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耳。

次女(4歳)は所構わず、いつ何時でも私もしくは主人の耳を触ってくる。
 
朝起きた時、着替える時、ごはんを食べる時、幼稚園へ行く前に、
帰宅してすぐ。。
彼女の目の前にチャンスがあれば、ここぞとばかりに触る。

以前彼女に触る理由を聞くと、
「冷たくて気持ちがいい」という理由だった。
安心感と身長的にもちょうどいい感じに目の前に触って気持ちのいい物体が
現れるので、反射的に手が伸びてしまうのかもしれない。

彼女が生まれるずっと前に電車に乗っていてこんな光景を見たのを思い出した。
真向かいに座っている親子の子供がずっとお母さんの耳を触っていた。
その子のお母さんは子供が小さいのでやや変な体勢で座って、とても座りにくそうだな。嫌じゃ無いのかな。と思いながら電車に揺られていたのを思い出した。

昨日も私の耳をガンガン触ってくる次女の姿を見て主人に、「よく嫌じゃ無いね」と言われた。

全く嫌でなかったし、むしろ触られているという感覚はなかった。
私の中で、次女に耳を触られる行為=生活の一部になっていた。
きっと電車に乗っていたお母さんも耳を触られることは生活の一部になっていたのかもしれない。

いつまで次女が耳を触り続けてれるのか分からないけど、
この子供の時だけの面白い習性と生活の一部を思い出として忘れないでいたい。

我が家には耳にまつわるエピソードが他にもある。
その話はまた書こうと思う。





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