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自分の風景・1

タイトル「自分の風景」としましたが、「自分らしい部屋の風景」のことをこれから少しだけ書きます。で、タイトルから考えてしまったわけですが、「自分らしい」なんて、なんか気難しいな、と、思ったのです。
自分さがしが始まりそうで、ちょっと引っかかったのと、もう、「らしさ」は最終的には手に入れたいですが、まずはわからないなりに、手探りしてみる。その時期こそ「自分」であって、やがて「らしいなぁ」と実感して「これって、自分らしさじゃないのー」となればいい。

笑 いきなりすみません。と、いうのは、僕は今、自分の部屋が、なんだかただ、ごちゃごちゃして、「これって、なんなんだろう」というモードなのです。
知人の部屋に遊びに行って、そのこだわりの風景を見て、ものすごく羨ましくなって、「自分にも自分の風景ってあるはず」と、思ったのでした。

例えば、格好つけて買った本が本棚にたくさんある風景。憧れて買ったけれど、ほとんど座らない椅子がある風景・・・・・。

それって「憧れの風景」であって、自分の(自分らしい)風景じゃないな、と、思ったのです。格好はいいけれど、格好いいことはいいけれど、自分じゃないって、やっぱり最終的には居心地悪い。その知人の部屋を見て、「その人らしい風景って作れるんだ」と、思ったのです。

今後、この日記の中で、ふと「これって、自分!!」と思った風景を、ここに記していこうと思いました。
まずは、長年の夢、「もっと植物と暮らしたい」を実現でき、結果、商品にしちゃった「サンプリングファニチャーコンテナ」を紹介します。

https://www.d-department.com/category/STORE_SAMPLING/



僕は今、月の半分を静岡県富士宮市で過ごしています。約2,000坪の土地に平家の家をスターネットの馬場さん、ケンブリッジの森の藤原さんに建てて頂きました。
そこは元、企業の保養所で、たくさんの樹木が元気に育っていて、この土地に決めたきっかけに大きくなっています。ここで「植物とくらす居心地の良さ」を強く感じ、逆に月の半分を暮らす東京都港区南青山では、それがなかなかできず、なんとか静岡まではいかないけれど、「植物と一緒に暮らしているんだ」という実感を得るくらいまでに、どうしたらいいのか、と考えていました。

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静岡の自宅の書斎からの風景。


植物を購入しては、長期出張で枯らしてしまったり、なんだかちゃんと面倒を見ているのに、元気が無くなっていったり、そこで気づいた大きなことは

「こまめな愛情」でした。

季節ごとに肥料(追肥)をあげたり、天気の良い日は、日光浴させたり、雨に変わるものとして葉っぱを定期的に霧吹きで濡らしてあげたり、風通しを作ってあげたり・・・・。
その体験で思ったのは、大地ってすごいなぁということ。だから、部屋の中で植物を飼うということは、自分が大地に、自然環境になってあげるという壮大な責任と使命なんだと気付きました。

そこから俄然、楽しくなってきたのでした。つまり、

格好をつけて植物を部屋に飾るのではなく、本当に植物が好きなら、一緒に暮らす。

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ロングセラー「ナガオカケンメイの考え」の続編として、未だ、怒り続けているデザイナー、ナガオカケンメイの日記です。

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あの「ナガオカケンメイの考え」の続編です。基本的に怒っています。笑なんなんだょ!!って思って書いています。

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