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オンラインコミュニケーション  ベーシックスキル (本編1-3)

オンラインコミュニケーション ベーシックスキル
(たくさんあるので徐々に書き足します)が、このページでは本編1の3を書いていきます。

1.だれに何を伝えるのかを理解する

2.どうやって伝えるのかを整理し段取りする

3.機材やアプリに楽しく慣れていく

4.オーディエンスの注目と集中を得るヒント

5.声・表情・ジェスチャーをカメラリハーサル

6.  トーン・テンポ・音圧の方程式

7. 話す前に、相手の本音をヒアリングしておく

8. 3密・5密を避ける

9. シンプル&スタイリッシュ&ラブリーで最強

10.伝え方の型を使おう

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1.だれに何をどう伝えているのか理解する

基本的に人は目の前にいる人に話してるつもりでいますが、実は、それは自分がイメージしている「相手」であり、本当の相手の受容能力を理解しながら情報を処理し、コミュニケーションをとっているとは限りません。
たとえば、昔の同級生に再会して、「やあ、久しぶり!」と声をかけても、
そこにいる「相手」はすでに自分のことをすっかり忘れていて思い出せもしない。「相手」は現在のことで頭がいっぱいであり、昔話に花をさかせたいあなたの話題には一切興味を示さない。よくあることです。

こうした「過去のイメージ」にとらわれて話をすると、「意思のすれ違い」がおきます。
意思のすれ違いが起きることの原因は話し手責任・聞き手責任の面から考えると、日本では「聞き手責任」に重きがおかれてきた風潮があります。しかし、現代社会でこの聞き手責任だと相手に押し付けるだけではコミュニケーション能力そのものを問われることです。

家庭内でも、人の話をじっと聞ける家族が多い家と、なんでも聞き流してしまうまたは聞かない家族が多い家では、おのずとコミュニケーションの結果も違いますし、また受験や就職、伴侶との新生活といった、人生によくある節目さて、お互い納得して迎えられないこともあり得るのです。

だれに、なにを、どう伝えているのか、「話し手」であるあなた自身が理解してるかどうかを認識しながらコミュニケーションする。それは、どんな場面においても最初の一歩です。


3.デバイスや機材に慣れておく

今やZOOMやWEBEXなどオンラインミーティング用のアプリをが一般的になってきて、だれでも簡単に無料で人とつながる時代になりました。この世界的パンデミックにおいて、ネットビジネス、デリバリーそしてオンラインアプリ事業は急成長しています。もう会議は一つの部屋で何時間も詰め込まれなくてもいい時代。すでに効率化が進む企業はそもそも30分単位で会議を設定していましたが、このオンラインミーティング流行りで、さらに加速し、15分単位の倍数で区切る企業が増えています。わが社でも当初は3時間かかっていた全体会議を、最近は半分の1時間半にすることができています。やればできるじゃない!という感じですが、それはオンラインだからできるようになったとも言えます。一つ確実に言えるのは、ビジネスのオンラインミーティングと一般のオンラインミーティングはだいぶ性質が違います。一般のオンラインミーティングは、ビジネスのようにシビアな時間縛りもないし、仲間によってはドタキャンもOKでしょう。参加者はある程度、デバイスや機材に慣れておくことが重要で、その慣れ方や楽しみ方には個人差があります。そして感情を伝えるのが得意なリアル会議、情報を伝えるのが得意なオンライン会議と、会議一つとっても差は歴然とでてきます。

 日新月歩のアプリはもちろん、ネット環境のチェックなど、なるべく最新のデバイス、最速のネット環境であることにこしたことはありません。
私は中古のスマホをいくつかもっていて、それをバックアップ用に動かしてはいますが、メインの機材やデバイスはなるべく最新にしています。
なぜか。それは今後、5Gやらなんやら社会インフラが進むにつれ、古い機材では、設定がややこしくなったり、送信画像が止まったり、ストレスになるばかりです。会社でネットを整える専門部署があるならまだしも、家庭でさくっと、お父さんはネットで調べもの、お母さんは料理動画、子供たちがネット動画アップロードとダウンロード、などなど、それぞれネットの恩恵を等しく受けるべきなのです。そのためにも、常々アンテナをはって、あたらしい機材にできるだけ触れ、あたらしいアプリの知識を得ることで、社会から隔絶される可能性を防ぐことになります。友人親戚とこれからh「オンラインで会えばいいね」という時代になりました。もちろん「リアルでも会いたい」と思ってもらえるかどうかは、普段の行い次第です。オンラインでいいねというレベルの人と、リアルでぜひ会おうという関係になれるかどうかは、これからの人生の品質(QOL)に直結していく大問題です。

 オンラインではじめましてと挨拶をしてから、その次のレベル、リアルの関係になれるかどうかは、私たち次第。
 実はこれは人類の未来に関わる重要なことで、生まれてから亡くなるまで、人と接するのはすべてオンラインという人がでてくる可能性があります。

 家族はリアルで会うべきという概念も変わりつつあります。かく言う私も、このオンラインコミュニケーションがここまで早く浸透するとは驚きですが、離れて暮らす家族とは数か月1年、オンラインでしか会わなくても寂しくなくなりました。テレビ電話、チャット、疑似居体験ロボットなど、その場に居なくても、バーチャルですべてが「ある程度」事足ります。
 今後、妊娠・出産という人類の子孫繁栄にとっては最大のテーマの一つも
下手すると遠隔、バーチャルで行う人や国がでてくる可能性もあるでしょうか。
 この速さは今後益々加速しそうな勢いです。2010年地球人口の1/4,がインターネットにつながっていました。2017年には半分の人口がネットにつながりました。あと数年以内に残りの半分、42億人がインターネットにつながれば、本当のグローバルコミュニケーションがはじまる予定です。益々人々は豊かなコミュニケーションの恩恵を受ける時代に入ります。

 老いも若きも、最新の機材・デバイス、そしてアプリ、ネット環境を取り入れ、慣れていくべきですし、同時にリアルとは真逆のコミュニケーションスキルを磨いておく必要があるのです。
 触ったことがない、慣れてない、は、それこそリアルな社会からデバイス(隔絶)される危険も孕んでいそうです。

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