記憶の中の君はいつだって素敵だ
「人は思い出を美化する傾向がある」のはわかっていたけれど、自分に限ってそんなことはないと思っていました。
まあ、私のnoteを何個か読んでくださっている方ならわかるかもしれないのですが、私は割と、ちゃんと、”標準的”だと思います、良くも悪くも。
いや本当は、ちょっと先進的な価値観を持っていて、それをnoteに書いたりして皆さんから「スキ」をもらいたいのですが、考えれば考えるほど普通なんですよね。
仕方ないけど。
話を戻すと、「私に限って」というのは、だいたい当てはまってしまいます。
思い出を美化するのも、私自身は「私に限って」と思っていたけれど、そんなことはなかったです、という懺悔です。
かなり昔にお付き合いをしていた彼氏で、嵐の二宮くんと向井理の中間のような顔面の方がいました。
私自身は特に嵐のファンというわけではないのですが、パズドラのCMをみては元彼を思い出し、昨年の二宮くんの結婚発表の時には意味もなく胸を痛めたりしました。
筋違いもいいところですよね。
その彼と別れてからはずっと会う機会もなかったので、元彼の顔よりも二宮くんをテレビで見る回数の方が圧倒的に多く、そこに「二宮くんに似ていた」という情報が紐付けされ、二宮くんを元彼のように思ってしまう瞬間があったんですよね。
「二宮くんだ!」
「元彼に似てる!」
「二宮くんは元彼だ!」
頭おかしいですよね、すみません。
大丈夫です、ちゃんと現実世界に戻りますので。
とまあそんな感じなので、久しぶりに発掘した元彼の写真を見て驚きました。
二宮くんにも、向井理にも、似てねぇ!
決してブサイクとかではないのだけれど、似ておりませんでしたよ、どちらとも。
人間の記憶なんて適当なものです。
自分に都合のいいように修正されて行くんだなぁ、と、しみじみ思いました。
ちなみに何ですが、私は『自分が付き合っている人がカッコよく見える魔法』にかかっているらしく、私の目には旦那がめちゃくちゃイケメンに映ります、たぶん普通くらいなんだけど。
旦那は私が今より15kg以上痩せていた時の写真を、自分のスマホのロック画面に設定していました。
申し訳ない気持ちでいっぱいだけど、アイスは食べます。
今日はここまで。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!