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【ワーママ×キャリアの壁①】仕事と子育ての両立ってこんなに大変なんですか?

まずはご挨拶

みなさん初めまして。Kaoriです。
このnoteは、教育系の企業に勤める社会人6年目の私が”学びのプロ”になるために、色々なインプット・アウトプットをする場として始めたものです。
教育分野はもちろん、人材育成・人材開発に携わる方、そしてワーママ(ワーキングマザー)のみなさんとお近づきになれたら嬉しいです。

今日のテーマ

さて、今日のテーマは「ワーママ×キャリアの壁①仕事と子育ての両立ってこんなに大変なんですか!?」です。

私が言うのもなんですが、「ワーキングマザー(以下ワーママ)をいかにうまく機能させるか」・・・これは企業・組織にとって非常に大きな課題ですよね。
でも、実際かなり難しいと思うんです。働く側の問題もあれば、会社や社会の制度的な問題もある。

かくいう私も7月から職場に復帰しましたが、これがもう本当〜に大変で。
100%で仕事も子育てもしたいのに、どちらも叶わない。体も心もヘトヘト。
そんな今の状況を、いつかの自分のために、そして同じように悩む誰かのためにも記録しておきたいと思います。

ここで私の前提情報↓
■会社:都内の上場企業
■キャリア志向:WLB(ワークライフバランス)考慮キャリア型
■働き方:フルタイム勤務(フレックス)、フルリモート、組織の風土◎
■実家:岡山→でも優しい義父母にお世話になりまくっている
■夫:社内婚(夫もフルタイム)、家事・育児にとても協力的
■息子:1歳1ヶ月、離乳食後期、夜泣きあり

毎日の生活

1日のスケジュールはこんな感じ。

6:30 起床(少しの物音で息子も起きるので早起きしても意味なし涙)
6:45 息子着替え(格闘)〜朝ごはん準備
7:00 息子朝ごはんスタート・少し遅れて親も朝ごはん
7:30 息子朝ミルク(朝ごはん終わってない時もあるw)
7:45 ミルクもようやく終了
7:55 大体この辺りでうんち(ほんと出発の直前にする)
8:05 保育園に登園(夫が送り担当)→急ピッチで自分の支度やら家事やら
8:30 始業

16:30 終業
17:00 息子保育園に迎え
17:30 帰宅・夕飯の準備
18:00 息子夕飯・少し遅れて親も夕飯(うまくいけば)
19:00 息子と遊ぶタイム
19:30 息子とお風呂〜寝かしつけ
20:30 息子就寝
20:35 自由時間(という名のスーパー家事タイム。離乳食の作り置きも)
22:00 ダラダラタイム(ここが至福の時間で、なぜか秒で過ぎる)
23:00 就寝(+息子の夜泣き対応)

見てお分かりの通り。一息つく暇もなくバタバタ。
子どもを寝かしつけて、落ち着く頃には大体22時くらいになっていて、「あれがやりたかったのに」「今日もこれできなかった」「明日の自分に期待しよ」
・・・毎日がその繰り返し。

世の中の働くお母さん、毎日お疲れサマです。本当に、心から。

実際、何が大変なの?

多分、同じような状況にいない方からすると「そりゃ大変だとは思うけど…(何が?)」状態だと思うので、私個人の”4大ストレス”をまとめてみました。

  1. 夜ゆっくり寝られない

  2. 自分の時間が取れない

  3. 子どもの緊急対応が多過ぎる

  4. 周囲への罪悪感、そして敗北感


1.夜ゆっくり寝られない

「大丈夫、もうすぐ睡眠のリズムがついて寝てくれるようになるよ」
そう励まされて早1年。息子氏、1歳1ヶ月ですが、全然夜泣きします。
今日も今日とて、夜中に3回は起きてきました。成長の過程とはいえ、もう日中が眠たいのなんの。夜寝る前にヤクルト1000に向かって「頼んだぞ!!!」と願いながら、なんとか毎日乗り越えていますが、以前より集中力が落ちたなと感じます。毎日、ほんと眠たい。疲れももちろん溜まる一方です。

