2.薬と医療のはなし

献血のススメ

献血に行きませんか?

こう社会が混乱したり、大きな災害があった時などは、どうしても血液が不足するんです。
「足りないなら作ればいいじゃないか」と思う方もいらっしゃると思うのですが、人工血液の研究等のはまだ研究段階で、人間に使用できるものは今のところないんです。
なので、全国の献血センターでは、毎日毎日血液を必要とする方のために、献血を呼びかけているんです。

とはいえ、誰でも献血できるわけではありません。
当日の体調がいいことはもちろん、渡航歴や既往歴などによっては断られる場合もあります。
(詳しい内容はこちらhttp://www.jrc.or.jp/donation/about/refrain/

献血をしたことのある方はご存知かと思いますが、献血にも種類があります。
私は最近は成分献血で血漿をとることが多いです。
成分献血は一旦採取した血液を分離機にかけて、必要な成分だけをとって残りを戻します。
赤血球は返却されるので、全血をとる場合に比べ、後の疲労感が少ないような気がします。(個人の感想です。)
ただ、”戻し”の時間があるので、時間はかかります。
最初の問診から考えると1時間半〜2時間程度でしょうか。

全血400mLも何度かとったことがありますが、とるだけなら正味15分くらいでしょうか。
その後の休憩を20〜30分くらいみた方がいいので、1時間以内には終わると思います。

健康状態に不安のあった時期もあり、久しく献血から遠ざかっていたのですが、去年あたりからまた献血をするようになりました。
体調が悪かったり薬を飲んでいたりで献血できない状態があったからこそ、「できる時にはやっておこう」と思ったんですよね。
あとこれは完全に自己満だけど、普通に生きているだけなのに血をとったら誰かの役に立てるなんて、お手軽に自己肯定感が上がるじゃないか! と常々思っています。

もし「自分に何かできることはないかな?」と思っている方がいたら、献血を考えてみてくれると嬉しいです。

よく献血に行くよ! という方は、ぜひこちらを登録してみてください。
https://www.kenketsu.jp/Login
次回の予約や検査結果の閲覧など、便利に使えます。
ポイントを貯めたら何かと交換できるみたいです。
(何なのかはわからないけども!)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!