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晴れの日も雨の日も#196 四則演算で生きる

足し算・引き算・掛け算・割り算。
わたし算数キラ〜イ、という方も少なくないかもしれない。
note界の住人は、文章を書いたり読んだりすることが好きな人が多いとお見受けしている。たぶん国語はみなさんお得意だったのだろう。そういう文系人間は得てして理数系は苦手、ということがあってもおかしくない。
が、ご安心あれ。本記事は算数のお話ではない。むしろ感情の取り扱いの話だ。


プラスの感情は足し算にしていきたい。
自分が嬉しい時はそれを誰かにおすそ分けしたい。おすそわけしても自分の嬉しい気持ちは減らない。むしろ、相手とその感情を共有できれば足し算で増やすことができる。1+1で2、もしくはそれ以上になる。

はずだが、一つ間違うと2にならないこともありうる。
たとえば自分の「嬉しい」が相手の嫉みや妬みを引き起こすケース。
下手をすると相手のマイナス感情がこっちにも移り、結果として1+1が0以下になったりする。

なんでこんなことになっちゃうのか。
ひとつには、自分の嬉しさが自分だけの独りよがりのものだったということもあるかもしれない。そして重要なのが、相手と共有できる関係になっていたのか、ということだ。普段からの関係づくりの問題だ。信頼関係を構築して初めて共有→足し算効果が得られるのだと思う。


その関係が強固な信頼関係だとしたらどうか。
自分の喜びを相手が我が事のように喜んでくれたら自分もさらに嬉しくなる。鏡の法則で喜びが自分に帰ってくるのだ。そうなるとまた別の機会には相手が相手の喜びを展開してくれる。自分も嬉しい。さっきと同様、また二人の間で嬉しさが倍増する。
こうなってくると1+1が2以上になるというより、掛け算でどんどんプラスが大きくなっていく感じだ。


マイナスの感情はどうか。
泣きたい時にそんな思いを分け合える人がいると、それだけで自分の泣きたい気持ちは和らぐ。泣きたくなった事実そのものは変わっていなくても、その捉え方が変わってくる。今度は引き算だ。

結婚式のスピーチなどでしばしば言われるが、「共に喜び合うことで喜びは倍にし、悲しみや辛さは二人で共に背負うことで重荷を分散する」ようなパートナーシップができれば、人生鬼に金棒だと思う。


足し算・引き算・掛け算まで来たが、割り算はどうか。
たとえば、どこから手を付けたらいいかわからないような問題に直面することがある。自分の手に余るような大きすぎる問題。でも何かを始めないと、手をこまねいていてもしょうがない。
当然いろんな考え方があるが、たとえばそのどでかく見える問題を、いくつかのパートに分解することはできないか。どこまでブレークダウンすれば自分にアプローチ可能な大きさになるかを考えるという意味では割り算的思考と言えそうだ。


微分積分や三角関数といった高等数学は使えなくても、小学校で習った四則演算をちょっと応用すれば、人生をよりよく生きるヒントがありそうな気がする。ちょっとこじつけかな笑。

一昨日は夕食担当。突然子供たちが動員され8人懇に。肉団子甘酢あん・鶏唐揚・マカロニサラダを8人分!ミンチ1kg、鶏もも1kgを軽く消化。細君のこれまでの苦労に思いが及ぶ。

今日も最後までお付き合い頂き誠にありがとうございました♬ 長井 克之

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<予定(但し、臨時差し替え頻発😂)>
#197 心の動き
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#199 男の人生

(つづく)

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