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晴れの日も雨の日も #193 男は度胸も愛嬌も
昔は、「男は度胸、女は愛嬌」と言った。最近聞かない。
ジェンダーの問題が取り扱われる中で、こういう言い方はNGになったのかもしれない。
もう1年半ほど前に「男らしいってなんだろう前編」「後編」やそれを受けての「些事に神々は宿る」という記事を書いた。
「男とは」という概念が時代とともに大きく変質しつつあり、場合によってはそういうことを語ったり論じたりすること自体、やや抵抗感があったりする。価値観の多様化ということからも「男ってこうあるべき」という画一的なことを言うのはいかがなものか、なのだろう。
「オレはこんな男でありたい」というのは、もちろん世のオトコがそれぞれ一人一人考えて頂ければいいのだが、たとえば私は、「男に惚れられる男」でありたいという思いがある。ますます曖昧で抽象的感覚的になった感じだが、度胸のある男というのはその一面だ。
度胸とは。
解説weblio辞書によれば「恐れない心」とある。英語にすればcourageとかboldness、braveとかになるらしい。なるほど。勇気に近い感じかな。
私は、これに加えて、キッパリとした、とか、スパッと割り切った感じ、ウジウジしていない感じをイメージする。
先のことなんか誰にもわからない。不安になるのは当然。迷いだってあるかもしれない。
でも、やると決めたんなら全力でバチッとやろうぜ。
全身全霊でドーンとやろうぜ。
そういう人はカッコいいと思う。そういう人に憧れるし、なりたいと思う。
「決めればできるんだが、決めるまでが難しい」ということなら、私がコーチングでサポートしましょう😂
さて、それが「男は度胸」というイメージなのだが、それは自分が男だからそう言っているのであって、そういう女性がいても全然構わない。惚れてまうやろー、と言うかもしれない。
でも、男にしても女にしてもそれだけではオモロない。そこで愛嬌なのだ。なんかコイツどんくさいけどカワイイなあというヤツ。
しんどいはずやのにニコッと笑って周りを和ませてくれるようなヤツ。
結構キツイこと言うけどなんか憎めんなあ、なんてなればサイコーだ。
別に人の機嫌をとってまわれと言っているわけではない。心にゆとりがあって、自分のことだけで心が占められてなくて、他人のためのスペースも心の中に持っている人。そういう人が愛嬌があるのでは、と思う。
そんなことから、私は若い頃「男は度胸も愛嬌も」とよく言っていた。今は、主語は男でも女でもいい。むしろ、「男も女も」かもしれない。度胸と愛嬌を兼ね備えた人ってステキだなあと思う。
よし、これからは「男も女も度胸も愛嬌も」に看板を替えよう。なんか「も」だらけの変な看板だが。これもご愛嬌だ。
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今日も最後までお付き合い頂き誠にありがとうございました♬ 長井 克之
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<予定(但し、臨時差し替え頻発😂)>
#194 感情を扱う
#195 【創作SS】噛み合わない。。
#196 四則演算で生きる
(つづく)
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