。
いずれにしても、ボディブローの様にジワジワと経済に響いて、大変な事になるんじゃないかという危機感もある。
今のところ1月以降の日経平均株価も日和見的な雰囲気で、大きく崩れてはいない。やや急な円安に振っているのは気になる。これは、円だけでなく、ユーロ、人民元に対しても、ドルが強くなっているようだ。
しかし、目先のお金の問題だけではない。
この先、日本がどうなっていくのか。どうなっても生き延びる準備は必要だだろう。
自分を守れ
これは、本当に個人的なイメージだけど、今後は想像以上に日本はダメージを受けるんじゃないかと思っている。
カエルが熱湯に触れると飛び跳ねるけど、カエルの入った水を少しずつ温めても、茹だって死ぬまで気づかないという。
日本人って、いつもそういう体質があると思うのだ。今回も、SARSやMERSよりも致死率は低いと言われているけど、それは分母が大きいから?
逆にこうしてジワジワ迫る恐怖には政府は対応しない。
お上が反応しなければ、会社も学校もそれを越える対応をすることはない。
僕は「自己責任」という言葉があまり好きではない。能力が無い人、お金の無い人、弱い立場の人が幸せに生きるのが難しくなるからだ。
それでも今回の事態は、経済的にも、健康面でも、かなり長期化すると思われるが、組織が守ってくれないとすれば、自己責任で情報収集をして、健康管理、経済的な危機管理もして、自分や家族を守っていくしかないと思っている。
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