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安定のバターチキンカレー

先ほどまで生姜とニンニクの香りが充満していた我が家ですが、今はスパイスの香りに包まれています。
そうです、今日はカレーです。

市販のカレールーを使った家庭的なカレーも大好きなのですが、今日はスパイスを使ったバターチキンカレーです。
取り立ててこだわりがあるわけではないのですが、数年前に友人から教えてもらってこのレシピが自他共に好評で、我が家では定番になっています。

今でもその友人はお店で出しているメニューなので、残念ながらレシピは公表すると怒られてしまうんですが……
ザッというと

ヨーグルトに鶏肉を漬け込んで
玉ねぎとバターとニンニクと生姜とスパイスを炒めて
トマト缶を加えて煮詰めて
ヨーグルトごと鶏肉を加えて
塩と砂糖で味を整える

的な感じです。
スパイスはクミン・ガラムマサラ・レッドペパー・ターメリックなど、6種類を混ぜています。

これがもうハチャメチャに美味くて、何か中毒性のある粉でも入れてるんじゃないの? って思ってしまうくらいなんですが、自分で作ってるので入れてないです、小麦粉も入れてないです。

一昨年、実家に半年ほど帰っていたのですが、『毎週火曜日はバターチキンカレーの日』と定められ(近所のスーパーで火曜日が肉の特売だったので)寸胴鍋で作らされていました。
母の友人の家の食卓にまでカレーが並び、「福岡に帰る前に教えて!」と、作り方を教わりにくる人までいました。
でも前にも書きましたが、料理はあまり得意ではないんです、私。
しかも、人から教えてもらったレシピなので、”他人のふんどしで相撲とってる感”しかなかったです。
なんか申し訳ない……

ちょっと話は逸れますが、「作った人の顔が見えるごはん」って、なんだか美味しく感じません?
(この人が作ったから嫌、とかもあるかもしれないけど……)
私は自炊も外食も同じくらい好きなのですが、時々思うんですよね「人間が作ったご飯が食べたい!」って。
もちろん誰かが作ってくれているので、マックだって人間が作ったごはんに変わりはないのですが、そうじゃなくて「この人が作ってくれたごはんなんだ〜」って思いながら食べたい時ってないですか?

科学的根拠を無視して話をしますが、たとえ簡単な料理であっても「美味しくなあれ」が詰まっているのを感じると、やっぱり美味しいんですよね。
チェーン店の安定した味も好きだけど、そんな「美味しくなあれ」がどうしても欲しくて、食べに行くお店があります。

それはちょっと「母の味」と意味合いが似ていて、料理の背景にストーリーを感じるからなのかもしれません。
食卓に何を出しても「美味しいよ!」と食べてくれる旦那は、料理そのものも好きかもしれないけど、私の「美味しくなあれ」を感じてくれているのかな、なんて思ったりしています。

最後に写真を。
美味しそうに撮れなくてすみません。
見栄えはあれですが、2合ペロリでした。

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