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今季も勝てなかったUスタでのいわてグルージャ盛岡戦

2021J3リーグ第17節結果

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 今節は鹿児島ユナイテッドFCの試合がありませんでした。しかし、昇格圏内を狙える本命クラブである、FC岐阜・テゲバジャーロ宮崎・福島ユナイテッドFC・カターレ富山・ロアッソ熊本・いわてグルージャ盛岡は全チーム試合がありました。そのため、パルセイロとしてはJ2昇格に向けて勝点3を奪い、何としてもそれらのチームに食らいつくことが必要でした。
 結果は上の通り。本命クラブは順当に勝点3を積み上げたものの、パルセイロは上位いわてグルージャ盛岡との直接対決に敗れてしまいました。

払拭できなかったUスタの呪い

 2014年のJ3リーグ参入以降、パルセイロはホーム長野Uスタジアムでのいわてグルージャ盛岡との対戦で勝利した経験がありません。昨季も勝利すれば無条件でJ2昇格という場面でUスタジアムに迎えたのは、いわてグルージャ盛岡。結果は0-2の完敗。他会場の結果を受けてSC相模原に逆転でのJ2昇格を許しました。追われる立場の難しさやチームの大半が新加入選手ということを感じさせるような最終節でした。 今季は追いかける立場であり、昨季の悔しさを経験した選手がほとんど残留したということ、天皇杯2回戦以降無敗だったことが重なり「今度こそ歴史を変えられるのではないか」と考えていました。しかし、結果は0-1の敗戦。呪いは解けず、6ポイントゲームを落とし上位との勝点差が拡がってしまいました。引き分けではなく敗北となったことで天皇杯以降の無敗が止まってしまったことも大きいと思います。

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パルセイロのフットボールができていたか

 例年、いわてグルージャ盛岡のように3バックで守備に重心を置き、パワフルなプレーを武器にするチームとの対決で敗北すると『ある感情』を抱きます。それは「相手の勢いを受けに回ってしまいパルセイロらしいプレーが出なかった」という感情です。パワフルな特長を持つチームに対して何故これまでの良さが出せないのか。選手・監督が代わろうとも何故か受け継がれてしまう負の特徴。
 戦術・勢いだけでは片付けられない大きな課題があるのかもしれません。ただ、選手たちは全力で勝利を目指して戦っていましたし、何度かこの先につながりそうな好プレーもありました。無敗のチームもいつか負けます。J1リーグで脅威的な強さを誇った川崎フロンターレでさえ、永遠に無敗というわけにはいきませんでした。負ける『いつか』がいわてグルージャ盛岡戦だっただけで、この先課題を修正して今季最終戦まで勝ち続ければ昇格は見えてきます。

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まだまだ続く上位との対決

 今週末に迫った2021J3リーグ第18節、パルセイロは暫定3位のカターレ富山と対戦します。そして第18節は暫定1位のロアッソ熊本が試合のない週です。2位以下のチームは勝点3を積み上げて首位に圧力をかけたいところだと思います。それは、パルセイロもカターレ富山も同じ気持ちのはずです。また、パルセイロもカターレ富山も第17節で敗北を喫しています。昇格を狙う両チームにとって、連敗することは許されないのです。拮抗した上位戦線だからこそ1勝に重みがあります。J2昇格には、絶対に勝点3を富山から持ち帰る必要があります。

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