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蓄積された「過去」をたまに見返すとアイデアが転がっていたりする

本やメモ、ノートなどその時が一番最新の状態ですが、それもどんどん蓄積されていき、いつの間にかその存在すら忘れてしまう。時間の経過とともに自分の最新はどんどん古いものになっていきます。情報の更新が目まぐるしい現代においてこの流れは顕著になっている気がします。

古いと思っているのは自分だけ?

そんな中でたまに古い本を手に取って読んでみるとそこには「今」欲しいアイデアが転がっていたりします。その時に古いと感じているのはもしかしたら今の自分だけなのかもしれないと思う瞬間があります。トレンドは回っているということを実感できるタイミングです。本など新刊を追い続けることで新しい知識や知恵を得た感覚に陥るが、本質を捉えると実際は昔から言われてきていることの表現を変えただけの場合も多かったりします。

過去の没案が新しいアイデアの種になっている

デザインの仕事をしていると没案は膨大な量になります。私の場合、一応没案も残しておきたまに見返します。その理由はその没案は将来なにかのヒントになる可能性があるからです。
例えば、
・今は時代が違っただけ。
・アイデアは良いけど予算の関係でボツになった。等
もしかしたらその時はボツだけど今は使える可能性があります。

今と過去の自分の感覚は変化している

一度読んだ本はそのままにされがちですが、時間が経って読むと「前に読んだ自分」と「今読んだ自分」では様々な経験や知識が違うため違うのもが知識として得られたりします。
新しいものを追って前ばかり進むのではなくたまに立ち止まって逆走してみるとそこに「新しい」が転がっている可能性があります。

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