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晴れの日も雨の日も#186 ダルマ✕願掛け✕大峰山修行

我が家は今年は慶事続きだ。
息子#2のところは第一子誕生に続いて新居落成。
結婚が決まった娘#4は、双方の親の顔合わせ、入籍とも無事完了。11月の挙式を待つばかりだ。
よし、盛大にお祝い会やるか〜ということで、遠地東京在住の娘#1を除く大人9名+赤ちゃん1名のながいファミリーが集結し、大BBQ大会を開催した。

①細君②息子#2③そのツレ④その子⑤娘#3⑥そのツレ⑦娘#4⑧そのツレ⑨娘#5 右奥のジジイ:私

この娘#4の新郎は営業系のサラリーマン。上記メンバーで教員系以外は、私と彼の二人だけだ。柔道の全国選手で可愛げ・愛嬌も抜群。前途有望な好青年だ。
現在は群馬県高崎に住む彼、本会に参加するに当たり、いろいろおみやげを買ってきてくれた。さすが営業マン。

息子の赤ちゃんにもおみやげがある。高崎ダルマだ。
各種選挙に付き物の選挙ダルマの90%が高崎ダルマだとか。だるま弁当も有名だ。なるほど高崎とダルマは密接なのかもしれないが、新生児のおみやげにダルマ?オモロイもん買ってくるなあ。
なんでダルマ買ってきたん?
いや、健康にすくすくと大きく育ってくれたらいいなあと思って、と。
彼の実家は熊本の道場なのだが、神棚に必勝祈願で飾るとか、そういう文化風習伝統があるのかしら。

高崎だるま from#4新郎 to #2Jr.


実は息子が小学生の頃、私もヤツにダルマを買った。それから数度の引っ越し乗り越え、そのダルマは今も我が家に現存する。
裏側には「おとうさんが休みのときはマラソンをする」と書いてある。片方の目しか黒く塗っていない。残念ながら完遂しきれなかったのだろう。

約30年弱前。オヤジから息子へ。しかし、かなんオヤジやなー😂

これを機に、この古ダルマも新ダルマと並べて息子の新居で飾ってもらうことにした。ヤツももう十分一人前。該願いの成就云々とは別に古ダルマの両目を黒く塗って手交した。新ダルマについては、どんな願いをかけるのか、片目をいつ塗るのか、それはもちろん息子夫婦次第で私が口出しすることではない。

話は飛ぶが、「だるまさんがころんだ」という遊びがある。おそらく全国区かつ世代を超えた遊びで、知らない人はいないのでは?
小学生のミニバスケットボールのコーチをしてた頃も、時々子どもたちとこれに興じた。他愛もない遊びだが、きゃあきゃあ言いながらやったことを思い出す。
関西では「ぼんさんがへをこいた」という言い方もする。私の育ったガラの悪い下町だけだろうか。


ダルマは言うまでもなく達磨大師がそのモデルだ。面壁九年、壁に向かって座禅を9年続けている内に手足が腐ってしまったという伝説がある。それに端を発し、今の手も足もないダルマが作られるようになったらしい。
「手も足も出ない」というのはいわゆるお手上げ状態を言うが、ダルマは手も足もないことによって、逆に七転び八起きを体現している。不撓不屈、スラムダンク風に言えば「諦めればそこで試合終了ですよ」。できるまでやり続けるのが成功する秘訣だというのはよく聞くところだ。

転んでるのが7回なのに8回も起きられへんやろ、というご指摘については、下記凡筆堂さんの記事をご参照頂きたい。

ダルマ、七夕の短冊、いろんなものに人は願いを掛ける。若い頃の私は願いを成就させるのは自分の努力だと思っていた。ま、間違っているとは言わないが、最近、ことはそんなに単純でもないような気がしている。
神頼み一本槍だ!とも言わないが、神様との対話も欠かせないと思うようになった。
特に、正しい願い。心の底からの願い。そういうところを神様は見ておられるのだと思う。

さてさて、ながいファミリー諸氏の大願が見事成就するよう特大のダルマでも新調するか?


先週末は、大学水泳部先輩が指揮する大峰山修行ツアーに参加。断崖絶壁から身を乗り出す「西の覗き」や早朝水行(水温11℃!凍える寒さ!)に初挑戦。心の穢れを落とし別人に生まれ変わった。

かな???

ま、願掛けくらいは勝手だが。

左:西の覗き。めちゃコワ!写真はネットより  中:女性2名含む総勢12名で水行  右:生涯初ふんどし!

今日も最後までお付き合い頂き誠にありがとうございました♬ 長井 克之

コーチングのご相談などご連絡等はこちらに→nagaib61s83@gmail.com
(グチ、やり場のない思いやイライラ、悩みなどもどうぞお気軽にメール
 下さい。しっかり受け止めます。皆様の「心のゴミ箱」としてご利用
 頂き、「心のオアシス」を感じて頂ければ誠に幸甚です。)

<予定(但し、臨時差し替え頻発😂)>
#187 願いを叶える前編
#188 願いを叶える後編
#189 I兄ちゃんのこと

(つづく)

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