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PDCAサイクルを回して事業計画が実行段階に移っても改善を続けていく

行政書士・社労士・中小企業診断士の長岡です。事業計画策定のポイントを解説した有料動画から、フレームワークなどの解説部分を抜き出して、テキスト化していくことにしました。ちなみに、こちらも一部有料です。

また、全10本+αを解説した有料動画も販売しておりますので、ご興味ございましたら、こちらの記事もご覧ください。

PDCAとは

言葉としては、「Plan」「Do」「Check」「Act」の頭文字を取ったものです。計画を実行していく段階において、とても重要な考え方ですね。

まずは事業を始める前に、事業計画を作ります。これが「Plan」ですね。

もちろん、計画に沿って事業を実行していくと。これが「Do」です。

そして、一定期間が過ぎたら、計画どおり進んでいるかどうかを検証していきます。これが「Check」です。

このとき、計画とのズレが大きくて、このままだと修正しきれないようであれば、計画自体を練り直すことになるわけです。これが改善、「Act」ですね。

この改善によって、計画の第2版、つまりPlan2ができると。

あとは、くり返しですね。Plan2を実行して、検証して改善してPlan3に進んでいきます。


PDCAの重要性

「PDCAサイクルを回していく」なんて言い方をしますが、これをやらないと計画の効果が薄れてしまうんですね。

例えば、じっくり時間をかけて緻密な計画を作ったとしても、実際に実行してみると、計画どおりにいくことはまずないですよね。多少の遅れであれば取り戻せるかもしれませんが、これも計画を検証しないことには遅れているのかどうかがわからないじゃないですか。ですので、定期的に計画を検証するのは必須です。

この検証をしたときに「このままでは取り戻せないぞ」ということが判明したら、実行計画を練り直して巻き返しを図るか、または計画の目標値を下げて現実的なものにするか、いずれかの対応が必要になるんですね。

計画の改善をせず、最初の計画をベースにただがんばっても、計画からどんどんズレていってしまう可能性があります。このズレが一定レベルを超えると、「この計画は無理があったね、おわり」となってしまうのではないでしょうか。

そうならないように、早い段階で軌道修正しながら計画をより現実的かつ効果的なものにしていくわけです。

もちろん、計画よりも上振れしている場合も改善が必要になります。余裕ができたメンバーに他の仕事を担当してもらったり、売上の目標値を上げたりと、計画を変更するポイントはありますよね。

事業計画書の策定とPDCA

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