補助金申請の先を目指す【本当に使える事業計画書を作るポイント】(を解説した有料動画の紹介)
こんにちは。行政書士・社会保険労務士・中小企業診断士の長岡です。
補助金申請のためには、事業計画書を作る必要がありますよね。申請するからには採択を狙うのが当然だと思われます。でも、中小企業の支援者としては、もっと先を目指していただきたいところです。
そんなわけで、会社の成長につながるような、「本当に使える事業計画書を作成するポイント」を解説する動画を作ってみました。
予告編はこちら↓
「補助金の先を目指す」とはいえ、補助金申請をきっかけに事業計画書を作る人も多いでしょうから、申請を意識した内容にはなっています。そもそもベースになっているのが、「補助金申請の採択率アップにつながるポイント」みたいな解説ですし。
というわけで、ものづくり補助金の10次締切まで約1か月、事業再構築補助金の第6回締切まで約2か月半という、このタイミングでの公開です。
(たまたま
ちなみに、動画は有料です。定価2,200円に設定しましたが、2022年8月より330円で販売することにしました(売れないので)。
動画の内容
いきなり「買ってください」と言われても困るでしょうから、こちらで動画の概要を説明していきます。果たして330円の価値があるのかどうか、ご一読のうえご判断ください。
① はじめに
補助金申請の場合、結論(設備投資)ありきなところもあって、事業計画書も結論に合わせて強引に組み立ててしまいがちです(正直、私もやってしまいます)。言ってしまうと、「計画通りに目標が達成できなくても、補助金もらって設備投資の負担を抑えられれば御の字かな」みたいな思考が働いてしまうわけです。
でも本来は、実現する可能性がなるべく高くなるように、現実に合わせて事業計画書を練り上げていくべきですよね。
そして、実現の可能性を上げていくためには、計画策定の段階で客観的・具体的・論理的な根拠をしっかりと固めておくことが重要になるでしょう。
ここで論理的な根拠を固めていくためには、どうしても論理的思考(ロジカルシンキング)が求められます。でも、論理的思考を実践するのはなかなか難しいので、補強するために図やフレームワークを活用するわけですね。
……まずは、こんな感じの話をしています(一段落目はここで追加しました)。動画はこんなイメージです。
② 根拠のしっかりした計画書
客観性と具体性について簡単に説明したうえで、論理性については問題の分析や課題の検討を行う際にも重要になってくることを説明しています。
毎回わたくしが出てきても目障りでしょうから、ここからはスライドのみの表示にします。
③ 図の活用
論理的思考を補強する図として、「ロジックツリー」「矢印・矢羽根」「マトリクス(2軸)」の3つを紹介しています。ロジックツリーはフレームワークに含めてもよいのかもしれませんが、話の流れでこちらに持ってきました。
④ フレームワークの活用
数あるフレームワークの中から、事業計画書の作成に役立ちそうなものを厳選して、次の7つを紹介しています。
7つになったのは、たまたまですね。「マジカルナンバー」みたいなものは意識していません。
ちなみにわたくし、ジョージ・ミラーといえば『マッドマックス』の監督を思い出します。
(マジカルナンバーを提唱したジョージ・ミラー教授とは別人
⑤ おわりに
根拠のしっかりした事業計画書は説得力も高くなりますので、当然、補助金の採択結果にも影響するでしょう。さらに、補助金申請以外にも使える可能性があるのではないでしょうか、という話でまとめてみました。
以上です。「事業計画書には何を書くべきか」みたいな話は出てきません。ものづくり補助金のときに作る事業計画書に関しては、そのへんの解説動画も用意していますので、よろしかったらご参照ください。
前作までとの違い
第1作(2021年9月発売)は、補助金申請の支援者向けの解説でした。こちらは所属する行政書士会の支部研修が基になっています。
第2作(2021年12月発売)は、ものづくり補助金の採択率アップを前面に出して製造業者向けに販売してみました。こちらは1本も売れませんでしたね……。
今回発売する第3作は、第2作をベースに内容を微調整したうえで、撮影環境を大幅に改善しております(当社比)。
まず、モニターが見づらかったので、こちらは後から画面を合成する方法にしました。そして、滑舌が悪くて聞き取りづらい部分が多々あったので、全編にわたって字幕を入れています。
言うならば、「デジタル・リマスター版」みたいなものですね。
(違う
というわけで、ご検討のほどよろしくお願い申し上げます。
また、購入まで至らなくても、この記事を拡散していただけるとたいへん助かります。
(お金をかけずに人助けするチャンス!