2.自分の時間が取れない

スケジュールを見てもわかるように、平日に自分の時間はほとんどありません。
ちゃんと時間が取れる時でも21時〜23時の2時間だけ。※でももうこの時点でライフはゼロ(笑)

本当は、もっと自己研鑽に励みたいんです。英語だって毎日3時間はやりたいし、読みたい本だってたくさんある。副業もしたい。スキルアップしたーい!!
でもできない。この状況はキャリア志向の強い私にとってはかなりストレスです。

じゃぁ土日にやれば良いのかというと、そうでもなく。
仕事は休みでも育児は週7なので、当たり前ですが休日も1日子どもの面倒を見て過ごします。夫と交代でひとり時間を作っているけど、数時間の猶予ができたところで不完全燃焼なわけです。
だって本当は、美容院にも行きたいし、ネイルにも行きたいし、ジムにも行きたい、旅行にも行きたいし、趣味のチョコレート探索にも行きたいし、友達と遊んでいたいのです。時間が足りるわけないのです。

「いやそれプライベートの話やん」と思われるかもしれませんが、こういう「〇〇したいのにできない」は”心の栄養不足”につながります。割と深刻です。
そんな中で「月曜からまた頑張るぞー!」というメンタルに持って行くのは至難の業です。

3.子どもの緊急対応が多すぎる

「子どもはよく熱を出す」と先輩ママたちが言っていました。
これ、本当です。いや、独身時代に想像していた100倍は熱出してます。

これまでの半年間で、何度急な呼び出しを食らったか。
先々週は週に4日(火〜金)、先週は週に3日(火〜木)が”突然”自宅保育になりました。今ってコロナ禍だから、保育園側もナイーブなんですよ。病児保育も閉鎖しているし、熱が37.5℃を超えた場合は、熱が下がってから2日間は自宅待機になるんです。
そんな状況の私に、「リモートで良かったね」と言う人がいますが、本当にその言葉は良くない。別にリモートだからって、なーんにも良くないんですよね。
小さい子どもが家にいたら全く仕事にならない。仕事と保育を夫と交代でこなしていても、自分が計画していた仕事は半分もできません。しかも、保育時間を勤務時間として計上するわけにはいかないので、子どもが寝た後に残業して帳尻を合わせます。23時くらいまでやってようやく勤務時間が追いつくような、そんな状況になってしまうのです。仕方がないけど、しんどいです。

4.周囲への罪悪感、そして敗北感

こんな状況だから、満足に仕事はできていません。
復帰して半年経ちますが、毎日ヘトヘトで「今日も頑張ったな〜」って思っているのに、「今日はガッツリ仕事できたな〜!」と充実感を覚える日は数えるほどしかありませんでした。
しかも子どもの急な呼び出しや休園で、会議をパスしたり、仕事を突然休んだりすることも多々。私の働いている組織は本当にみなさん温かくて柔軟だから、広い心で受け止めてくれるものの、申し訳ないなと思うこともたくさんあります。
仕事でも「もっとやりたい!」と思うことはたくさんあるのに、100%で取り組めない現状と、それに対して子育てを言い訳にする自分。何だか自分に負けたような気分になります。

それでも頑張ってこられた理由

ここまで書いてみると、いかに自分が大変だったかを伝えたいだけの文章に見えます。…正直それもあります。本当に子育てと仕事の両立は、自分が思っていたよりも大変でした。

でも、この半年間頑張れて来られた(生きてこられた)のは、間違いなく何か理由があると思うのです。
おそらく私の場合、内的な要因は「自分の理想像に近づきたいという思い」。
そして外的な要因は
夫の協力、②家族のサポート、③職場の理解、④同じチーム内のママさんの存在・・・このあたりが要素として効いているなと思います。

こういった要素を少しずつ紐解いていくことで、ワーママ×キャリアを考えていく糸口が見えてくると思うのです。そして探究は続く。


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