「晴れの日も雨の日も」#46 臨時投稿   アラカン密会報告

アメリカミシガン在住のyahoiさんが3年ぶりに日本に帰国され、大阪にもお越しになられた。
yahoiさんと私は同年生まれ同級生の61歳。アラカンnoteメンバー有志で密会することとなった。が、紆余曲折あり、結局yahoiさんと私のサシの初デートとなった。
yahoiさんは知る人ぞ知る、マッチングアプリで鍛え抜かれた歴戦のツワモノである。私は戦々恐々としながらナマyahoiさんとのお目見えを心から楽しみにしていた。
yahoiさんからの勧めもあり、細君に同席を打診したが、顔中を顰めながら「何それ、きしょくわる。そんなん行けへんわ」とけんもほろろの反応だった。noteというSNSでしか知らない人と飲みに行くということ自体が信じられないというわけだ。ま、私も一昔前なら同様の反応をしただろう。
でも、noteはTwitterやFacebookとは違って、文章で自分をしっかり表現する世界だ。記事を継続拝読したり、相手の投稿にコメントを入れ、それに対する相手のコメントを見たりしているうちに、何となく相手がどんな人かイメージがある。だから、私には細君がいうほどの違和感はなく、むしろ実物がどんな感じなのか、イメージとどのぐらい違うのか見てみたい、との思いの方が強かった。
結果は全く想像通りだった。その内容は当日ご本人にもフィードバックしたが、ご本人からも「その通り」とのご回答を得た。ここではそれについてはあえて明かさない。それはまた読者諸兄がミシガンまで出向くなりして、是非ナマyahoiさんとご対面の上ご自身で確認頂きたい。

さて、yahoiさんとの会話は、無手勝流を基本として望んだ。noteで知るyahoiさんなら談論風発間違い無しとは思っていたが、万一、実は無口で話の次穂に困る、ということがあってはいかんので、一応、為念、想定アジェンダを整理しておいた。
結局ノンストップの会話であっという間の濃密な2時間半だった。聞けば前日は鹿児島で朝の4時まで友人と話し込んでおられたという。私との密会もいつ終わるともわからん気配も漂っていたが、私にしては珍しく(?)大人の判断で余韻を残して閉会した。
想定アジェンダは次の通り。当日の様子を少し振り返る。

1.noteという世界について:その魅力。やっている意味。継続していることへの感想。
2.noterについて:好きなnoter。その魅力。自分の好きな・目指すスタイル
3.お互いの生い立ち・素性・人生の主要イベント・思い出
4.同級生ならではの時代共有感:あの頃流行った歌、テレビ、マンガ、本
5.yahoiさんの亡夫と今のお相手の話
6.これは必然的に夫婦観とか男女観の話になる
7.ということはさらに必然的に拙宅のことにも話が及ぶ
8.その場合は、必殺&得意のフルオープンスタイルで臨む覚悟の準備

で、蓋を開けてみると、1.2.3.4.ともほぼ無し(いやもちろん0ではないが。正確に言うと、記憶に残るほどのインパクトのある話は無しというべきか)。
ほとんど、5.6.7.に終始し、中でも7.については、やや集中討議の感もあり、貴重なご意見やアドバイスも頂いた。中には「えー、そんなん絶対ムリ」という赤面もののお話もあった。8.の準備をしておいて良かった。ホッ。

以前拙noteにも投稿したが、夫婦問題は夫婦にしかわからず・解決できず、デリケートで深遠だ。拙宅のことは私と細君で考えていくしかない。
コーチングを学んでいる私の基本的スタンスは「相手の価値観を大事にする」ということであり、細君とのことも同様に考えている。
また、37年の結婚蓄積の上に現在の状況があり、16年半に及ぶ単身生活もそこには色濃く影響している。そういう積み重ねも踏まえて無理の無い考え方をとっていく必要があり、勝手な自分だけの思いやあるべき論だけで性急な方に走るのは百害あって一利なしだと認識している。
そんなことを言っていると、何だか知らないうちに一生終わってしまうわよ、的なこともyahoiさんからご指導を受けた。このご指導は真摯に受け止めてできることを進めていきたい。

拙noteは、コーチ業を行なっていく上での発信・クライアント探しというのが元々の一丁目一番地なので、フルネーム顔写真入りでアカウント登録しているし、細君もいつ見ているかわからない。興味なさそうな顔をしているが、実は全部読んでいるかもしれない?そういう制約条件の中で書くとすると、ややスカスカではあるが、上記が記載のほぼ限界であった。
yahoiさん、楽しかったね。ありがとうございました。引き続きよろしくお願いします。

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