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ブラジルに進出している日本企業リスト

世界の感染者が1000万人を上回るなど新型コロナウイルスの感染拡大が続いています。その中で特に感染拡大が深刻な国の一つが、ブラジルです。

少し古い用語ですがBRICsの一角として知られるブラジルは、人口は2億人以上で、今後の経済発展が期待される地域でもあるため、多くの日系企業が進出しています。新型コロナウイルスの状況は心配ですが、将来性への期待が高いブラジルには、どのような企業が進出しているのでしょうか。

企業の海外進出の方法とは

日本企業が進出する方法とは、どのような形があるのでしょう。駐在員事務所や海外支店を作るケースもありますが、最も一般的な方法は現地法人を設立する方法です。

そこで今回は、有力5000社あまりの海外現地法人を調査した、東洋経済新報社の「海外進出企業総覧」から、ブラジルに、規模の大きな現地法人を設立している会社をリストにまとめ、紹介します。ブラジルには、アンケート調査の回答ベースで、合計466社の進出企業があるので、すべての企業を紹介することはできません。そこで、資本金の大きさに着目し、規模の大きい現地法人の上位20社のリストを紹介します。

ブラジルリスト

トップ2は、損保ジャパンと東京海上日動の損害保険会社2社で、金融という業種の特性もあり資本金が大きいため、上位になりました。

真にグローバルなメーカーを探す手助けに

金融以外の上位どころには、日本を代表する大手メーカーが並びました。これらの会社はブラジルでも、一定のシェアや生産量を獲得していることが予想されます。地球の裏側のブラジルで事業展開しているくらいですから、真のグローバル企業を探すうえで参考になるかもしれません。

国内マーケット向けのイメージが強い食品メーカーながらも、ブラジルで50年以上も現地法人を展開しているという味の素は、日本を代表するグローバルな食品メーカーといえると思います。電動工具メーカーのマキタのように、比較的ニッチな製品ながらも他社にまねできないを製品があるメーカーも強いことがわかります。

海外進出企業データ」を活用すれば、ブラジル進出企業の全社リストが入手できるほか、日本企業の出資比率や従業員数、進出目的なども収録しています。世界各国の進出企業リストを調査したい場合は、こちらのデータが参考になります。

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