学生の心が離れていく行動3つ
こんにちは。わたしは現在アメリカの大学野球部でコーチをしています。
過去にはカナダの大学でもコーチ、日本の高校で野球部の監督をしていました。
学生と接する中でわたしの体験談などを含めて学生と接する上でやってはいけないことを解説します。
1. 学生に対して時間、約束を守らない
学生に対しては時間に遅れたり、約束を守ることに対して厳しい一方で、自分に対しては甘い先生、指導者は少なくないです。
心のどこかで「指導する側は特別」と考えていませんか?でも、そういう行動こそ、学生は見ています。
自分が逆の対場なら、
・時間や約束を守る大人
・時間や約束を守らない大人
どちらが信用できますか?言うまでもないですね。
こういう行動が多いと、学生は「説得力ないな」、「自分たちは大事にされていないな」と感じます。
そして、指導者の見ていないところで時間や約束にルーズになります。なぜなら大人ができていないからです。
学生に対しても一人の大人として、時間や約束は守るようにしたいものです。
2. 自分が間違っていても謝らない
大人も人間ですから間違いや失敗はあります。その時に素直に謝れるかが大切です。
学生の前で失敗をしたときにごまかしたり、知らないふりをしたり、最悪の場合は学生のせいにしたりする人がいます。これでは信頼は得られません。
学生に対して、失敗を認め、そこから成長してほしいと考えるなら自分も姿でそれを見せるようにしましょう。
3. 言いやすい学生にしか言わない
これも良くあります。組織内で許されない行為があったときにはそれが誰であってもいけません。
言いやすい学生には言い、言いにくい学生には言わないなどのことがあればすぐに学生は気づきますし、組織は崩壊します。
スポーツであれば主力だとかそんなことは関係ありません。むしろ主力の選手や言いにくい相手にこそいうことで組織の緊張感は高まります。
わたしは立場の弱い学生にこそ、丁寧に、主力や力のある学生にこそ厳しく対応するのがチームリーダーとしての責任だと考えています。
まとめ
以上3つを実践すれば、おそらく学生はついてこないでしょう。そういう人に限って「今の若者は・・・」とか「親の指導がなっていない」とか人のせいにします。
今の学生でも尊敬できる大人には、心を開き、ついてくるものです。
逆にこの3つの逆が実践できていれば、信頼される要素は増えるでしょう。
基本的には
「学生を一人の人として大切にする」
「相手の気持ちを考える」
「学生に対してなってほしい姿を自らが実践する」
という姿勢があれば自然と取れる行動だと思います。
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