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d news okinawa 日記.0 「4年間かかった土地探し」


これは東京に30年以上暮らし、
ふるさと愛知県に55歳で戻った僕の沖縄偏愛日記です。
その4年間を写真で振り返ってから、
ゆっくりと話し始めてみたいと思います。
土地を探し、最終的に宿にしていきます。資金はクラウドファンディング。
リターンがこれから作るゲストルームの宿泊券です。さて、どんな宿が
できるのか。そこまでに至る感覚を共有できたらと書きました。

2011年5月 d design travel沖縄号の取材を通じて沖縄に通い始める。正面のディスペック(不動産会社)の古謝さんとは後に物件を探し続ける。
2011年11月 沖縄の真喜志奈美、比嘉祥によってD&DEPARTMENT OKINAWA準備室が立ち上がる。
沖縄を代表する故TOM MAXとジャッキーステーキハウスへ 2012年5月
2012年7月 D&DEPARTMENT OKINAWAが「OKINAWA STANDARD」によって立ち上がる。
エイサーも。
沖縄セラードコーヒー(後のハミングコーヒー)の末吉業人さんとの出会い
中村家住宅の入り口に特別に撮影が許可されてd design travelカーがそこに収まるワンカット
沖縄で一番最初に行った不動産屋さん。まずは石垣島から探し始めました。ペンギンさんが暮らしていたからです。それくらい人頼りでした。
今、考えてみれば、このあたりの土地は買いだったのでした。この後、10倍近くになっていくのです。
d design travel沖縄号の完成を受けて、沖縄の「うるま市」からワークショップ号を作りたいと要請を受け、ワークショップ開催。2015年9月のこと。9年後にこの市の土地を手に入れることになるなど、全く予想もしていなかった。それどころか、この土地に住みたい、とか考えることもなかった
そしてついに僕は多くを説明できない沖縄に惹かれる気持ちのまま、なんと勢いでD&DEPARTMENT沖縄店の横、というだけでアパートを借りてしまうのでした。これはさすがに妻にどう説明をしたのか、今でも思い出せない。そして、その数年後にこのアパートの経営会社であるプラザハウスショッピングセンターにD&DEPARTMENT沖縄が移転することになる。2015年9月
D&DEPARTMENTの沖縄店オープン後、より個性的な物件に移る計画を立て、みんなでとにかく物件を見まくる。
D&DEPARTMENT沖縄オーナーが物件を探す理由の一つが「宿泊」。いつかは宿泊部屋のついたD&DEPARTMENTを運営したいと、どのオーナーも思っていた。当然、沖縄の比嘉オーナーも。
その当時の悪友というか、子供の悪巧みのように、不動産の相談というか一緒に何かやろうというノリで物件情報を語り合った「プロモーションうるま」の2人。ワークショップ号も彼らによる企画。僕はこの二人を通じて、「うるま市」という沖縄県の中に入っていく。
D&DEPARTMENTの2号店を「大阪」に出すきっかけの一人が沖縄
のモーテルを買って「スパイスモーテルズ」としてリノベーション。僕としては大阪の戦友と沖縄で再会し、しかも先にホテルを計画し先を越された感。しかし、とにかく刺激をもらった。
沖縄の部屋の床に大胆にも天然葦材を敷き詰める。退去するときにどうする気なのか。とにかくやってしまった・・・・。
左のバス側をベッドルーム。右に丸いテーブルを置いて書斎に。今、思い出したが、この部屋は僕の部屋ではなく、将来dがホテルをやる時のための練習のため、と会社と妻を説得した。ということで
シングルのベッドがツインである。そして、dの商品をふんだんに使うことが許され、2つの空間の仕切りにはラワンシェルブズを置く計画で仮置き。
徐々に家具が入っていく。
完成したd design travel ワークショップ「うるま」号
今も住み続けている太平アパート。10年目になる。
余談ですが、その当時必ず沖縄に来たら行く場所の一つが「インターリュード」というジャズシンガーの店。数年後に閉店してしまう経験をしているからこそ、行けるうちに行かないといつかなくなってしまうとつくづく思う。人のやっていることはいつかは年齢を重ねれば出来なくなってしまう。
そしてもう一箇所はコザにあるライブハウス「JET」伝説のバンドとして
メンバー交代しながら今に続いている。しかし、インタリュードの経験から、行けるならば無理をしてでも行っておきたい場所。
ある日、この店「ビィナチュラル」に連れて行ってもらい、大胆なコンクリートブロックの
使い方や切妻屋根の面白さに惹かれ、将来、何かをするときはこの建築家に
頼みたいと思いました。そして、夢は叶うわけです。
店内の様子。おそらく撮影禁止だったような・・・・すみません・・・・。

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ロングセラー「ナガオカケンメイの考え」の続編として、未だ、怒り続けているデザイナー、ナガオカケンメイの日記です。

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あの「ナガオカケンメイの考え」の続編です。基本的に怒っています。笑なんなんだょ!!って思って書いています。

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