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ヘンテコノミクス② (行動経済学)

 みなさん、おつかれさまです。ポケっとです。今回も行動経済学について投稿しようとおもいます。

①メンタル・アカウンティング

心の中でお金の価値を計算することを「メンタル・アカウンティング」といいます。これまでの経済学の考え方でしたた同じ新品の本なら買ってももらっても同じ価値、一万円と5千円だったら当然、一万円のほうが価値が高いとされてきました。しかし、例えば、同じ本をあげる場合でも、友達からもっらたものより、自分でお金を出したほうが大切に思えたり、財布がないときにお金が抜き取られた場合、一万円を抜き取られるか、亡くなったおばあちゃんから古い5千円札を抜き取られたとき、どちらであってほしいでしょうか?このように私たちは無意識のうちに、入手方法や状況に応じて、本来に金銭価値とは異なる独自の優先順位をつけることがあります。このとうな心の働きを、行動経済学では「心の会計(メンタル・アカウンティング)」と呼んでいます。

②アンカリング効果

お金を使う場面で、非合理な判断をしてしまうことを、行動経済学では基準をアンカー(錨)にたとえて、「アンカリング効果」とよびます。例えば、セレクトショップ好きなAが大好きなアルベルトでは、15000円から12000円に値引きした総柄のネクタイを購入したのではなく、20000円から12000円に値引きしたアルベルトと同じような総柄のネクタイをジーノで買ってしまいました。私たちは同じ価格の同じ商品でも基準となる情報に左右されて、価値の大小を判断してしまうのです。今回の場合では、「普段の価格がアンカーとなったため、たとえ同じ値段であろうと、いつも高い値付けしているほうが差額の分だけお買い得に見えてしまったわけです。


③おとり効果

選択肢を生み出すことで、市民権を得ることを「おとり効果」といいます。この文章だけではわからないと思うので例を示したいと思います。30年前にホームベーカリが登場したのですが、なかなか売れませんでした。でも、自分で競争相手を作ろうと上位機種のホームベーカリを売り出しました。そこから、最初に出したホームベーカリが売れ出しました。このように「買うか買わないか」という対象から「どりらを買おうか」という対象に変化させ、見事大ヒットになりました。このように一つで価値を決められなかったものでも、おとりとして新しい選択肢が追加されたとたん、その物が市民権を得たかのように感じて、どちらの選択がよいかという問題に置き換わったのである。


このように私たちはお金に関することになるとヘンテコな行動をしてしまうのです。また紹介しますので、よろしくお願いします。






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